** 怪人の耳はロバの耳 **
遂に来てしまった、Jリーグの危機!
地域に根づいたチーム作りを基本理念としてきたJリーグ。
遂に破綻かと思われる事態になってしまいました。
今回は揺れるJリーグに眼を向けてみました。
サポータの意見はどうでもいいの?
W杯が終了して5ヶ月。 チケットが無くても応援に行ったサポータ達。
そして何より地元チームを応援しつづけたサポーターを裏切る形になった横浜フリューゲルスと横浜マリノスの合併。
なんとか2部でもいいから存続してもらいたいと思う。 私はマリノスのサポータではあるが、今回の件ではフリューゲルスのサポーターを応援したい。
これまでにもエスパルス、ジェフの存続危機はあったが乗り越えてきた。
特にエスパルスはサポーターの熱意と球団の努力で存続できた。 今回の問題では出資企業の思惑だけが先に立ち、サポーターの意見がまるで無視されている。
突然の一方的な決定により解体されるチーム。 しかも、フリューゲルスに所属した選手は移籍後、試合出場の保証はない。
自分を売り込む事の出来るトップの選手は何とかなるだろう。 しかし、サテライトの選手やユースの選手はどうするのか?
各球団とも選手保有枠があるし、それまで違うチームで異なるスタイルでやってきた選手達はチームで受け入れられるのだろうか?
今シーズン野球で日本一になった横浜ベイスターズが、練習施設の提供などで援助を申し出ているにもかかわらず、球団を解体するのでしょうか?
そんなにプライドが大事なのでしょうか? そんな疑問を隠せません。
こんなときこそ、エスパルスの例に倣うべきなのではないでしょうか。
サポーターと選手は一生懸命、チーム存続を訴えています。 球団幹部はこれを無視しないで正面から取り組んで欲しいものです。
名門の終焉・・・
日本サッカー界の名門、ヴェルディ川崎の崩壊が見えてきた。
読売新聞社が日本テレビへの株式譲渡を決定したと言う。 チームは存続できても、以前のようなタレント集団ではいられなくなるだろう。
読売新聞社の撤退は渡辺恒夫氏の意見だろうが、川渕チアマンとの合い見え得ぬ確執が浮き彫りにされる。
時には企業のトップの発言とは思えない言葉で、川渕チアマンを罵倒していた。
川渕チアマンのイメージしたJリーグ作りの構想を理解出来なかったのであろう。
プロ野球のように企業名を前面に出さず、地域名を入れる事で地域密接型のチーム作りをしたかった川渕チアマンと、プロスポーツを利益団体にしたかった渡辺社長。
気持ちは判らないでもないですが、子供の喧嘩みたいな事はやめて欲しかったですね。
しかし、名門「読売日本サッカークラブ」の終焉はいとも簡単に始まってしまった気がしますね。
日本サッカー界の最大の功労者ラモスの引退
11月14日、一人の選手が引退する。
ラモス瑠偉、日本サッカー界の最大の功労者である。 今も忘れない、あのドーハでのラモスの「嘘だろ・・・」の顔。
来日した時には閑古鳥の鳴いていた国立競技場。 プレー・スタイルの違いから来日してすぐに1年間の出場停止、そして帰化、日本代表での活躍、初の移籍等、ラモスにまつわる話は尽きないが、お疲れ様と言っておこう。
きっとラモスの事だから、解説では言いたい放題なんでしょうね・・・(笑)
今までありがとう、そしてこれからもよろしく!