2001年度生徒作品が公開できないのは

 2001年度より「インターネットの学習活動への利用」事業により、インターネットへのアクセスに時間制限がなくなりました。そのため、生徒がWebページの閲覧を自由に行えるようになりました。
 Webページを作成するにあたって、商用サイトなどさまざまなサイトを閲覧し、「ホームページ作成計画」を立てました。その際、「画像などをコピーすると著作権の侵害になる」という事を口頭で伝えたのですが、指導が甘く、画像などをWebサイトからコピーして作られた生徒作品が多く、「どれが公開できるものか」を判断することが難しく、公開することを断念しました。
 2002年度はこの反省を生かし、「ホームページ作成計画」を立てるときに、著作権について説明をきちんとすることにしました。
 「自分の描いた絵が知らないところで使われていたらどうする?」「絵を描いて生計を立てている人が、勝手にコピーして使われたらどうなる?」「自分の写真が知らないところで公開されていたらどうする?」などについて考えさせ、「使われた側に立って考えると、どうすべきかわかりやすい」という説明を、計画を立てる作業の前に行いました。
 その結果、2002年度の作品は著作権・肖像権に配慮され、問題ないものがほとんどでした。