** 怪人の独り言 **


寂しいね・・・

淀川長治氏死去

「皆さん、またお会いしましたねぇ。」や「さよなら、さよなら、さよなら。」等でお茶の間の人気者だった映画評論家の淀川長治氏が永眠されましたね。  私は淀川さんの講演会を観に行った事があり、非常に尊敬していたのでとてもショックでした。  黒澤監督がなくなってからほんの数ヶ月なのに・・・  生前の淀川さんの講演会は丁度『チャーリー』の公開前だったのですが、淀川さんとチャリー・チャップリンの初対面秘話などが聞けて大変満足したものです。  私は元々映画がとても好きで、淀川さんの解説などは食い入るように見ていたものです。  もうブラウン管でお目にかかれないのが残念でしかたありません。  心からご冥福をお祈り致します。 

サイレンスズズカ安楽死

話は少し古いが、書いておきたい事がある。  サイレンススズカの安楽死である。  安楽死については色々な意見もあるだろう。  ライスシャワー、ホクトべガなど、安楽死させられた名馬は数多い。  サイレンススズカの場合は、左手根骨粉砕骨折で完治の見込みが無く、安楽死された。  これを人間のエゴと取るかどうかは個人の判断の話です。  問題なのは治療のために生かしておいた場合、元来馬は立っている動物なので、脚の骨折などで横になると寝返りがうてず、床擦れが発生します。  これを放置すると、どんどん腐り死に至ります。  また、立たせておくと他の脚に負担がかかり、健康な脚も故障します。  そうなるともはや手の施しようがありません。  これらが馬にとってどれほど苦しい事でしょう。  事実、あの名馬テンポイントも予後不良と診断されましたが、ファンの熱望により安楽死は免れましたが、牧場では大変な苦労があったと聞きます。  私には良いか悪いかは判断がつきません。  きっと、今後もこの問題で悩むのでしょう。  あのスピード馬サイレンススズカの走りが見れなくなるのは、とても残念です。  走るのも逝ってしまうのも早すぎました。
 

貧乏は罪か!!

唐突な話題で申し訳ありません。  最近は、金融市場の崩壊や景気の低迷、大規模なリストラ等で貧乏を余儀なくされている方が増えています。  因みに私も少なからず影響を受けてしまいました。  こんな時って一番、消費者金融に手を出しやすいです。  最近ではTVコマーシャルなどでバンバン流れているアレです。  しかし、切羽詰まった時こそ慎重に考えましょう。  まさしく、「ご利用は計画的に」です。  やむを得ない事情から手を出し始めると、しっかりした意志が無いと大変な事になります。  大手の消費者金融会社は最大4社までをリミットに貸し出します。  それを越えると、大手では融資をストップします。  しかし、現在の景気ではどうにもならず、更に手を出してしまいがちです。  ここまで来るとお分かりでしょう。  大手以外の消費者金融は、「他店で断られた方にも貸します。」の言葉が出てきます。  これが落とし穴なんです。  基準値を越えた融資はの出来ない筈なのに融資すると言われたらそう、アレです。  十日で一割ならまだしも十日で三割などの違法な金利になります。  要は金融会社もヤバイ橋を渡る訳です。  一応は回避策を検討しますが、借り手には不利な要素ばかりです。  しかも、自己破産を行なった場合、給与を差し押さえてもかまわないと言う内容の契約書が出てきます。  十日に一度は利息を払わねばならず、決して楽にはなりません。  できるだけ消費者金融には手を出さず、生活水準を落してでも暮らして行きましょう。  多少きつくても、後の事を考える余裕が必要です。  貧乏しても借金増やすと回復に時間がかかります。  でも、なぜか貧乏すると、落ち着いて考える余裕が無くなるのも事実です。  そんな時そこ、第三者に入ってもらい、助言してもらうといいと思います。  真摯に考えなければ身の破滅に繋がります。  どうぞ、皆さんもお気を付けて・・・
 

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