〜 Humberg Steinway C 〜

<Germany>

by Takiさん



 
 
 

 あきれるぐらい手をかけ美しく仕上げられた、ハンブルグスタインウエイです。
 ため息が出るような美しいピアノをご覧ください。
Yuh 

 
 

 私が現在愛用しているピアノです。1906年製のハンブルグ・スタインウェーのセミコンサートグランド(C型)です。ニューヨークで最も腕がよく、格式の高いアンティークピアノ修復業者に頼み、響板、アクション、鍵盤、弦、ペダル、金具等を全て最高級の新しいものに替えてもらいました。したがって、見た目、弾いた感じは全く古さを感じさせません。その上、ピアノの外輪、骨格が100年前の木ですから、新しいピアノでは出すことのできない、深い「木」の響きの味わいがあります。

  外装はブラジル産ローズウッドです。使われている化粧板の質の高さはさすがに古いものだけあって美しいです。今ではこのようなローズウッドの化粧板はもう手に入らないとのことです。ラッカーの半鏡面仕上げです。
 
 

  鍵盤蓋のスタインウェーのロゴマークです。現在のものとは大分違います。花文字は全て象嵌細工です。つまり、ロゴのところを削って溝をつくり、色の薄い木(ツゲ?)をそこに埋めてあるのです。よく見ると、文字に細かい木目が入ってて、美しいです。よくここまでやったものだと半ば呆れてしまうほどです。
 
 

   
  鍵穴までツゲでできています。
 
 

  鍵盤も新しいものに替えてもらいました。そのため白鍵は象牙ではなくてプラスチックです。黒鍵はドイツのKluge社から特注した、上4分の1くらいが黒檀、土台はマホガニー、という変り種。弾き手から見ると、あまり違和感がありませんが、横から見るとマホガニーの茶色が見えて、とてもローズウッドとマッチしています。
 
 

  フレームは渋めのゴールドカラーで塗装しなおしてあります。写真でその微妙な色合いが伝わるでしょうか?戦前のものにはこのように複雑な飾りや文字などがあり、今のものと比べてとってもゴージャスな感じがすると思います。
 
 

  このフレームは大きなボルトで本体に装着されています。このボルトは普通はなんの変哲もない銀色のものですが、私はあえてこれに金メッキをかけてもらい、さらにヘアラインを入れてつや消しにしてもらいました。木の茶色と真鍮や金の金色とフェルトの赤だけに色を統一したかったからです。
  

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