** 怪人のちょっと気になる話 **
お詫び
今回の更新時に、このページは更新出来ませんでした。
次回更新時には内容の濃いものを・・・と考えております。
次回をお楽しみに。
ギリシャ神話ってまるで昼メロ?Vol.2
ギリシャ神話では必ずしもハッピーエンドにはならない。
強き者も敗れ、能力を持ったものは力に溺れ、あるものは姿を変えられてしまう。
そんな神話の一部を紹介したいと思う。
ギリシャ神話最大の勇士、アキレウス(アキレス)
人の体の一部、アキレス腱は彼にちなんで、その名前がつけられている。
彼は幼いころ、母親のテティス(海の女神)に不滅の体を与えられる。
その方法が凄い。 両方の足のかかとを持って、黄泉の国の川ステュクスに浸した。(おいおい、溺死したらどうすんだよ)これで彼の皮膚はいかなる武器でも傷つけることが出来なくなった。
そうでなくとも足は速く、素手でも相手を倒せる。 その上ルックスも良いとくれば困ったもんだ。
しかし、彼にも弱点があった。 そう、母親のテティスが、黄泉の国の川ステュクスに浸した時持っていたかかとである。
無敵のコーティングをそこだけ出来ていなかったのだ。 アキレウスの最後は闇討ちだった。
トロイアの皇太子ヘクトルに、親友を殺された事を猛烈に怒り、復讐のためヘクトルを殺した。
この時、アキレウスは「ヘクトルより3日以上長く生きられない。」と言う運命の女神の宣告に挑戦した。
しかし、ギリシャ神話最大の勇士アキレウスは、ヘクトルの弟パリスの闇討ちによって、唯一の弱点かかとに矢を撃たれた。
限界を知りなさいって・・・
イカロス
ひとは限界を超えようと努力し、時に記録を作る。
しかし、この坊ちゃんはなんか違うようだ。 一時はアテネに気に入られた名工ダイダロスを父に持つイカロスはクノソスの迷宮ラビュリントスから逃れるため父親におねだりして翼を作らせた。
これが俗に言う「イカロスの翼」だ。 ダイダロスもこれを作るには随分悩んだ。
その良からぬ予感は的中した。 極度な空想家のイカロスは自分の能力を忘れ、父親の警告を無視して太陽に向かい飛び始めた。
やがて、その翼をつけているロウか溶け、イカロスは海に落ちていった。
いまだに航空技術の研究者は失敗作を見て「イカロスの翼」と比喩するらしい。
と、今回は二つの話題でした。
次回は・・・ A^^;)