住宅情報化関連ニュース

2001/11/1

住宅情報化に関連すると思われるニュースを独断で選んで時系列にのせていきます。数年後に自分の選択は正しかったかどうか眺めてみるのも面白いかな。久しぶりに整理しました。
青字はwebmasterのコメントです。

将来の技術(WAN)

低圧配電線(引込線)の活用 北海道電力 http://www.zdnet.co.jp/news/0101/26/hokkaido.html
  実験対象=札幌市内の同社社宅
  試験期間=2001年2月〜2002年3月
  目標=1.5Mbps

九州電力 http://www.zdnet.co.jp/news/0102/13/kousoku.html
  低圧配電線,無線(WLL),そしてFTTH(Fiber to the Home)
  試験サービスでは,低圧配電線を使って約1.5Mbps
  定額制・月額5000〜6000円をターゲット

既に実用化されている技術(WAN)

有線ブロード:100Mbps 光ファイバ 有線放送

既に実用化されている技術(LAN)

-.IEEE802.11b(Wi-Fi) wireless 11Mbps 2.4GHz Cisco、3Com
-.IEEE802.11G Wi-Fiの高速版
-.HomeRF 1Mbps--->10Mbps 中心企業Proxim、IntelはWi-Fiへ移行を表明済
-.HyperLAN 5GHz
-.IEEE802.11a  72Mbps 5GHz  中心企業Atheros Communicationsはカード・アクセス、インターメック・テクノロジーズ、  プロキシム(Proxim)およびTDKの4社と提携を5月/2001に発表。

既に実用化されている技術(Wireless communication)

E-911(Enhanced 911)
米国では911は緊急通報用の電話番号です。 警察に緊急通報した携帯電話の現在地を探知する精度は現行技術では約150mですが、FCCはこれを約45mまで高めることを各携帯電話キャリヤに要求しています。

News

01/11/1:ダイエーの屋上に無線ネット基地局.まず福岡県で

無線インターネットを手がけるワイヤレスインターネットサービス(WIS、東京)は、
スーパー大手のダイエーと提携し、ダイエーの店舗屋上に無線通信の基地局を設置していく。
11月1日から月額1980円(機器使用料を除く)。
半径800メートル範囲、2Mbps。付近の基地局の「子機」にデータを伝送可能。 将来的には1つのダイエー店舗から半径約20キロでサービスの可能性。
ダイエーというとたいがい駐車場を併設してますよね。これで100-200mはつぶれてしまいますね。
けどダイエー店舗のある地域は都市部が多いのではなかろうか? するとCATV、ADSLのサービスエリアに入ってしまい競合する可能性大。 NTTが本腰入れてADSLサービス開始した以上、もう今からでは無線系ネットが 都心部でCATV,ADSLに勝つのは難しいと思います。 無線系が有効なのは有線を張って回るのが大変な郊外(田舎)でしょう。

しかし、家からPC持ち出してそのままモバイルできるという点を売りにできます。 (そこまでやる人は一体何%だろう?数量は望めないかも)
公園でインターネット接続という風景はNY市では見られます。但し通信速度は128Kbps程度だったと記憶しています。 ビジネス向けに特化すれば、需要があるかもしれません。市内と飛び回る営業ビジネスマン向けに社内・社外を問わず、 どこでも同じ環境で使うことが可能という点で売りこみ可能かも.


01/10/26:1.5MBpsフレッツADSL、12月から2900円に

1.5Mbpsタイプが\3100/月→\2900/月となる。マイライン(電話会社選択サービス)でNTT東西を「市内」「県内市外」の2区分で登録した人には、さらに10%割引で¥2900/月。

01/10/19: 8Mbps ADSL 期間限定 \1970/月 NTTコミュニケーションズ

マイライン(電話会社選択サービス)を自社登録した顧客対象
期間は11月から来年2月末まで
(参)KDDIはマイラインとのセット割引で\1980/月

01/10/1:ソニー,5GHz帯無線LAN製品(IEEE 802.11a準拠)

「バイオ」シリーズ専用オプション「バイオギア」として11月3日に発売。オープン価格
対応OS=Windows 2000/XP Home Edition。Windows Me用ドライバは2002年2月に無償ダウンロード公開を予定
http://www.zdnet.co.jp/news/bursts/0110/01/sony.html

2001/4/4:ソフトバンク,電灯線インターネット事業に参入

http://www.zdnet.co.jp/news/0104/04/sbpowerline.html
ソフトバンク ネットワークスは4月4日,電灯線(低圧配電線)を利用した 通信システムを手掛ける英nSineと,5月を目途に合弁会社を設立することを 発表した。
 nSine社のチップセット「nPlug」を利用
nPlugは,1.5〜30MHzの周波数帯を使用するもので, 伝送速度は2.5Mbpsから最大40Mbpsに及ぶ。数十ドル という価格
http://www.nsine.com/
記事内容は、ISP事業推進のように受取れる記載になってますが 過去そういう記事があったことから、記者が誤解している模様。 nshineのチップはIEEE802規格のチップのようで、LAN向け であることから、家庭内の家電製品へのLANインターフェース 搭載を推進することを考えているようです。

2001/4/4:MicrosoftがWindows XPでBluetoothサポートせず

http://www.zdnet.co.jp/news/0104/06/e_bluetooth.html
製品レベルのハードがないことを理由に,MicrosoftがWindows XPでの Bluetoothのサポートを見送った。

2001/3/29:中小都市に有線放送の光ファイバーを

 光ファイバーを使った高速インターネットを手がけている 有線ブロードネットワークス(旧大阪有線放送社、本社東 京)が、10前後の地方自治体との間で、光回線網敷設に向け た交渉を進めている。 有線ブロードは、3月から速度が通常の電話の1500倍以上 に相当する毎秒100メガビットの家庭向け光ファイバー回線を 月額4900円で提供している。

2001/3/29:航空機でのインターネットアクセス開始

航空大手バージン・アトランティック航空(Virgin Atlantic Airways)は、業界で初めて機内の全席で電子メー ルやウェブへのアクセスを提供する予定。  ウォール・ストリート・ジャーナルによると、新規サービ スはテンジング・コミュニケーションズ(Tenzing Communications、Seattle、WA)との提携によって行われる。 同サービスは、この夏から提供され、年内にはバージンが所 有する全20機に導入される予定。

2001/3/7:広帯域ネット接続、北米の利用世帯数は増加


キネティック・ストラテジーによると
 2000年第4四半期に北米で広帯域ネット接続を利用する世 帯数が増加、800万の大台まで後一歩。
 同社の報告によると、同期における米国およびカナダの利 用世帯数は780万に達している。
ケーブルモデムの利用が550万世帯
DSLの利用が230万世帯
同期に新規加入を果たした世帯数は、ケーブルモデムで100万 世帯、DSLで55万3000世帯となっている。キネティックはま た、2000年末までに広帯域接続が北米全世帯の59%、6400万 世帯を網羅するようになったと指摘している。北米のケーブ ル事業者は昨年、300万世帯を新規顧客として獲得した。一方 のDSL事業者が獲得した新規顧客は140万世帯に留まってい る。
ケーブルモデムの販売では
モトローラが全出荷台数の38.1%,3Com(17.2%),東芝(13.2%), トムソン・マルチメディア(11.4%)

2001/2/12:コードレスホン

U.S.Frontline News, Inc.発行記事より引用
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進化するコードレスフォン(前)
4つのモデル比較検証
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日進月歩で進化しているのは携帯電話だけではない。家庭用
のコードレスフォンもまた、現代人のライフスタイルに合わ
せて、コンピュータ並みの拡張性を備えてきた。前、後2回
に分けて、業界を代表する最新モデル4種の特色を紹介す
る。

これまでのコードレス

 今からちょうど125年前の3月、アレキサンダー・グラハ
ム・ベルは世界最初の電話に向かってこう言った。「ミス
ター・ワトソン。ここへ来てくれ。会いたい」。では、コー
ドレスフォンの発明者の最初の言葉は――? 記録には残っ
ていないが、おそらくこうだったのではないだろうか。「誰
か、受話器を見なかった?」
 くるくるカールするコードにつながれた電話には望めな
かった自由を、コードレスフォンが現代人にもたらしたこと
は事実だ。例えば、通話中にペンを取ろうとして、机から電
話機ごと落としてしまうような不作法は完全に避けられる。
ただし、電話を切ったあとで、子機をベースステーションに
戻しにいかなければならない。それを怠ると、コードレス
フォンはいざという時に役に立たず、コード付き電話より不
自由な道具と化してしまう。
 しかし、「マルチハンドセット・コードレス」と呼ばれる
新種の電話機のおかげで、コードレスフォンの“自由”はさ
らに進化しそうだ。

新コードレスの機能

 この新しいシステムでは、ベースステーションを家やオ
フィスのどこにでも設置できる。たとえアクセス不可能な場
所でもかまわない。そして、コードレスの子機を必要な数だ
け、好きな場所に配置する。子機についてくる小さな充電ス
タンドは電源を必要とするが、電話回線につなぐ必要はな
い。
 この配置の自由は、マルチハンドセットの数ある魅力のひ
とつにすぎない。もうひとつの大きな利点は、オフィスが
使っているような通信機能を家庭で、しかもコードレスで使
えることだ。例えば、子機同士でインターフォンのような通
話ができる。受けた電話を親機や別の子機に転送することも
可能だ。受話器の口もとを手で覆って、大声で家人を呼ぶ必
要もない。親機の留守番電話機能に録音されたメッセージを
家中のハンドセットから聞くこともできる。
 さらに、携帯電話の技術開発による恩恵も受けている。軽
くなめらかなボディに、長時間連続使用できる再充電可能
バッテリ、そして逆光式のスクリーンは数行のテキストを表
示することもできる。

AT&Tの製品

 これら先進の電話機の価格は決して安くない。しかし、複
数の部屋やフロアで複数の人間が電話回線を共有する場合
は、その値段に見合う便利さが得られる。問題は、どのモデ
ルを選ぶかである。本特集では、魅力的な機能を揃えた4シ
ステムの長所・短所を比較してみる。
 まず、AT&T「2440」と「2455」は、最も基本的なモデルで
ある。「2440」が170ドル、留守電機能を備えた「2455」は
200ドルと、価格も一番手頃だ。ただし、これはベースステー
ションとコードレスの子機1台(クレイドルつき)の値段で
あって、追加の子機は1台100ドルとなる。4月1日までに
ベースステーションを購入すれば、子機1台につき40ドルの
リベートが返ってくる。
 スピーカーフォンの質が意外なほど高いため、付属のベル
トクリップに子機を入れて腰に装着したまま、十分に会話で
きる。ベルが鳴ったら、ボタンを一つ押して会話を開始すれ
ば、あとは両手を自由に使えるのだ。

「基本への回帰」

 AT&Tのモデルは明らかに「シンプル」を求める人のために
設計されている。機能の一覧表を比べたら、マイクロソフト
のマウスのほうが「2440」より長いかもしれない。この“基
本への回帰”とでも呼ぶべきアプローチは、メニューのシス
テムやボタンのレイアウトに反映されており、競合モデルよ
りはるかに理解しやすいデザインとなっている。子機のスク
リーンに現れるメッセージは教育的で親切だ。例えば、誰か
が電話を使っている時は、「extension in use(内線使用
中)」と表示され、ベースステーションに伝言が入っている
時は「5 new calls(新しい伝言5件)」などと教えてくれ
る。
 弱点は、シンプルさを追求したがための限界だろうか。
「2455」は1本の電話回線にしか対応できない。留守電の録
音時間は15分で、子機は4台までしか拡張できない(大半の
競合モデルの約半分)。特に残念なのは、子機を使って別の
部屋から留守電をチェックできない点だ。

 通信技術の発達と共に、人々は時間の効率性を求めて社外
にOA機器を持ち出した。それが携帯電話機であり、自宅のパ
ソコンだろう。SOHOと言われる家庭の職場も、今後は重要な
OA機器市場になっていくに違いない。「暮らし」と機能性が
上手く融合した優しい製品が登場してきそうだ。後編では、
シーメンス、パナソニック、エンジニアスの電話機を紹介す
る。
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進化するコードレスフォン(後)
個性的な中〜高級モデル
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有能なコードレスフォンを1セット購入すれば、いらなくな
るものは数多い。例えば、無線機、伝言用のメモ用紙や黒
板、電話を取り次ぐ受付嬢――。その代わりに、ぶ厚い操作
マニュアルを抱えることになるかもしれない。今回は、先進
モデルの機能、価格を比較する特集の後編。

部屋の様子を知る機能

 シーメンスの「ギガセット(Gigaset)2420」は、複雑さと
いい、価格といい、野心的な機能といい、前号で詳述した
AT&Tのモデルよりワンランク上のコードレスフォンである。
標準的なコードつき電話と留守電機能を備えた2回線対応の
ベースステーション1台に、コードレスの子機1台がつい
て、価格は330ドル。子機は平らで未来的なデザインだ。アン
テナが隠れているため、電話というよりTVのリモコンを思わ
せる。追加の子機は各100ドルで、8台まで拡張できる。1回
線用のモデルは留守電つきが170ドル、留守電なしなら150ド
ルで買える。
 最大の特徴は、外から部屋をモニターする機能だ。子機周
辺の音があらかじめ指定したレベルに達すると、子機が自動
的にベースステーションや別の子機に電話するため、持ち主
は別室からその音を聞くことができるという。
 留守電機能のナレーションは英語、フランス語、スペイン
語の中から選択できる。家族が別の子機から会話を盗み聞き
できないようなセッティングなど、プライバシーに配慮した
機能も備える。ただし、メニューシステムが複雑で、単なる
子機の音量調節などにも、このメニューを使わなければなら
ないのが難点だ。

多機能の決定版

 このクラスの決定版と言えば、パナソニックの「KX-
TG2000B」だろう。同モデルは2回線対応で450ドル、4回線
対応の「KX-TG4000B」は550ドルだ。この価格に含まれるの
は、スピーカーフォン機能つきの親機を含むベースステー
ションと、子機1台。追加の子機は各130ドルとなる。この価
格を正当化するだけの多機能がついているため、マニュアル
は106ページという厚さ。明らかにハイテク通、または大家族
向けのモデルと言えよう。
 とにかく複数の回線、複数の子機を総動員する“通話の管
理”を究めた電話機である。留守電を受け取るボイスメー
ル・ボックスをいくつも設置でき、子機はそれぞれ独自の留
守電機能を使うことができる。外線に応対する自動受付機能
も充実している。例えば「A子へのメッセージを残すには、1
を押してください」という録音メッセージを流し、適切な
メールボックスへと電話を自動転送することができる。メー
ルボックスの所有者は別のボックスに伝言を転送したり、新
しい伝言を直接ボックスに吹き込むことも可能だ。
 留守電機能も優秀である。伝言の録音容量は50分間で、音
質を落とせば、その2倍まで録音できる。伝言が吹き込まれ
たらすぐにポケベルに連絡するよう、ベースステーションを
プログラムしておくことも可能だ。録音された内容がコン
ピュータの発する音の断片ではなく人間による伝言である場
合は、音声でそれを教えてくれる。

携帯電話機の替わりに

 パナソニックのボタンを満載した戦闘巡洋艦のようなベー
スステーションの横に置くと、エンジニアス(EnGenious)の
「SN-920」は、まるでカヌーのように見える。そのベースス
テーションは無地の黒で、すっきりしたラインの箱形だ。受
話器も留守電もダイヤルパッドもついていない。300ドルの価
格に含まれるのはコードレスの子機1台だけ。追加の子機は
1台140ドルで、9機まで増やせる。同システムは4回線まで
対応できるが、1回線につき1台のベースステーションを購
入しなければならない。
 このモデルについて特筆すべきは、子機の性能である。標
準的なコードレス・システムの6倍のパワーを誇り、障害物
がない限り、5マイル遠くからでもベースステーションや別
の子機に信号を送ることができるという。グランドキャニオ
ンぐらいしか、その機能を実際に活用する場はないだろう
が、潜在能力からすれば、月額料金のいらない短距離用携帯
電話のようなものだ。ベースステーションを通さずに子機同
士で通話できるので、持ち歩けば双方向の無線機としても利
用できる。米連邦通信委員会(FCC)の安全テストに合格して
おり、高パワーが脳に悪影響を与える心配はない。

それぞれのニーズに応じて

 AT&Tのスピーカーフォンと、シーメンスのルームモニター
機能と、パナソニックのマルチメールボックスに、エンジニ
アスの広域パワーを併せ持った電話機が設計されれば、それ
こそ家庭用電話システムの決定版となるだろう。それまで
は、ユーザーそれぞれのニーズに応じて、最善のモデルを選
ぶしかない。
 AT&Tのシステムは最も手頃で、使い方も簡単だ。シーメン
スは大家族向けの中間価格帯として最良の選択だし、パナソ
ニックはホームオフィスや機械マニアに理想的なモデルであ
る。エンジニアスも一部のユーザーにとっては、代え難い個
性の持ち主だ。

 ただし、これらコードレスフォンは電力なしには何もでき
ないので、停電の際には一家を通信不能の状態に陥れてしま
う。その意味で、旧式のコードつき電話が完全に姿を消すこ
とはないかもしれない

xx/xx/xx:世界のDSL加入者、2004年に6640万人超へ―IDC予想

 世界のDSL(デジタル加入者線)サービス加入者数は、2000年に前年比447%増の450万人に達した。今後もその数は 飛躍的に伸び続け、2004年には6640万人に上る見込みだ。米民間調査会社IDCが予想した。
 現在、世界のDSLサービス加入者のうち半数強は米国世帯が占めており、2004年には米DSLが約2600万回線に達する見込み だ。しかし、国際的な市場シェアは39%に縮小すると予想されており、米国外での成長が期待されている。
 一方、DSL業界は最近になって財務問題に直面しているが、その原因は収入に対して資本投入費用が大幅に上回っている ためだ。設置されたDSL回線量は、実際に収入を上げる回線を大幅に上回っており、特に米市場では一時的な敷設超過状態 に陥っていることが問題視されている。

数週間前にはVerizonはDSL加入者に対して回線を開放するまでの待機時間が長すぎるため 集団訴訟を起されている。

xx/xx/xx:米高速ネット、1000万人へ―値下げと利用本格化

 米国の高速インターネット利用者が急拡大している。ケーブルTV(CATV)網やデジタル加入者線(DSL)など、通常の電 話回線に代わる「ブロードバンド・サービス」の料金が大幅に下がり、ネットを通じた音楽や画像配信、金融サービスな どの利用が本格化しているためだ。
 米調査会社のニールセン・ネットレーティングがまとめた調査(昨年末時点)によると、全米の家庭での高速ネット利 用者数は前年比2.5倍の1170万人と、インターネット利用者全体の12%に達した。数十万人レベルの日本とは比較にならな い普及速度で、日本のネット業界関係者の間からは「米国との格差解消は期待できない」(ネットイヤーグループの石黒 不二代社長)との焦りの声も上がり始めた。
 米国の高速ネット利用者数は主力のCATV接続にDSL、家庭用情報通信網(LAN)などの利用者を加えたもの。昨春ごろから 大手地域通信会社が、月額30〜40ドル程度(約3500〜4700円)で使い放題のDSLサービスを展開したことや、ケーブル TV会社が専用モデム設置などの初期費用を無料にした普及キャンペーンに乗り出したのも追い風になったようだ。ニー ルセンは2001年中に2000万人、2004年までに3000万〜4000万人に増えると予想している。
 従来型の電話網利用者の中でも、最高速の毎秒56キロビットのモデム利用が約5800万人と全体の6割を占め、高速通信 化が加速。ニールセンのケリー・インターネットメディア戦略部長は「高速ネットは米国家庭に不可欠のサービスになり つつある。利用者の急拡大で、今後は通信の質や使いやすさが課題になる」と話している。

2001/2/2:ローラル ネット接続サービスの提供を断念

 衛星通信事業を手掛けるローラル・スペース&コミュニ ケーションズは、予定していたネット接続サービス用衛星シ ステムの構築計画を中止する。
大規模な投資を行ってきたグローバルスター衛星電話プロジェクトのつまずきが大きく影 響したものとみられる。 同社は35億ドル規模の双方向衛星システムの構築計画を進めてきた。後 援企業には、ヒューズ・エレクトロニクス、シスコシステム ズ、ジラット・サテライト・ネットワークス、エコース ター・コミュニケーションズの各社が名を連ねている。しか し、今回、同計画について再検討を行った結果、専門知識や 資本力の点で、同じ顧客層をターゲットとする他社の先進プ ロジェクトと競合していくことが困難であるとの結論に達し た模様。同分野は多くの企業が参入しており、シェア確保に はかなりのコストとリスクがともなうことが予想されてい る。

2001/2/5:802.11b(Wi-Fi)にセキュリティホール

 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、カリフォル ニア大学バークレー校の教授や大学院生らかなるグループ は、市場に普及しているワイヤレス通信規格「802.11b(Wi- Fi)」に採用されているアルゴリズム「ワイアード・イクイ バレント・プライバシー(WEB)」にセキュリティホールが存 在することを発見した。
発見者の1人、イアン・ゴールドバーグは、今回の発見を WEB上に掲載 している。

01/01/18:東京めたりっく通信、下り最大3Mbpsのサービス発表

月額1万円程度の予定で3月から開始予定. ADSLのG.dmt Annex C規格を導入するため、規格上は,最大で下り6Mbps/上り512Kbpsだが、 ADSLはNTT局-加入者宅の距離によって速度に制限があり、平均的距離を検討して結果3Mと した。
ブリッジタイプ(Single)/ルータタイプ(Family) のモデム
 「Single/Family640」(下り640Kbps/上り250Kbps,月額5500円)  「Single/Family1600」(下り1.6Mbps/上り270Kbps,月額8000円) --->「Single」の名称で統合し    下り最大1.5Mbps/上り270Kbpsのベストエフォート型サービス。    月額5500円
ただし,各メニューともNTTの回線利用料(電話重畳する場合で187円/月)が別途必要。

01/01/18:NTT地域会社,フレッツ・ISDNの月額料金を900円値下げ
http://www.zdnet.co.jp/news/0101/18/ntt_isdn.html
3月1日より\4500円から\3600円に引き下げる。また,加入者収容モジュール単位でISPのネットワークに接続するサービス (旧称:IP接続サービス タイプ2)についても,月額料金を2900円から2500円に変更する
理由はフレッツ・ADSL(月額\4600,下り1.5Mbps/上り512Kbps)とのバランスをとるため。 Hi-Ho「フレッツ・ADSLコース」:\6100 = 月額基本料金(\1500) + フレッツ・ADSL(\4600) 但し、2/1までは 下り640Kbps/上り320Kbps

01/01/18:ADSLモデム・スプリッタの売り切り制を2月1日から導入

ADSLモデム・スプリッタを買い上げた場合,月額料金は,現行の4600円 (電話重畳の場合)から屋内配線利用料(60円)と機器利用料(490円) を差し引いて4050円。機器のレンタルも可能だ
01/01/18:NTT東日本の“ISDN&DSL”サービスに黄信号
昨年8月に報道されて注目を浴びたNTT東日本の「ISDNとDSLの使い勝手を組み合わせたサービス」。技術的にはほぼ確立されたものの,同社は実行に移すかどうかを迷っている。
http://www.zdnet.co.jp/news/0101/18/ssdsl.html
ISDN over DSL = G.dmt(G.992.1)Annex H
NTTでは,ISDNとIPアクセスの信号に宅内の機器(STU-R)でタイムスロット多重をかけ,SSDSL方式の変調を加えて回線に流す 「時分割多重」を有力な方法として挙げている。電話線に流す際には,ISDN信号に固定的なフレームを確保しておき, IPアクセスのデータが残りの部分を使用することで,通話のディレイ(遅延)を防ぐ。電話局内の機器(DSLAM)で復調・ 分離されたISDN信号とIPデータは,それぞれ交換機と地域IP網などのIPネットワークへと流れていく。 NTTの検証結果では、IPデータは”上り/下り対称で700Kbps程度”
-->しかし、既に6MbpsのADSLが実験開始されようとしており、競合企業への情報開示期間を置かないといけないNTTとしては 実施した段階で750Kbpsは既に時代遅れとなる可能性がある。

YYYY/MM/DD(Sun)

ジュピター・リサーチ(Jupiter Research)によると、 2000年第3四半期末時点においても、ケーブル加入者数は DSL利用者数をはるかに上回っていた。ケーブルモデム・サー ビスの加入者が約290万人、対するDSL利用者は約150万人で、 そのうち住宅用回線は93万6000件にすぎない。
ディレクトPC(Direct PC)やスターバンド(StarBand)、 ワイルドブルー(WildBlue)といった衛星広帯域サービスの 米加入者は、2001年末までに約100万人に達する見込みだ。米 国勢局によると、米世帯の約30%が都市部から離れた地方に 散在しており、これらの地域が今後衛星広帯域サービスの大 きな市場となる見込みだ。衛星事業者はすでに米世帯の90% 以上を網羅しており、地方市場に広帯域サービスを提供する 上で技術的にも事業的にも適している。一方、通信および ケーブル事業者らは、引き続き都市部に注力していくとみら れる。これには、ケーブルモデムやDSLを広範囲に渡って散在 する住宅に設置するのが技術的にも経済的にも実用的でない ことが挙げられる。
00/12/14:ネット接続する住宅設備開発 松下電工とマイクロソフト提携
 松下電工と米マイクロソフトは14日、インターネットに接続可能な住宅設備機 器の開発で技術提携すると発表した。マイクロソフトが開発した、携帯電話や電 力線を使って低コストでネット接続できるホームネットワーク技術「シンプルコ ントロールプロトコル(SCP)」を使い、松下電工が2002年の商品化を目指す。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200012/14/6.html 00/12/11:設備不足時でも1カ月以内に開通」 フレッツ・ISDN新規地域で
 NTT東日本は11日、来年1月以降「フレッツ・ISDN」の提供が始まるエリアで は、設備が不足している場合でも申し込みから1カ月以内に同サービスを開通す ることを明らかにした。フレッツISDNでは同社の対応の遅れなどから、開通まで 4〜5カ月以上かかったケースもあり、申込者の不満が高まっていた。“公約”が 守られるかどうか、注目が集まりそうだ。
▽詳細
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200012/11/1.html

11/21:NTTの光ファイバー定額サービス、12月開始は困難に

 NTT東日本と西日本が12月からサービスの開始を予定していた光ファイバーによるインターネット向け定額サービスが延期される公算が大きくなった。郵政省はNTT東西に、保有する光ファイバーを他社の事業者にも開放するよう義務づけるルールを設ける方針だが、NTT東西はルール化に反対しているため、開放の義務化に応じなければ、自社だけのサービス開始は認められないとしている。  NTT東西は12月中旬にも、高速大容量の光ファイバーによるインターネット向け定額サービスの開始を郵政省に認可申請し、12月下旬から東京と大阪の一部で月額1万円程度で試験サービスの開始を目指している。ISDN(総合デジタル通信網)に比べて最大で100倍以上の通信速度で、動画像などの映像伝送に適している。  通信事業者間の接続ルールの見直しを進めている電気通信審議会(郵政相の諮問機関)は、他の事業者から接続の申し出があった場合、NTTが保有する光ファイバー網の開放を義務づけることを答申案に盛り込んだ。12月21日の電通審で答申する予定で、郵政省は省令の改正などでNTTの光ファイバーの開放をルール化する。  郵政省はルール化までに数カ月間の時間がかかるため、NTT東西が他の事業者への開放を義務化する方針を受け入れれば、12月からのサービス開始を認める方針だ。  しかし、NTT東西は「光ファイバーの敷設は他の事業者などと競争で進めており、NTTだけに開放を義務づけるのはおかしい」と反対しており、近く電通審の答申案に反論する意見書を提出する方針だ。(09:21)

ソニー,ホームサーバをCOMDEXに参考出展

http://www.zdnet.co.jp/news/0011/14/sony1.html 電力会社の高速インターネット接続 ドイツ、カールスルーエの電力会社 EnBW(Energie Baden-Wuerttemberg)の実地テスト
シーメンス(Siemens)が開発した「パワーライン」を利用している。 通信速度の実証テストで120万bps(1.2Mbps)を達成。

★PHSを利用した自動車盗難防止装置の開発・販売(2000/06/07:DDIニュースレター)

自動車盗難防止装置などカー用品製造メーカーの加藤電機株式会社(社長:加藤 宗、資本金:4,000万円、本社:愛知県半田市)
1) 製品価格
・スタンドアローンタイプ 62,800円(標準小売価格)
・オプションタイプ     34,800円(標準小売価格)
(2) システム利用料金(想定料金)
・契約時事務手数料    2,800円
・月額基本料金       1,280円
・自動通報時回線使用料  40円前後/回(通信距離と通信時間により異なります)
http://www.ddipocket.co.jp/news/i_h120607.html

★東京電力 電源や空調、安全監視などネットで遠隔操作:[2000/06/02:Mainichi]

 東京電力は、オフィスビル内の電源の操作や空調、安全監視などをインター ネットを通じてビルの外からでも行えるシステムを開発した。世界で初めてとい う。このシステムを活用すれば、将来は、携帯電話やパソコンを使って離れたと ころからでも自宅内のビデオ予約や電灯の点滅、エアコンの作動などが可能にな る。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200006/02/1.html

★DSL全国展開対応をNTTに義務付け 郵政省研究会報告書案:[2000/06/01:Mainichi]

 郵政省は1日、電話線で高速インターネット接続を提供するDSL(デジタル加入 者線)サービスの全国展開への対応をNTT東西地域会社に義務付けることなどを 柱とする「高速デジタルアクセス技術に関する研究会」(座長・齊藤忠夫東大教 授)の最終報告書案を発表した。今後、一般からの意見を募集・集約し6月中に 最終報告書を公表する。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200006/01/1.html

 DSLサービスの提供事業者は、通信ベンチャーの東京めたりっく通信やイー・ アクセス、NTT系のNTT-MEやNTTコミュニケーションズなどを含め5月末で11社。 複数あるDSL技術のうち、利用者からインターネット方向(上り)とインター ネットから利用者(下り)の通信速度が違うものをADSL、同じものをSDSLと呼 ぶ。ADSL、DSLを合わせた5月末の開通数は794。このうち、一般利用者向けの ADSLは757回線だ。ネットユーザーが2000万人を超える時代になんとも心もとな い数字ではないか。郵政省電気通信局の担当者も「もっと増えると思っていた」 と認めるほどなのだ。
 現在提供されているADSL接続サービスでは、下りのスピードは500kbps程度。 導入費用に2〜5万円程度はかかるものの、月6000円程度からの料金で、最高通信 速度が64kbpsであるISDNの数倍のスピードが手に入れられるのだ。音楽や動画な ど高速の接続環境を必要とするコンテンツがネット上に増えていき、取引や行政 サービスのオンライン化の推進が官民ともに叫ばれるなか、「早くて安い」DSL 接続は、現在利用可能なアクセス手段としては有力な選択肢の一つと言えるはず だ。

★ネット電話技術をライセンス インテルがITXCに:[2000/05/31:Mainichi]

 米インテルは30日、インターネット電話のソフトウエア技術を、インターネッ ト電話サービスを提供する米ITXCにライセンス供与すると発表。インテルの技術 はパソコンと電話機との音声通話で品質を向上させるもの。ITXCはインテルのソ フトウエア技術を、「ウェブトークナウ!」サービスに組み込む予定。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200005/31/3.html

★DSL、依然伸び悩む ネット接続サービス利用者速報:[2000/05/31:Mainichi]

 郵政省は31日、4月末のインターネット接続サービス利用者数の速報値を発表 。DSL(デジタル加入者線)技術を利用したネット接続利用者数はサービスの試 験提供開始後4カ月を経たが399人にとどまった。一方、「iモード」など携帯電 話経由の接続サービス利用者数は931万人で、前月比180万人以上増加した。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200005/31/1.html NTTにやる気がないといわれてもこれは仕方ない数字ですね。日本式ISDN(ピンポン方式)と相性のよくない(*1)xDSLを数多く敷設するのは既にISDN化キャンペーンやってる身では進まないでしょうし、アナログ回線を使うxDSLの場合基本料金も安くなってしまうし(^^と疑念が生まれてもおかしくないな。
(*1)けど、これまでの設置事例ではISDNとの干渉は発生していないそうだ。

★業務用調理機器ネット化用チップ モトローラ[2000/05/31:Mainichi]

 米モトローラと米フード・オートメーションサービス・テクニックは30日、厨 房用機器を簡単にネット対応にできるソリューションを発表。FASTのスマート・ コマーシャル・キッチン(SCK)ソフトウエアを、モトローラのマイクロコント ローラーに組み込み、ネット対応の調理用機器を製造できるようにする。
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200005/31/1.html

★「来春以降、低価格」と スピードネット社長[2000/05/30:Mainichi]

 ソフトバンクと東京電力、米マイクロソフトが昨秋設立した高速インターネッ ト接続サービス会社「スピードネット」。19日に社長に就任したソフトバンク出 身の和田裕氏(45)は「競争力がないものはやらない」と強調、NTTなどに対抗 して低料金を打ち出す考えを明らかにした。商用化の時期は、来春以降とも。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200005/30/2.html

本当にサービス開始するのかな?

★家庭向けネットワーク機器開発 松下電工[2000/05/30:Mainichi]

 松下電工は30日、家庭内の住宅設備機器、家電などをネットワークで制御する ため、組み込み型ネットワークミドルウエアの米エムウェア(emWare)の技術「 EMIT」のライセンスを受けたと発表した。これに基づき、住宅・非住宅を含む設 備系機器のネットワークシステム製品を1年をめどに開発していく計画。
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200005/30/3.html

★IP接続サービスを沖縄などに拡大 NTT東西[2000/05/29:Mainichi]

 NTT東西地域会社は29日までに、ISDN回線経由インターネット接続の電話料金 が定額の「IP接続サービス」を、7月に全国の政令指定都市でも提供する方針を 発表した。主要国首脳会議が開かれる沖縄県で導入後、他の都市にも拡大する。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200005/29/2.html

★i・アイプラン+INSタイムプラス契約 NTT東西[2000/05/29:Mainichi]

 NTT東西地域会社は、利用者が指定した電話番号への通話が安くなる「i・アイ プラン」と月々定額料を支払えば一定区域内の通話料が安くなる「INSタイムプ ラス」の組み合わせ契約の受け付けを、6月1日開始する。いずれもISDN回線用。 これまで両サービスの同時契約はできなかった。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200005/29/4.html

★共同住宅向けネットサービスなどの実験 NTTコムと松下電工[2000/05/29:Mainichi]

 NTTコミニュケーションズ(NTTコム)と松下電工は30日から、無線やHomePNA (ホーム・ピーエヌエー)方式を利用したインターネット接続と地域情報提供の 共同住宅向けサービスの実験を千葉県習志野市で開始する。地元生協とも提携し て食料品などのネット注文も受ける。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200005/29/1.html

★体内撮影の「錠剤カメラ」開発 米フォトビット[2000/05/29:Mainichi]

 CMOSセンサー開発の米フォトビットは26日(米国時間)、「錠剤カメラ」を開 発したと発表した。超小型のCMOSカメラを仕込んだカプセルを患者が飲み込むこ とで体内の映像をカラーで撮影する。内視鏡や放射線診断に比べて、患者の負担 を軽減し、低コストで診断できるようになるという。
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200005/29/1.html

★NTT、初の売上10兆円超 電話収入は50%切る[2000/05/26:Mainichi]

NTT持ち株会社の2000年3月期の連結決算発表(26日)。 売上高は初めて10兆円を超えた。経常利益8250億円、前期比27.2%増。 アナログ固定電話収入は、約4.7兆円で初めて総売上高の50%を切った。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200005/26/1.html

★ケーブルインターネット事業 IIJなど千葉で開始[2000/05/24:Mainichi]

来年1月から開始予定。千葉市のあすみが丘ケーブルテレビジョンのサービスを使い 月額5000円前後の定額料金を設定予定
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200005/24/1.html">


1999.10.14:ICC、CATV使った32kbpsインターネット常時接続3900円で(Mainichi)

 CATVインターネット接続プロバイダー(ISP)、インターラクティブケーブル 通信(ICC)は16日から横浜市金沢区、千葉県習志野市で常時接続型サービスを 月額3900円で提供する。32kbpsと速度は他のCATV−ISPより遅いが、常時接続 性、低コストを打ち出して顧客獲得を狙う。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/199910/13/5.html

しーぷるネット
http://www.seaple.icc.ne.jp/

33.8Kbpsモデムで十分と感じてる人たちには魅力的なサービスからもしれませんね。 けど、取りあえず現状でできるサービスであって夢のない価格にも思えてならない・・


1999.10.08:NEC 家庭内無線ネットワーク機器を発表(Mainichi)

 NECは、家庭内のどこでもインターネットを使えるワイヤレスモデムステーション「 AtermWM56」と、屋内ではモデムステーションのノートパソコン用ワイヤレス子機、 屋外ではPHS用カードとなるマルチモバイルカード「AtermRC25」を11月上旬から順次 出荷する。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/199910/08/1.html

今年の年末からどんどん無線機器がでてくるだろうなぁ。米国ぢゃぁもっとでてるようだしねぇ。


1999.10.03:エアスパン、家庭・SOHO向け高速ワイヤレス接続技術(Mainichi)

 英エアスパンは、一般家庭やSOHOに高速接続を低価格で提供できる無線通信技術、 「パケットドライブ」を発表した。通信会社向けに提供している「AS4000」を拡張す るもので、固定局をワイヤレスで結ぶことで低価格の高速接続を提供する。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/199910/01/7.html

[英エアスパン]
CDMA技術を基に、音声やデータ、ISDN、パケット通信技術を提供している。 パケットドライブは現在実用試験中で、年内にデモを行ない、2000年上半期に出荷開 始予定。
http://www.airspan.com/

無線の時代になってきてますねぇ。体への影響もきちんと検討されているだろうか・・


1999.09.20:(Mainichi)OCN利用料を値下げ NTTコム

http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/199909/20/4.html
 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は20日、インターネット接続サービス「 OCN」の利用料を10月1日から値下げすると発表した。郵政省が発表した98年度の 通信料金内外価格差で、日本のインターネット利用料金が諸外国に比べ高いとの 批判が強く、他の大手接続業者らの値下げ攻勢に対応する狙いもある。

1999.09.13:(ZDNET)

http://www.zdnet.co.jp/news/9909/13/amplidyne.html
 無線アンプメーカーの小規模企業,Amplidyneの発表によると、
・従来の電話回線を使ったダイヤルアップ接続に比べ,35倍のスピードでインターネットに接続できるようになる。
・同社サービスのデータ転送速度は「Bluetooth」を上回る (Bluetoothは異なる電子機器間のやりとりを可能にする無線通信システム)。 ・高速無線インターネット接続を途切れることなく,有線インターネット接続の数分の1のコストで提供することができ,アンテナを屋根の上に設置すれば,周辺の最大50マイル(80キロ)の距離で通信が可能になる。

なんだか話半分に聞いといたほうがいいような気もするけど、これが実現できれば過疎地のインフラ整備によさそう。どれだけのトラフィックに耐えることができるか不明だが、都市部で利用できればスピードネットなどNTT以外のキャリアには歓迎すべき技術だろうな。あと、法律面でも日本で使えるかは疑問だ。。


1999.09.17:(ZDNET)

http://www.zdnet.co.jp/news/9909/17/wireless.html

無線LANがこれからのトレンドになる傾向が見えてくる。
DELL IEEE802.11準拠のPCカードとバンドル予定
Aironet 「4800」無線LANカードシリーズを,Latitudeのプリインストールオプション

Aironet Wireless Communications

IEEE802.11規格に準拠したダイレクトシーケンス方式の無線トランスミッタを 使って,ネットワークアクセスポイントから最長300フィートの無線ネットワーク アクセスを実現する。ノートPCのPC Cardスロットに挿入して利用し,小型アン テナを装備する。 カード1枚当たり約800ドル,アクセスポイントは約$2000

AirPort

伝送距離は約150フィート。 構造はAironetと同じ。
AirPortベースステーション1基で最大10ユーザーまで利用可能。
AirPortカードの価格は99ドル,ベースステーションは299ドル。

短距離無線通信技術「Bluetooth」

30〜40フィート以内の距離にあるデバイスを2.4GHz帯でつなぐ技術で, DellはこれをPAN(Personal Area Network)と呼んでいる。  バージョン1.0は今年7月にリリースされ,現在Intelが,ノートPC用の Bluetooth無線モジュールとソフトウェアドライバを開発している。
802.11無線規格とBluetoothを融合する802.15規格も策定中。

既存住宅、家庭と職場、街と場所を選ばないモバイルを実現するには共通IFを持ち物理的な接続を不要な無線が有効なのは間違いない。現在3Mbpb程度の通信速度もMacintoshのiBookで採用されたAirportのように10Mbps超の規格が標準的なものになっていくようだ。当然、これはWindows、PC-UNIXへも波及していくからIEEE規格での標準化と低価格化が待ち遠しい。


1999.09.17:光ファイバーと情報家電で実証実験 NTTと松下(毎日新聞)

 NTTと松下電器産業、松下通信工業の3社は16日、一般家庭までの通信アクセス 網を光ファイバー化し、ネットワークと情報家電の整合条件などを検証、高速な インターネットアクセスなども利用できる共同実証実験「FTTH(ファイバー・ツ ー・ザ・ホーム)金沢」を石川県金沢市で行なうと発表した。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/199909/16/1.html

これって、一般人は参加してるのかなぁ?参加者の方いたらメールください。


1999.09.17:「i・アイプラン」市内定額型割引サービス(毎日新聞)

 NTT東日本、NTT西日本は10月1日から一般向け市内定額型割引サービス「i・ア イプラン」を開始する。区域内の1電話番号への通信に対する、割引サービス。
1200円なら3000円分まで、3000円なら7500円分まで利用できる。超過した分は通常の通信料金が適用される。
▽詳細
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/199909/16/2.html

1999.09.17:定額通信料金批判に一定の理解 NTT宮津社長(毎日新聞)

 NTTの宮津純一郎社長は16日の定例記者会見で、NTTが導入を予定している定額 制通信料金(月額1万円)をソニーの出井伸之社長が「高すぎる」と批判したこ とに関し、「NTT再編の成果をこれから出すうえで料金改定は一番のポイント」 と述べて一定の理解を示した。
▽詳細
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/199909/16/5.html

どこまで本気かなぁ(^^。社員の数なんとかしないとどうにもならないだろうなぁ。


1999.09.15:月額1万円なんてとんでもなく高い(毎日新聞)

国際コンピュータ通信会議1999(ICCC'99)」でソニーの出井伸之社長が基調講演を行い、「日本の通信業界は競争原理が働かず、自分の都合で値段を決める特異な業界だ」とNTT東・西日本が10月から試験サービスを開始するインターネット接続向けのISDN回線定額サービスを批判した。
この講演前に登壇した宮津純一郎NTT社長は、批判を予想してか「みなが一日中、繋ぎっぱなしにするわけでない。利用時間に応じた割引料金を考えている」と予防線を張っていた。
参考:
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/199909/14/2.html

誰でもそう思うよねぇ。1万円なんて誰が使うのだろう。先駆的な人柱になって頂ける方々の健闘を期待してます(^^。
誰もが24時間接続するわけでないっていってもなぁ。そうしないとこのサービス自体の意味ないでは?なんて思った。まぁ、みかかだから仕方ないか。これからきっと続く内外からも圧力にどう対抗(口先だけかも)するか見守っておこう。
これからインフラを構築していくスピードネットが5千円/月でやるっていってるし、CATVインターネットも同程度で提供できてるんだから既にインフラはできてるみかかにできないってのも変な話ですよね。


1999.09.11:スピードネット社設立(毎日新聞)

ソフトバンク/東京電力/MSは10日、インターネット常時接続サービスを低価格で提供する合弁会社「スピードネット」を設立したと発表した。資本金23億2500万円、3社が均等出資。今後、60億まで増資する。

マイクロソフトの日本法人でなく、シアトルのマイクロソフト本体が直接からんできているあたりが興味深いですね。ゲーツ氏も日本市場のインターネットの発展の遅さが、自社OSのインターネット志向への強化に今後影響しそうだと読んだのでしょうか。確かに日本のインターネット事情はISPは競業会社との競争により、企業努力を進めユーザ利用料金の低下という目に見える形で進んできてはいます。しかし、ユーザはISDN使って高速は得ても(56Kモデムが実現されてるし、テレホーダイなんていう回線混雑を生むだけのみかかに都合のよい制度のためサーバレスポンスが遅いので30Kbpsあれば十分なインターネット事情を考えれば不要だ・・)、結局は接続時間を画面表示させて利用時間に気にしながら使ってるのが実状だったりする。こんな日本市場でいつでもインターネット利用できないと使い物にならないソフトは売れたりしない。
PHSのように基地局を多数設置しなければならない無線系インターネット接続事業に、その技術的課題と運用の難しさを指摘する声も多いがぜひ実現させてほしいと思います。そして、九州電力さんら他の電力事業者も交渉中という話も伝えきいています。こちらも実現していきみかかの対抗勢力になってほしいですね。


1999.08.24:郵政省がNTTへ、国内近距離用専用線の値下げ要請(毎日新聞1999/08/24)

郵政省の調査によると、アナログ音声専用回線はほぼ国際水準並みだがデータ通信向けの高速デジタル通信料金は東京の高さが際立っている。
例えば、15Km以内・1.5Mbpsの場合(1997年度)、
東京          \337000/月
ニューヨーク  \111000/月
ロンドン      \175000/月
パリ          \193000/月
郵政省は、「第3次情報通信改革」の中心課題としてインターネットの普及・高度化を位置づけており、一般世帯の常時接続を実現するための定額料金制度で通信料金の引き下げと、専用線料金の値下げで接続料金の引き下げを狙う。

郵政省は、かつてのキャプテンシステムなどINS計画のようにぽしゃらないように頑張ってほしいところですね。結局は、利用料金というところに気づいて頂いているのはうれしい。「料金が高くても内容がしっかりしていれば、利用する」という、悪徳商法まがいの見地にたっていないので21世紀へむけて正しい進路でしょうね。ISPの利用料金というのは、十分に引き下がっているように思います。このWEBサーバをお借りしてるHi-Hoなんて¥500/(月3時間)ですよ。webmasterはNiftyのアカウントもあるので、niftyの15時間アクセスを使いこなせないのでHi-hoのアクセスポイントはほとんど使ってません。レンタルサーバの利用料だけと考えてます。\500は安いよ。うん、もしこれに共感して入ってみようと思った方はメールくださいね(^^。紹介キャンペーンやってるそうなので。
やはり、結局はみかかの高料金体系なんだろうなぁ。はやいとこ、民間企業として自立して欲しいものです。


1999.08.17:PHSで遠隔検針、将来は家電も操作:関西電力(毎日新聞99/08/17朝)

関西電力がグループ会社のアステル関西と共同でPHSを利用した電力メータの遠隔検針システムを開発、年内に試験運用開始の予定。将来的にはメータ経由で家のPHSアンテナをつけた家電製品の操作を行えるようにする。これは家電メーカと組んでPHSアンテナを備えたエアコン、ビデオを開発、外出先のPHSから遠隔操作を行えるもの。たとえば帰宅前にエアコンを運転させる、家の中のビデオカメラで撮った映像をTV付PHSで確認して火災や侵入者のチェックを行えるというもの。関西電力は電柱5万本に既にPHS基地局を設置済みであり、NTT回線を利用するより将来性があると判断した

検針作業は人手に頼っておりこれをなくして自動検針できるようになるとすると画期的なシステムである。しかもみかか回線を利用せず自前の電柱資産を利用でき、しかも家屋に設置する機器の電気代負担をユーザに転化させないですむというのは電柱資産をもち電気事業者ならではメリットであろう。(PHS対応検針メータの電気代はカウントしないよね?>関電さん)。米国では電気通信事業の解放の後数多くの電話事業者が現れ通信料金の低下が進んだ。Sandiegoに住む知人は「安い業者が出ればどんどん変えていくよ」と話していたように通信業界の動きはすごいようである。果たして日本はこのように利用者本意の業界となるのであろうか?なったとしてみかかは持ちこたえることができるだろうか??。そして、米国では電気事業(電力)の自由化も始まろうとしているとのことである。電話と同様に各家庭が次々と安い電力事業者と契約を変えていく時代がくるかもしれない。そうすると検針員はメータを見るまでこの家は自分とこと契約しているかは分からないという時代がくるだろう。そうすると自動検針のメリットが浮上してくる。あちらでは衛星経由での検針が考えられているところが国土の広い国らしい。
関西電力が始めれば他の電力会社も始めるであろうから全国的なサービスになるだろう。アステルとしても利用コンテンツが増えることは望ましいことであるから積極的だろう。九州電力内部でも先の無線利用の定額インターネット通信サービスをやろうという話はあるそうだ。期待しよう(^^
無線利用なので家つくりにおける事前検討事項はあまりないと思えますね。サービス地域にあるかどうか程度しか検討事項はないのでは??


1999.08.11:無線利用の定額インターネット通信サービス(毎日新聞99/08/10朝)

日本ソフトバンク、MS、東京電力の合弁会社で開始予定。料金はNTTの1/4程度の2千円〜3千円。来年半ばを目処に関東地区をスタート予定。

電柱資産を持つ東京電力が組んでいるところがミソ。みかかへの使用料を払わずにすむのは家庭のそばまでケーブルをはわせてる電力会社しかないからだ(PHSだってNTTへ上納するISDN回線使用料がなければもっと利用料やすくなるはずだ)。具体的には電力会社が管理用に電力線と同時に敷設してある光ファイバを使って、センターと家庭そばの電柱に置く無線基地局を結ぶ。家庭と基地局も無線で結ばれることになる。同様の方式はすでにソニーが事業化を発表済みであるがこちらは事業者向けであった。

(参考ニュース)
東京めたりっく通信:¥5000/月で1M通信サービス開始(xDSL利用みたい)詳細は下記URLをどうぞ。
http://www.tokyometallic.com/
日経バイトもページ組んでるみたい:
http://www.nby.com/default.asp?Action=GetNewsStory&ID=1960


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