The Word of Poropose

 

 

B-CLUB

 

Bclub.JPG (16512 バイト)B-club31.JPG (23991 バイト)

 

バンダイより1985年11月から発売されていた、アニメーション&特撮を中心としたホビーマガジン    以前発売されていた、同社の商品案内小冊子「模型情報」の豪華版とも言える  

この本は模型やガレージキットを中心とした内容ゆえ、オーラバトラーと言う題材は格好の物と見え、創刊号から取り上げられています   なお、この雑誌に掲載されていたオーラバトラーの記事の殆どが、B-CLUB SPECIAL「AURA BATLLERS」及び同Uに掲載されています

また、掲載されたキットの複製販売を発端とした、B-CLUB特製ガレージキット展開は、現在もリリースを続けており、当然オーラバトラーもそのラインナップに入っており、現在もその種類を拡大しています   

尚、同誌は98年に廃刊、アニメ部分は電撃B-Magazine、ホビー部分は電撃HobbyMagazineにそれぞれ受け継がれています

ちなみに、同誌の創刊号は2号であり、1号は「Parking Area」という、カーモデルの冊子でした

また、AuraFantasmの内容に関しては彷徨人さんの Byston Well Tales に詳しく記されています

 

39号(89年1月)

久方ぶりにダンバインネタが多くある号です。

まずは、恒例となった「オーラバトラーキットを再点検する」Vol8はオーラシップの1/550ゼラーナが登場。手すりに輸入物のエッチングパーツを使うといった豪華な作例を掲載されてます。(カラー3P)

 

続くは「蟲の標本箱」と題した、SDダンバインの紹介(内容は2ndページアイテム→SDをご覧下さい)(カラー2p)

 

そして今回の目玉は、北爪宏幸描き下しマンガ「女神サーバイン」です。これはマックスファクトリーの1/32サーバインカラードモデルの為に出渕氏が書き下ろしたベイルのイラストを元に北爪氏がキャラクターを設定、漫画化したものです。(白黒6P)

ちなみに、ベイルの女性は似てるけどシーラ様でなく、ある王国の女王ノーマ・ルウとの事です。

併せて、マックスファクトリーのサーバイン情報も渡辺誠氏の解説と共に紹介されてます(白黒1P、カラー1P)

 

その他:今回はコミックなどが多かったっす。まずはお馴染み近藤和久のMS最前線。Vol2は「ジオン方位網」と題して、ガンキャノンを取り上げてます。なんか獲物扱いされてるザクが可哀想・・・(白黒16p)

続いて、小林誠氏のGの伝説(8P)そして、先のダンバイン物と3つの作品が掲載されてます。

 

また、当時は0080の展開当初という事もあり、巻頭は00801巻の特集&GMコマンドの作例が掲載されてました。

 

 

(この間は後日埋める予定)

 

24号(87年9月)

この号のAURA FHATASMは「夢見る海(スティラ)の星(マリス)」シリーズの展開をはじめました。女王であり、魔女であり、なおかつ人と妖精のハーフであるスティラ・マリスと1角の巨人サーベスト。その組み合わせの旅立ちが描かれてます(簡単にだけどね)(カラー2P)

さて、LARKの広告では、今月からWAVEへと改名する旨告知されてます。あわせて最終量産型ビアレスの再生産の告知がなぜかライネックの写真と共に掲載されてます。しかし、ここに書かれてる1/35 OB ライネックって・・・1/35 AB ライネックの間違いなんだろうなぁ・・・

 

その他:Side Story of Gundam Zのハシラ企画「The Collection」でバンダイ商品のプレミアグッズについて書かれてます・曰くセル画バージョンの1/144ガンダムのキットが2000以上、旧バンダイマークのキットなら定価+100〜200円だとか・・・

そこで、ダンバインのネタも登場!対象は黒枠の1/72ダンバイン、これはアイスクリームのキャンペーン用の景品として作られた物だそうです。この87年当時で8000円以上だそうですから、今では1万を超えてるのかな?後は、トッドダンバイン発売以前の、頭部変更前ショウ用ダンバインもプレミアが付いてるとの事です。しかし、あんなもん欲しがる人居るんかいな?(ただでさえ出来悪いのに・・・)

 

23号(87年8月)

この号でようやく、AURA FHATASMが再開!でNo18は「再開のお知らせ的イラスト」と言うことでライネックをモチーフにしたイラストを掲載されてます。(ライネック版スカラベってかんじかな〜?)で、説明文では、今後の展開として今までと違った展開を行うとの事、曰く「デザインのみ勝手に独り歩きさせてみて、それに付随して出来たものを世界に取り込んでいってしまおうって事」だそうで・・・と言うわけで、24号からのサーベストシリーズへと展開していくわけですね〜

で、そのページの隣合わせに、ラークのソフビキット1/35ライネックが写真紹介されてます。(合わせてカラー2P)横のイラストのグリーン(と同ページの設定画のグリーンがあまりに明るいために、ちょっとキットのカラーに違和感を感じますね。また、全体的なフォルムにものへ〜っとした感じがします・・・で、そういや今回ラークの広告無かったなぁ・・・お陰でダンバイン関係の広告は全滅状態です・・・

その他:近藤氏の、オリジナルZGコミックSide Story of Gundam Zが、模型情報から引越しして連載再開!でも「西武新宿戦線異常なし」はどうなったのかな?(白黒13P)

ドラグナーより、ゲルドーラのフルスクラッチ記事が掲載。ドラグナーの中でも相当気に入ってたメカなので、そのディオラマには一言「え〜な〜」重ね重ね、キット化ならなかったのが残念です。(カラー3P)

 

22号(87年7月)

今回の美少女図鑑は地球防衛少女イコちゃん2でした、もっともイコちゃんの解説よりも、原田知世のコンサートに行って寂しい思いをしたって所に意外さを・・・昔は撮影を追って海外まで行ってあまつさえ出演までしたのに・・・それが今ではこの娘扱い・・・うーむ(白黒1P)

第4回ワンダーフェスティバルをレポートした、「ドキュメント ワンダーフェスティバル」によると、この回はABと共に、チャム・ファウのKitが「あちらこちらで見られた」そうです。(白黒1P)

ROBOT CLUBのコーナーにおいて、OVA化が発表されてます。その中でOVA新作部分の構成案が書かれており、

@オムニバス方式:バイストンウエルに魅せられた5−6人のクリエイターにそれぞれ胸に持ってるバイストンウエルを描いてもらう方法

Aリメイク: もう一度企画を読み直し、もう一度設定を見直し、ダンバインとは何だったかをスタッフ側に理解してもらう

B完全オリジナル:ここでは「不可能」と言いきられてます。オリジナルのABにオリジナルのキャラの展開に対しても、「君は鉄の紋章に満足したのかい?」と問うことによって否定しています・・・しかし結果は・・・その不可能に見事に挑戦して、失敗しましたね〜

自分としては、2のリメイクが一番見たかったなぁ・・・@なんて変に近藤氏や小林氏が入ってたりするとそれだけでアウトですからね・・・(あの当時のB−Clubだったら絶対入ってたでしょうね) (白黒2P&イラスト6点:作者不明掲載)

BANDAI BRAIN BANK MEDIAでは福岡県のP.N Rulie−TさんのED版エル・フィノのフィギュアが掲載されてます(カラー1P、白黒1P)

さて、LARKの広告で、1/35ズワースレプラカーンライネックのパッケージイラストが公開されてます(白黒)

 

その他:今回は特にこれと言ってなかったなぁ・・・

あ、モビルスーツ大発展史は連邦軍&エウーゴ編を展開、ホントこの当時ってMS少なかったんだなぁ・・・(カラー4P)

 

21号(87年6月)

今号は18号で募集したオリジナルオーラバトラーコンテストが発表されています

結果としては、3部門それぞれ1席が無く、2席以下の紹介となってました。ちなみに、キャラクター部門での受賞内容は、チャムファウ2点、マーベル1点、オリジナルフェラリオ1点の計4点。残念ながらシーラ様は有りませんでした(T_T)(そういえば、ボチューンも受賞作の中に無かったなぁ)(カラー1P、白黒3P)

で、今回の美少女図鑑は「紅い眼鏡」からプロテクトギアの女性隊員でした。んで、説明文を見ると・・・当時開催されていた、個展の宣伝文だったりする・・・(白黒1P)

ちなみに、巻頭の逆襲のシャア特集ではガンダムのデザインについてのインタビューが、1Pですが掲載されてます(カラー1P)

今回の広告は、残念ながら別冊の「Aura Battlers」だけでした・・・

その他逆襲のシャア発表記念のモビルスーツ大発展史、ニ作目はこれまた当前!のザク。これもザクV迄しかないんで、3Pに収まっちゃってます。しかも、余裕があるようで、ザクダイバー何つー物が大きく取り上げられてたりしてます(^^;)(あれ?そーいやキット化もされているシン・マツナガザクが無いなぁ・・・)

しかし、重ね重ね今の時代でおんなじ事をしたら何ページ必要なんだろうなぁ・・・(カラー3P)

また、当時発売されたM-66について、原作者の士郎正宗氏と監督の北久保弘之氏が作品について4Pに渡って語ってます。但し、これはさわりだけで、続きはM-66のフィルムコミックに掲載されているとの事・・・

 

 

20号(87年5月)

今回のAura Fantasmじゃなくて美少女図鑑は戦隊美少女ペアのキメラ&レー・ネフェルです。そして、その同じページにはAURA BATTLERSの発売告知及びOVAの発表がさらっと行われてます。(合わせて海洋堂ギャラリーで開催された出淵裕展の告知もありました(白黒2P)

さて、コトブキヤの広告は、1/72ヴェルビン(3,800円)とギトール(4,300円)が登場、そして海洋堂では1/72ダンバイン(リメイク版、3,000円)を新作に、ズワース、ライネック(両方ともノンスケール)の写真を掲載

その他:なんと言っても、バロム1でしょう!速水仁司軍団による全ドルゲ魔人の立体化!その数33体!!いや〜この眺め!ドルゲ魔人のグロテスクさを改めて思い知らされました・・・(特に人体シリーズ)(カラー6P)

そして、多分逆襲のシャア発表記念で、モビルスーツ大発展史を展開、その一作目は当たり前!のガンダム。一応νガンダム前だから、そんなに数多くなく(この時はガンダムも1作に1−2体だったしね)4Pに大きく図版も使い、なおかつ塩ビや森永チョコスナックまでフォローした、キット化チェックリストなんつーもんを付けてます。今の時代でおんなじ事をしたら何ページ必要なんだろうなぁ・・・(カラー4P)

また、サンライズが製作した初の3Dアニメーション(また、もしかしてオリジナルVHDアニメーションかも?)「DEAD HEAT」の世界観紹介マンガが松川健一氏によって描かれてます(白黒4P)

あと、対談ではフィギュアで有名な、バブルガムのフィギュアに関して石井和夫氏と園田健一氏、ダンガイオーに関して大張正己氏と平野俊弘氏の対談が組まれてます。

 

19号(87年4月)

今回のAura Fantasmは・・・ないよ〜ん!!出淵氏はその代わりになんと、美少女図鑑を連載開始!なんでも、編集部の方針で、短期集中連載を依頼されたそうで、AFは単行本(AuraBattlersの事)が終了次第、新構想で再スタートだそうです・・・んで美少女図鑑の第1回目はスケバン刑事2代目の南野陽子を取り上げつつ、実際の人物を描くにあたっての注意点などを語っておられます(白黒2P)

さて、コトブキヤの広告は、1/72ヴェルビンが登場(3,800円)あれ?だいぶ取り扱いが小さくなってきたような・・・

その他:バブルガムクライシスのプライベートデータはネネが登場!、いきなりマンガのがんばれネネちゃんが笑えるなぁ・・・(特にラストコマのレオン・・・)(白黒2P)

フリーゲントは番外編と称し、メッサE開発史を掲載、そこのイラストを描かれてるのは、ヴォルドーの市川裕文氏でした・・・(白黒4P)

また、聖闘士星矢の玩具改造紹介などで、いよいよ星矢が登場してきてます

そして、ドラグナーではオリジナルデザインが2点、近藤和久のドラグナー重戦タイプとエイリアン型ドラウ。うーん、編集方針ともどもなんか違うような気が・・・・(カラー3P)

 

18号(87年3月)

今回のAura Fantasmスカルマグリフィンが登場。なんでも、エイリアンクィーンに触発受けて、骨っぽいものが描きたい!って事で、この2体になったそうな・・・うーん、時代が分かるなぁ(^^)(白黒2P)

また、この号では「オリジナル・オーラバトラー・コンテスト」の告知有り。無いようは、キットの作例である1、キット部門。フィギュア作例の2、キャラクター部門。フルスクラッチ関係の3、オリジナル部門の3つでした。ちなみに、商品は第一席出淵氏オーラファンタズム原画と、オーラバトラーキット(2万円相当)(1名)、第二席は出淵氏サイン色紙と、ABキット4千円相当(5名)、第三席は出淵氏サイン入りB−Club特製トレーナー(10名)でした。

同ページと、次のページにはラークの1/35ビアレスソフビキット(3500円)、海洋堂の1/72ズワースプラキャスト製キット(5800円)、そして、読者投稿のS・ビランビーが掲載されました。(白黒1P、カラー1P)

さらに、次のページには横山宏氏のオリジナルオーラバトラー(正確にはオーラマシン)が掲載・・・んでも、オリジナルって・・・うーん世界観を無視するのが・・・オリジナル何かなぁ・・・

さて、コトブキヤの広告では、1/72ズワース(4300円)、海洋堂では、ズワースレプラカーンが12cmシリーズでまたも登場(両方とも5800円)そして、ラークは1/35ビアレスソフビキット(3500円)を載せてます。

で、読者参加のSTAFFルームでは、ホント久方ぶりにABのイラスト掲載、新潟の中島圭介さんのズワースのドアップが採用となってます。

その他:この号の裏表紙はまたも出淵氏によるプロテクトギア(表はスケバン刑事V)

また、この号からバブルガムクライシスの連載特集「BUBBLE GUM 裏 WORLD」開始、(カラー3P、白黒3P)、また異色対談として押井守と士郎正宗氏の対談を掲載(白黒4P)  そして、ヒーロー大百科6では、速水軍団による秘密戦隊ゴレンジャーのディオラマ掲載・・・これがホント凄い出来です(^^;)

 

17号(87年2月)

今回のAura Fantasmはなんと豪華にも、ラナウン=シーガータガドラムが登場!んでもP数はいつもどおり白黒1P,カラー1P・・・あれれ?ちなみに、カラーはガドラムだけです・・・

さて、コトブキヤの広告は、前と同じ1/35ダンバインの写真、そして海洋堂では「海洋堂が作るとやっぱりこうなる」と題して、ズワースレプラカーンが12cmシリーズで登場(両方とも5800円)

その他:この号の表紙は出淵氏によるスケバン刑事の南野が登場!(裏は横山宏氏のバウンドドック)

また、この号を持って「凶兵器ヴァンヴィール」が終了(全6回)また、ドラグナーシリーズ、私ならこう作る!と小林誠氏、横山宏氏、小林とおる氏が作例を紹介・・・しかしこれドラグナーといわれない限り、絶対にドラグナーなんて単語が出てこないと思う・・・ここまで、アレンジしてしまうのもなんだかなぁ・・・(なんか世界観をまったく無視してるって感じです)

 

16号(87年1月)

Aura FantasmNO.15は出淵版ビルバインこと、ヴェルビンが題材、今回は機体解説は無く、ビルバインに対する出淵さんの思い入れについて語られてます。んまぁ、出淵版ビルバインと言うことで、頭部拡大図、横、後ろなどいろいろな方角からのイラストがあり、まさにヴェルビンの設定資料と言っても良いほどですね。(白黒1P、カラー1P)

また、巻頭ポスターには、竹谷隆之氏の究極のダンバインが出現、その独特の世界観あふれるものになってます

そして、その製作記事がAura Fantasmの一コーナーとして掲載されてます(白黒4P)

Mechanic Modeler(読者投稿のページ)では、嶽本一郎氏による1/100マサラグ、及びSDダンバインボチューントッド用ドラムロが掲載されてます(カラー)

広告ではコトブキヤの1/35のライネックズワースが原型改修のお知らせとともに、1/72ズワース、1/35ダンバイン海洋堂では1/72ボゾン(3、800円)、そして最初で最後のチャンスとばかりのLARKのオリジナルバージョンの1/35ビアレス(3、500円!!)の写真が掲載されてます    う〜んLARKのオリジナルビアレスはかっこいい・・・

ちなみに、海洋堂の1/72ボゾンはHOBBY INFORMATIONのコーナーでも掲載されてます(んでも白黒)

その他:この号から、B-Clubは両面表紙性を採用、この号の場合、表はオネアミスの翼、裏は小林誠氏のオリジナルドラグナーキャバリアー付きという贅沢さです

また、押井守原作、近藤和久画の「西武新宿線戦線異常なし」が、「メカニカル青春コミック」というふれこみ付きでスタート・・・しかしなんというか・・・押井氏がそのまま描いたほうが良かったんじゃないかなぁ・・・

 

 

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