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魔術掲示板や魔術通信室で良く受ける質問について、私なりに回答をまとめました。主にこれから魔術をはじめる方を対象に書いています。個人的な学習や思想が背景にあるので、一つの考え方と思って見ていただければと思います。魔術掲示板で、議論やご教授していただいた内容についても載せています。
一般的な質問
情報の集め方
- これから魔術の勉強を始めます、初心者向けのお勧めの書籍を教えてくれませんか?
- 魔術の書籍などはどこで入手できますか?
- 英語の本を読んだ方がよいのでしょうか?英語がわからないと魔術は学べませんか?
- タロットなどの占いに興味があります、何か情報はありますか?
学習、修行について
実用について
一般的な質問
「魔術」という言葉が指している内容によると思います。小説やアニメのように、魔法で空を飛んだり指先から炎を出したりということを指しているならば、残念ながら私はそのようなことを実践しているのを見たことや聞いたことはありません。
私が学んでいる現代西洋魔術は、比較的書籍やインターネットなど情報が得やすく、多くの人が魔術を学び実践し、成果をあげています。そのような意味では、魔術は存在しています。
ただ、私にもまだわからないところは、魔術は実世界にどれだけ影響を与えれるかというところです。これについては、あまり明確な情報を見たことがありません。ただ、実世界で目に見せるというのは、あまり本質的なことではないかもしれないと思っています。これについては、修行をして自分で行ってみないと納得できないと思っています。
物事を行うには、それに必要なことが何か理解し、必要な知識を得て、必要なものを準備し、それを実践する能力を身につける必要があります。これはどんなことでも同じではないでしょうか?幸い、魔術についてはこれらの情報を書籍から得ることができますし、インターネットでも情報を得ることができます。
魔術の修行に関する本には、呼吸法や魔術に関する知識、儀式や瞑想などについて書かれています。これらの基本的なことから、学んでいくのがよいと思います。
団体などに所属してトレーニングを受けることができるならば、なお良いと思います。
ダイアン・フォーチュンは以下のように魔術を定義しています。
The art of causing changes in consciousness in conformity with will.
意志のままに意識に変化を引き起こす技術である。私たちの意志を実現するには、いくつかの方法があります。私はその方法の中の一つが魔術であると理解しています。
私はそのようなものを見たことや聞いたこともありません(存在しないといっているわけでは、ありません)。
情報の集め方
魔術談話室や魔術会議室で何度か紹介されている本として、以下の本があります。
「魔術 理論篇」、「魔術 実践篇」 デヴィット・コンウェイ/著 中央アート出版社
比較的入手が容易で、理論・実践ともに記述されていることが良いところだと思います。これは、初心者のための実践入門書です。
「魔法入門―カバラの密儀」 W・E・バトラー/著 出帆新社
魔術がどのようなものかを知るにはとても良い本だと思います。いろいろな内容がつめこまれており、この本の中では完結していないのですが、これは著者の意図でもあるようです。文献集のページで、魔術入門書やお勧めの本を紹介を紹介していますので、ご覧ください。また、リンク集で紹介している以下のサイトでは魔術についての充実した情報があります。最初に参考にするのも良いと思います。
魔術の学院 I∴O∴S∴
O∴H∴西洋魔術博物館
IMN
魔術書、魔術関連品の入手法では、魔術書の購入方法についてまとめています。クレジットカードを使える方は、インターネットの本屋で通信販売するのが手軽だと思います。古書店に通える方は、実物を見たり、おもいかけない良い本にあったりと、違った楽しみがあるのではないかと思います。また、魔術グッズの専門店でも書籍を扱っているところもありますので、問い合わせてみるのも手だとおもいます。
それから、お勧めなのに図書館があります。大きめな図書館ならば、魔術関連の書籍も結構おいてあります。欲しい書籍が無い場合も、図書館にリクエストするという手があるようです。どうしても欲しい本が見つからない場合は、国会図書館を利用すると良いと思います。最寄の図書館から複写サービスを依頼することもできるようです。
英語を読むのにまったく問題なければ、英語でもかまわないと思いますが、通常は最初は日本語の本で勉強したほうが良いと思います。内容を理解しないといけないので、英語を理解しながら読む作業が入るとさらに理解度が下がってしまいます。
英語を勉強する目的をもっているならば、一緒に英語を勉強しながらという手もあります。
以下の書籍は、魔術入門者向けに書かれており比較的理解しやすいです(結構売れているらしいです)。
「Modern Magick」 Donald Michael Kraig/著 Llewellyn Publications英語の書籍を読むメリットは、英語の方が本の種類も情報も豊富なことです。それから、著者と同じ言語で読んで理解する方がより正しく伝わると思います。誤訳や編集中のミスが入る可能性も減ります。
リンク集で紹介している以下のサイトでは、魔術用英単語について解説されています。
O∴H∴西洋魔術博物館
リンク集で占い関連のホームページを紹介しています。ご覧ください。
学習、修行について
前の質問で紹介している本がわかりやすいと思います。また、実践用の書籍ですが、日本語が読めて魔術の修行を真剣にはじめるなら以下の書籍があります。
「実践魔術講座」 秋端 勉/著 碩文社
ただし、すでに絶版になっており、入手困難です。リンク集で紹介している以下のサイトで最新版の文章が一部公開されているので、ぜひ訪れてみてください。
魔術の学院 I∴O∴S∴ (メニューから「第1講義文書」をたどってください)
資質は、少なからず影響するのではないかと思います。でも、これは考えてもしょうがないですね。人それぞれ、得意や不得意がありますし、興味を持っていることも違います。私たちに必要なのは、自分を理解してそれを生かしたことをすることだと思います。
それから、私たちは人間である、ということを根底に考えなければいけないと思います。本を読むのも、儀式を行うのも人間だからこそ行えることです。魔術師は特別な人間ではないと思います、特別な技術や知恵をもっているかもしれませんが。肉体を鍛え、精神を鍛え、生活をする。本を読み、学び、考え、想像することは必要になります。
詳しくは把握していませんが、いくつかの団体で儀式魔術などの実践がされているようです。勉強会などのレベルならば、魔術関連のホームページなどでは行われているところが多いと思います。
有名なところではリンク集で紹介している以下のサイトだと思います。
魔術の学院 I∴O∴S∴
実用について
リンク集で紹介している占い関連のページが役に立つかもしれません。
魔術とは話がずれますが、あなたがその人に好きになってもらいたければ、好きになってもらえる人になればいいのです。愛という言葉がありますが、普通文章で使うときは常に動詞ですよね。愛する、愛している。あなたは、好きになってもらえる人になるために、何かしていますか?
(愛するというのは行動であるということを、「7つの習慣」 スティーブン・R. コヴィー著 から学びました。)
現実の問題を解決するならば、現実の方法を用いるのが一般的だと思います。目の前に燃える火を消すのに、本当に雨乞いなどが必要なのか最初に考えてください。ただ、ピンチになっているとどうしても頭が働かなくなったり、正常に判断できなくなるときがあります。そういう時は、他の人に相談すると良いと思います。また、魔術談話室などで相談してみてはいかがでしょうか。どなたかに、アドバイスがいただけるかもしれません。