My PETROF pictures
  by YUH

 1999年製 P IV チッペンデール 172cm マホガニー艶あり
 


My PETROF P IV Chipp in my room.
 
 


 
 


 優雅な猫足、鍵盤両脇の彫り込み、サイドや譜面台のモール……国産にはまずないテイストです。
これだけの猫足の湾曲が出せるのは、かなり硬度のある材料が使われている証拠です。
整音でより幅広く音づくりのできるピアノになりました。
スタインウエイのような金属的な音ではないですが、暖かみがあり表情が豊かで表現力があります。
実家の国産アップライトや職場の国産グランドなども時々弾きますが、別の次元の楽器と感じます。
 
 

 
 
 ご興味をお持ちの方のために、響板なども撮ってみました。
 

 
白い響板と、金色のフレーム、赤いフェルトのコントラストが美しい。
来る調律師さんは皆、響板をほめます。
「これだけ目のそろった材料は、普通フルコンクラスでないと使わない」と。
昔は国産でもこのクラスの材料を普通に使っていたそうですが。 
 

 後方アリコートはありませんが、前方アリコート(写真左側のアグラフより左側)があります。
 このため、弱打は非常におとなしく鳴りますが、強打では明るい派手目な音がします。
 アリコートのない木質的なベーゼンドルファーとこのあたりが異なります。


 
 フレームのPETROFのエンブレムも凝ってます。
獅子紋は名士の徴。
オーストリア宮廷のピアノ供給を任されて以来でしょうか。


 
サロンコンサートを意識してか、裏まで突き板で仕上げてあります。
普通のピアノでは、合板の切り口が見えている部分です。
 

 
外国製ですが、メカニズムは標準的で、特に珍しい部分はありません。
使っているパーツもレンナーやレスローなど国際標準品が主です。
 それだけに、基本的には調律・調整はしやすいと思います。

調律ピンは実家の国産アップライトよりも細めでした。
おそらくピンが緩くなっても何度かより太いものに換えられるでしょう。

なお、輸入ピアノはみなそうですが、
湿度など環境の変化によって現地とは状態が変わっています。
そのため、納入時は国産に比べちょっと手がかかるそうです。
なるべく輸入ピアノの扱いになれているお店で買うのがいいでしょう。

メンテナンスもなるべく輸入ピアノの経験が豊富な調律師さんに
お願いしたいところです。
 
 

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