治療自体は費用がかかりますが、それは保険でいずれカバー されるのですがその過程が実に面倒で分かりにくい。 但し、治療といってもここは米国。治療費は言い値なところが あります。カイロプラクティックは1回$90と州法で決まっていて も、特別な技能があるので+α(日本語できるからもあります) でチャージされるので全てが保険でカバーされるわけでも ありません。更に保険の事故負担枠などもあって、ぶつけられても 自分で負担しないといけないなんてことになりかねません。 そこは訴訟社会、裁判でも起こさないと....ということになります。 しかし、この裁判も自動車保険のオプションとして裁判起こす権利 を保留する/しないがあって、保留しない(放棄する)にしていると 裁判すら起こすことができないことになっています。まったく アンビリーバブルな国です。。。。 けど、NJ州外で裁判起こす分 には制限が及ばないので、NCで起こすことは可能なんですって。。 変な国ですね。 -.これまでの経緯 11/20 accident とりあえず意識もあるので、警察呼ぶこともなく帰路につくが 本当に大丈夫か?と自分に自問しながら高速を運転して帰る。 だんだん、左手の肘から手首にかけてがびりびりと痛みを感じるようになる。 途中でふと思いついて、数ヶ月前に車で追突された知人に電話する。 彼女が会社の同僚からもらったという、とっても良く効く”怪しい中国の薬” をもらいにいく。 確かによく効いて、塗ってると腕の痛みがそれほど気にならなくなる。 念のためと右腕、肩腰にも塗っておく。 11/21 朝おきると痛みが。。。右肩をあげようとすると重い痛みがある。 例の薬を塗って会社へ。痛みを我慢すれば生活できる程度ではある。 昼ごろから腰の痛みが強くなり、Home doctorへ。が、なにもしてくれず・・・ 健康保険で処理 11/22 - 27 Vacation 例の薬が手放せない。 11/28 野口人間ドックにて、レントゲン(手首、肘、腰、膝) カイロプラクテック 11/29 ・Car rental claims Inc. のJuanita Millerから留守電 →降り返しメッセージ残す ・National rent a carは会社の保険対象のはずなので そちらの処理で治療費処理をしようとFleet Dept.に コンタクトをする(Frank Memolow ex.7104)が、 「会社契約保険の対象はAVISのみ。Nationalは対象外。」 とのこと。 12/3 カイロプラクテック 12/4 医者から病院閉鎖のため、当面治療できないとの連絡がくる。 痛いのに。。。 12/9 朝シャワーを浴びた時に肩を上げたら、背筋から胸に かけての痛みが、、息をすると苦しい。 結局一晩寝るまで痛みが続く。寝る時も腰が痛み あお向けになれず。 薬を塗ってうつぶせで寝る。 12/11 Nationalレンタカーの保険会社(Car rental claims Inc.)。 本事故担当者 Janie Malky(1-800-727-2777 ex.2647) とようやく連絡とれる。 claim no = 000-215-487 NJのno fault law(*1)を知らないがために、Natinalの保険担当官に 3週間かけて辿りついたら、返ってきた答えは「自分の保険でカバー して下さい。カバーされない場合は再度コンタクトして下さい(*1)。」 午前中に自分の保険会社の代理店にコンタクト。 担当者不在のため降り返し連絡を頼むがないので午後に再度連絡。 Keikoさんに事情説明した後、no fault lawの説明を受ける。 しかし、この後クレームNo発行がなされないまま代理店で話しが 止まったまま1週間経過する。 ・明日からシカゴという寒いところへ出張である。このままでは つらいので、医者のオフィスに治療お願いできないかと伝言を残す。 夜に電話があるが、出張前の治療は当然不可能。 帰ってきてからの治療を予約。 ・AVISしか会社保険が対象にしてないのでは明日の出張で 現地人が借りるレンタカーが保険かかっているのか??。 MIDCAに確認要請をいれるがよくわからない返事。どうやら Nationalの場合、National Rent a carが提供する自動車保険 が追加料金無しで付加されるという契約になっている模様。 12/14 カイロプラクテック 12/17 ・Car rental claims Inc.のJanie Malkyのボイスメッセージに、 当方保険のカバーしない分の支払い要請を残す。 1/2まで不在とのメッセージがあったので当面コンタクト不可能。 ・保険代理店にMRIとる時のpre certificateが必要かを確認。 「医者が必要と判断した最初の1回目は承認不要。その後、よく わからないのでもう一度とかは承認必要となる。」 とのこと。 ・カイロプラクテック治療 MRIを取ることに決定 ・MRIを取るために予約をしようとオフィスへ The Women's Center at cliffs. phone:201-816-1300 fax:201-816-9533 しかし、事故から10日以上たっているので保険会社の pre certificateを取る必要があるとのこと。クレームNo 教えろというのだが、私はまだ知らない。 保険代理店から、東京海上火災に連絡とってもらうが 結局連絡なし。 12/18 ・Facilityに事故レポートを出したが、内容確認もしてこない ので疑問に思ってたら、Mikeから「時間になったら自動的に 照明が消えるようになっている。それ以降は各人の責任だ。」 などと言っていることを聞く。 人が死んだら、管理責任を問われるかもしれないことを考 えているのだろうか? 一体だれが何時に照明が消えるということを知っていて、 自己責任で歩かなければならないと知っている のだろうか? 自分の範囲でしか物事を考えず、責任のがれ をしようとする典型的なアメリカ人が見えてくる。 無力感と同時にやっぱりね・・という思いしか感じない。 Mikeからはお前はステレオタイプなアメリカ人感しかもってない といわれるが実際そういう人間が多数なので仕方ない。それが この国なんだから。それを受け入れるしかない。 最初からfacility officeには何も期待してなかったし、単に最初の レポート報告先として存在してくれればよかったので無視するの がいいのだろうが、会社としてそういう考え方を責任者がしている ことは将来まずいことが起こるかもしれない。一度電話してみる か・・本当にそういってるのか確認するためにも・・ ・東京海上から連絡ないのでこちらから保険代理店に 連絡を再度とってみればクレームNoは発行したが、 「本件は労災が適用されるはず(*2)ですので、そちらで」 との回答。。。 この間に平行して携帯の留守番電話に東京海上から 同様の内容のメッセージが入っていた。 担当 Mary 212-297-6740 ---> 労災orMVI(Motor Vehicle Insurance)どちらで 処理するにしてもとりあえずはMVIでMRIの件はOK なはずなのでMRIはとることにする。 ・MRIをとるオフィスに予約を取ろうと電話して、MVIの クレームNoを伝えると来週の木曜(12/27)来てとのこと。 そんなに待てないよ。けど保険会社とコンタクトとらないといけないので 1週間かかるとのこと。。 「自費で払うから明日できないか?」というと、 「できるけど高いよ。。」 「。。。う、幾らなの?(高ければ考え直すから)」 「400ドル。貴方自分で出すというからディスカウントした値段よ。」 OK. その程度ならいきましょう。 (レントゲンで500ドル、治療で500ドルぐらい既に いっているのだがまだ払ってないのでちょっと余裕だが 明日は払う必要があるな・・病院最後だし。) 12/19 MRI MRIを取る。30分機械の上でじっとしておくのは辛い。 12/21(Fri) 担当の医者から電話がかかる。MRIの結果がでたそうだ。 靭帯に異常なし。骨に異常なし。だが、 所見欄に3つ記載がある。 ・後方の半月板の老化の兆候(Grade II siganal in posterior horn of the medical meniscus) ・若干の関節液の浸出(small joint effusion) ・内側後上に1cm 結節腫 (ganglion cyst in soft tissues posterior to the medical aspect of the distal femur ) 関節液が漏れるぐらいなら膝の奥の痛みが納得な気がする。結節腫というのが気になる。。あと老化という表現もいやなものである。 12/22(Sat) ちょっと会社によってハンディバッテリ3本を抱えたら腰にくる。。。体力落ちたなァ。。荷物肩にもつ時に二の腕を曲げたら筋肉が変な感じで痛い。 12/23(Sat) ちょっと寒い。朝起きた時から膝の痛みを感じる。 診断書を見て幾分精神的な不安で痛みが強くなっている気もするけど、 寒さのために痛みを感じているのかもしれない。 パソコンを叩いても腕にしびれがあるような気がして嫌なものだ。 12/25(Tue) 会社関係で入っている保険会社に電話してみる。傷害保険は海外でも対象との ことで初日から給付がでるんだそうな(\1500/日)。病院が遠い・勤務時間外は 開いてないので仕事抜けていかねばならないので毎日通うことは無理なので せいぜい1万円貰えればいい程度かな。交通費程度か。 =================================================== (*1) NJ/NY州では、交通事故において事故の治療に対する 保険金の支払いに際してどちらが悪いかという概念を 捨てる法律が制定されている。 この法律により、交通事故が起こった場合は治療費は 負傷した者の加入する保険から支出されることになる。 この法律の背景には、大きな怪我では治療費も大きくなり 保険金が支払われるまでの事故負担も大きくなる。通常 保険金は過失割合によって支払われるので、それを裁判 で確定するまでに長い時間がかかりそんなまつことができ ないので、このような自体を防ぐためにこの法律が施行された。 (*2) 保険治療費すべてがカバーされるわけではない。 私のVehicle insuranceでは initial deduction : $250 self payment : 20% for up to $5000 expence 治療に$1500かかった場合、$250+1250*0.20=$500 が自己負担となる。実際は保険診療の対象外が診療 に含まれるので自己負担はこれ以上となる。(らしい)
ご意見、ご要望は mailto:yoko32@hi-ho.ne.jp までお願いします。