The Word of Poropose

 

 

小ネタでGO!

ここでは、ダンバインやシーラ様に関する事で、簡単な事を記しております

第一回「シーラ様の髪の毛の色

「翡翠色の髪の毛の女の子なんだぞ」これが、27話でショウによって語られた、シーラ様の髪の色の表現です。 この台詞を聞いた途端、思いました、「翡翠色ってどんな色だ?」って・・・  今だったら、分かるんですけど、当時翡翠で知ってる事と言えば、ゴレンジャーの翡翠仮面のみ(^^;)  しかも、こいつのカラーイメージは、赤色だの黄色だのが混ざった物で、シーラ様の髪の色とは全然違いました。 その時は、「ショウは、なんて表現するんじゃ」、と思ったんですが、事実は翡翠仮面の方がおかしかったんですよね。

しかし、シーラ様の髪の色って2バージョンあるんですよね。 嵐の玉の中の色と、それ以外のもの。 嵐の玉の中の場合、光のささない暗い所ですから、必然髪の色が濃くなる訳で、グリーンと青の中間点になってます。 でも、面白いんですよね、と言うのが同じ嵐の玉に入った、ショウ、エル、トッド、ひいてはダンバインまで殆ど、嵐の玉バージョンの色になってないんですよね。(ビアレスは多少黒くなってるようですが) んまぁ、ショウは黒髪だから変りようがないけど・・・ んまぁ、この点からも、シーラ様にどれだけ力が入ってたか分かりますね。

所で、翡翠色のイメージは、自分は嵐の玉バージョンだと思うんですよね。(普通の方はペパーミントグリーンかな) 基本的にそっちの色が近いと言うのがあります。 あと、ショウがシーラ様を見たのは殆ど、嵐の玉内、もしくはコクピット内なんですよね。 外で見たのは最後の会話だけ、それもトッドの襲来で、早々に切り上げてます。 だから、ショウのイメージとしてはそっちの方が印象に残ってるんじゃないかと思うんですが。

んまぁ、シーラ様に自分の甘さを突かれた時に、マジマジとシーラ様を見ているので、こっちの印象の方が強いんじゃないか?という考えもありますね。

所で、この髪の色が二つあるということは、フィギュアなどでは結構悩むんですよね。 色的には普通バージョンの方が良いんですが、立体の場合は、翡翠色のほうが映えるかな?と思ったりします。 で、実際にシーラ様のフィギュアを、製作代行の方に発注した時も翡翠色の資料を渡して仕上げていただきました。 (その写真はいずれ掲載します)

さてさて、そこで冒頭のショウの台詞、何で翡翠色なんつー、複雑かつ正しくない表現したか?と言う事です。 実は、ショウ自身もペパーミントグリーンと思ってたのでは?。 最初は「ペパーミントグリーンの髪の色」と言ったものの、ニーやキーン達には伝わらない・・・だから彼等に分かりやすいように、翡翠色という表現を使ったんじゃないかな?と思ったりしてます。(連中にとっては、そっちの方が分かりやすいでしょうからね)

しかし、ショウ若いくせして、よくあんな表現を知ってたなぁ・・・

信濃裕様から、「ペパーミントグリーンの髪の色」発言について、物言いがありました。

「バイストン・ウェルは「ほんやくこんにゃく」が空気中にとけ込んでる世界ですから、それは無いのでは?ショウが日本語で「翡翠色」と言えば、そのイメージがニー達の知ってる色の言葉に変換されて伝わるんじゃないですか。」

いや〜、うっかり変換のレベルを間違えてました。 てっきり、バイストンウエル界に存在しないものは翻訳不可だと思ったましたが、しっかりマーベルの発言でテレパシーみたいなものとありましたね。 つまり、頭にあるイメージが向こうに伝わるわけで・・・ とユー訳で、ペパーミントグリーン発言説は無かった事に・・・(^^;)

 

 

第二回「シーラ様のスペル」

一応、私の知ってる限り3つのバリエーションがあるようですね.。  一つ目は、ロマンアルバム、ツクダのジャンボフィギュア、 カードダスマスターズ等に使用されたCIELA RAPANAアニメックの大事典のポスター及び同人誌「ちょっとHにバイストンウエル」に使用された「SEALLA LAPRANAんで、同じく同人誌の「THE MAGAZINE OF BILIN AND SEALA」(未紹介)に使用された、「SEALA LAPERNA」が三つ目・・

はっきり言って、どれが正式ってのは無いんですよね。 ホントは、サンライズのダンバイン記録全集が発売されてたら、すぐに解決なんですけど・・・ 

で、ちょろっと英和辞典なんぞを覗いて見ると、まずCIEで始まる単語ってのは無いんですよね。一方、SEAの場合は「海」がいきなりあるわけで、しかもsealなんつーものもあるし・・・ ここだと、SealaもsくはSeallaの方が旗色が良いですね〜

ちなみに、Infoseekを使って、海外のサイトに対して検索してみたところ、Cielaで78件、Seallaでは0件、Sealaで36件をヒットしました(またもや、Cielaが有利?)

んでも、この数って一般的って言うにはちょっと少なすぎますよね? ちなみに、映画コーラスラインに出てきた、シーラと言われるキャラクターのスペルを見ると、Sheilaとなってます。これで検索すると、あらま15万件以上・・・ど〜やら、向こうでシーラというと、Sheilaと言うのが正しいようですね〜

んでも、あくまでこれは現実世界の話・・・バイストンウエルの人間には、当てはまらないでしょう!

とゆ〜訳で、好きなものを使うのが一番かと・・・ちなみに、自分はCIELA RAPANAがお気に入りです。 理由は他より一番変わったものであると言う事(ちなみに、ラパーナの部分もわざと伸ばしてないところが気に入ってます)、またCIEと表記する事で、「シー」ではなく「スゥィー」とも読めるところが気に入ってます。(音的に更に純粋さ、鋭さが増しているイメージですね)

 

*補足 さてさて、この件に関しまして、文学を研究されているマラ・ブランさんから興味ある報告がありました

シーラとラパナ―「いましめ」と「くちもと」?―   byマラ・ブラン

わずかながら知識のある言語に「シーラ」「ラパナ」という単語を発見しましたので報告いたします!

サンスクリット(仏教文献を記したことで知られるインドの古代語です)で「シーラ(shiila)」とは、割と有名な仏教用語の一つで、「戒め、戒律、道徳」などを意味します。
原語はデーヴァナーガリー文字など、インド系の文字で表記されるのですが、ラテン文字で転写するならshiila(英単語として借用されたら綴りはshila、かな)のようになります。
(カタカナ表記で音を示すなら「スィー」ではなく「シー」です)

漢訳仏典では通常「戒」と意訳され、「尸羅」と音訳されます。
(「尸」はちょっと字面が悪いですね。「屍(しかばね)」の原字だし…もっとも他に「かたしろ(祭礼の時、神の身代わりとしてまつりを受ける者)」という意味もあるのですが…)

同じくサンスクリットでは、lapana(残念ながら「ラパーナ」ではなく「ラパナ」ですが)という単語も存在します。
意味は「口、口元、くちびる」など。

「いましめ」と「くちもと」…関連があるような、ないような…

…というわけで、書きこみ時にはラパナのLとRを間違える大失態!!
ロシア語の「口」が rot と、Rで始まるので〜……などと言い訳になりませんね!
(サンスクリットは、言語グループとしては、英語も含まれるインド・ヨーロッパ語族に属するので、LとRの区別も明瞭です)
重ねてお詫びします。申し訳ありませんでした。
念のためrapanaや、それに類する発音の語彙も調べましたが、適当なものは発見できず…
(「ローパナroopana」はあるんですがちょっと音が離れますね)

サンスクリットの説明と、その正確なラテン文字表記法に関しては割愛しましたが、万一必要でしたら御連絡ください。

という訳でマラ・ブランさんありがとうございました!ショウに対して戒めとも言える教えを与え、最後には唇を礼に与えた初登場の行動から察するに、富野監督もサンスクリットまで調べた上で名前をつけてたのかもしれませんね〜

 

第三回「PS版ゲームに関して」

突然の、PS版発売、一体何故今ごろ?バンダイは何考えてるんだ?嬉しいけど・・・といった声が聞こえてきそうなんですけど(^^;) で、考えたんですけど、これって、バンダイが、ダンバインの商品性を再確認したんじゃないか?と思ってます。  

思えば、ダンバインガチャポンEXの発売以来、ダンバイン関係の商品って結構ファンに歓迎されてたと思うんです。 ダンバインガチャポンでは、それまでのガチャポンに比べて圧倒的な売上を記録し、お陰で異例の色変えバージョンを発売。(現在発売中のガチャポンムック参照) B-Clubのガレージキットでは、BBSで信濃様が報告してくださったように、リピート生産が相次ぐほどの売れ行き。

更には、ダンバインプラモを特集した電撃B-Magazineでも、読者の反響が結構大きかったようです。 そして、再販のダンバインプラモも結構売れ行きが良かったようです。 

この状況を冷静に見ると、ダンバインというキャラクターはまだまだ売れる!とバンダイサイドが考えてもおかしくないでしょう。 そこで、出てきたのがゲームの話。 これまでの商品の購入層に一番アピールするゲームを出す事によって、更にダンバインの商品価値を図ってるのではないか?そう考えられます。(ついでに、ゲームでオリジナルのABを出す事により、B-Clubのガレキのネタを増やすと言う事もあるんでしょうけど)

そして、PS版ダンバインのゲームの売上が良ければ? 多分新たなバイストンウエルワールドが広がるのでは?そう思います。 なんせ、今はキャラクター不毛の時代、次々と続編、リメイクが作られています。(聞いたところによると、美しい少女の戦士や、未来少年などのリメイク、続編などが企画されてるとか・・・)

そんな状況では、ダンバインがリメイクされるのもおかしく無いんじゃないかな。 でも、そこで問題になるのが、作品のクオリティなんですよね。 昔のリメイク作品の場合、大概キャラデザが変っちゃってるんですよね・・・しかもあんま良くない方に。 で、ダンバインもそういう目にあうのではないかと。なんせ、今の状況はオーラマシンに人気があって、キャラクターにはそんなに人気が無いのではないか? ABだけ昔と同じ出淵さんのデザインでリファインして、キャラデザは新しいデザイナーに任せるんじゃないか?そんな恐れがあるんですよ。 事実今回のPS版も、メカデザに出淵さんを向かえる一方で、キャラデザは湖川さんじゃないし。 

自分の場合、ダンバインのキャラは湖川さんなんですよね。 それこそ、老師でもなく、出淵さんでもなく湖川さんのキャラクターが一番しっくり来る。 だから、今度でるPS版のソフトのアンケートには、よっぽど新キャラデザが良くない限りは、湖川さんのキャラデザが欲しかった。と書くつもりです。

んまぁ、上の事はあくまで自分の想像であり、当然ながら現在そういう話があるとはちっとも聞いてません(^^;)でも今の状況を見てたら、あながち、空想の産物とは言えない気がしますね。  その為にも、今後発売になるダンバイングッズ、良いものをリリースする限りは、買って行かないと・・・

でも、トレカだけは勘弁して欲しいなぁ・・・アレだけはホント金を吸う魔物だ・・・って出てしまったけど・・・

 

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