電子メール編   
 
 差出人が信用できない電子メール ('98.3.21)('01.5.3 加筆)


 ホームページなど持っていると感想を書いたメールを頂くことが 

ありますね。差出人を見てみると,あの有名人から……。うわーい 

ラッキー!!                         

 でも,ご用心。電子メールの差出人名は信用できないのです。  


 電子メールには差出人として名前かハンドル,そして電子メール 

アドレスが書かれているのが普通です。でも,それはいくらでも偽 

ることが可能なのです。だからそうそう信用してはいけません。今 

回はその理由を細かく説明することはやめておきます。でも意外に 

簡単に電子メールの差出人を偽れるのだとは言っておきます。メー 

ルサーバーすらもだまして差し出してくるので,本当の差出人を知 

るのは相当に難しいようです。それはメールサーバーの特性のため 

でもあるのですが……。                    

 この特性は、いわゆるSPAMメールと呼ばれるダイレクトメー 

ルを大量に発信したり、ウィルスをばらまく、メールボムと呼ばれ 

る大量のメールを一度に送りつける嫌がらせに使うなど、様々に悪 

用されています。                       

 一部のプロバイダーでは対策をしていますが,企業や個人のメー 

ルサーバーのの中には対策が行われていないものもあり、犯罪にも 

使われてしまうようです。                   


 こうした特性を悪用していたずらメールを差し出すのに使われる 

こともあります。場合によっては特定の人物の名をかたってその人 

の信用を落とすことをやっている場合もあるようです。      

 電子メールに限らず,インターネットの世界では名前やハンドル,

電子メールアドレスなどすべて信用できないものだと考えておいた 

方がよいようです。                      


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