でも，中には危険なページや危ないソフト・データもあるのです。

　危険なページとはどんなものでしょうか？今，あなたが使っている，ホームページ閲覧用のブラウザにもいわゆる『セキュリティー・ホール』がある可能性があります。セキュリティー・ホールとは本来不可能なはずのホームページの側からのあなたのコンピューターの操作が，ある方法を使うと可能になってしまうというものです。

　その特定のやり方をつかうと，ホームページ側からあなたのコンピューターに関する情報（たとえばパスワードなど）を引き出したり，あなたのコンピューターの内容を破壊してしまうことができるのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　さらに、最近は見ただけで感染するウイルスまで登場しています。

　そういう罠を仕掛けているホームページがあるそうなので，どこへでもネットサーフィンするというのはリスクがあることだと考えておく必要があるようです。　　　　

　セキュリティー・ホールの詳細は省きますが，メジャーなブラウザであるネットスケープ・ナビゲーターにもインターネット・エクスプローラーにもこの問題はあり，発見の度に修正されていますがなおも次々と見つかっているようです。　　　　　　　　　　　　　

　もし，あなたがお使いのブラウザのバージョンが古いものなら，新しいものにアップデートしておいた方が無難です。　　　　　　　
　ただし，メジャー・バージョンアップ（たとえばバージョン３．０から４．０へ）直後のブラウザは問題があることが多いのでさけた方が懸命です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　マイナーバージョンアップ（例えば，バージョン３．００から３．０１へ）をしている場合にはアップデートした方がよいでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　なにより，甘いお誘いのあるホームページや正体不明のホームページには近づかないことです。