電子メール編  
 
 同じ内容を複数の人に送るときは「BCC」! ('99.6.12)




 電子メールを使って、たくさんの友人・知人に連絡をする事って 

ありますよね。そんなときに、一人一人にメールを書いていたので 

は大変です。そこで複数のメールアドレスを指定すれば同じ内容が 

自動的に届けられる同報メールをすることになるのですが……。  

 しかしうかつにやってしまうと、メールが読みにくくなったり、 

あなたの交際関係者が他人にばれてしまったりすることになります。


 同じ内容を複数の相手に送るときには、普通宛先とCCにメール 

アドレスを指定します。CCとは”カーボンコピー”のことで、宛 

先に指定したアドレスに届けられるメールと同じ内容がCCのアド 

レスに届けられるのですが、受け取られたメールには、同じ内容が 

送られた相手のアドレスが全て表示されてしまうのです。送った先 

が多いほど、たくさんのメールアドレスが表示されることとなり、 

本文はメールのはるか後ろに追いやられてしまいます。読みにくい 

こと甚だしい!                        


 宛先の一覧が表示されても、お互い知った間柄なら問題ないし、 

むしろ、同じ内容を送られた相手が分かった方がいいこともありま 

す。                             

 でも、宛先一覧を知られたくないときもありますよね。そんなと 

きは次の方法を使いましょう(万が一の宛先一覧の悪用を避けるこ 

とにもなりますね)。                     


 まず、宛先には自分自身のメールアドレスを指定します。    

 次に、同報する相手を「CC」ではなく、「BCC(ブラインド 

カーボンコピー)」に指定します。ここに指定すれば送られるメー 

ルに送り手と受け手としてあなたのメールアドレスが表示されるだ 

けとなり、一覧は表示されず”ブラインド”された状態になります。




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