独断と偏見による ボウイそっくりさんベスト10


 「あの人とボウイが似ている」なんて言うとお叱りを受けるかも知れません。ボウイはボウイ。唯一無二の存在ですから。が、ボウイは「オリジナリティというものをあまり信じていない」と語っています。受けた影響を引きずってしまうのは当然の事と捉えている節があります。大体、全く他人の影響を受けないなんていう人はまずいないのではないでしょうか。
ボウイはあまりにも変化が激しくて「カメレオン」などと称される事がありますが、「その都度自分の好きな事をやる」というポリシーを持った人なのではないかという印象も私は受けます。一生気が変わらないなんて人もまずいない訳ですから、気の変わるままに動くボウイは、自分に正直なのかも知れません。他人に対しては不実かも知れませんが(笑)。
という訳で、私は彼が以下に挙げるアーティストに似ているといって非難するつもりもなければ、「このアーティストはボウイの真似をしてるんじゃないか」なんて糾弾するつもりもありません。またそういう事を語る以前に、「持って生まれた声質のために否応なく似ている」という人もいる事でしょう。その辺りを念頭に置いて、以下のランキングを楽しんで見て頂ければ幸いです。
ボウイファンなら気に入りそうなアーティストも多いのでは? もし未聴のアーティストがいましたら、チェックしてみても損はないと思いますよ。

1位 ロイストン・ランドン
"STARSIDE"他
イギリス・リーズ出身の4人組バンド、SPACEHOG のボーカリスト。グラム期のボウイの声にそっくり!
ボウイに多大な影響をうけたと自ら認めているそうで、ティン・マシーンの"CRACK CITY"のカバーも発表しています。

2位 イギー・ポップ
"CRY FOR LOVE"他
パンクのゴッド・ファーザーとも言われる大物アーティスト。ボウイ・ファンにとってはボウイの親友としてもお馴染みですね。
ボウイ・プロデュース作品での低音を響かせた唱法などは本人と間違う程ですがボウイより凄みがあるかも。

3位 リチャード・バトラー
"PRETTY IN PINK"他
サイケデリック・ファーズ、現在ラヴ・スピット・ラヴのボーカリスト。
はすっぱな歌い方、そして声のかすれ具合がそっくり。

4位 ジャーヴィス・コッカー
"MILES END"他
イギリス、シェフィールド出身の6人組バンド、パルプのボーカリスト。
低音でぼそぼそ歌う部分、そして高音の頼りない部分が初期のボウイを彷彿させます。

5位 スコット・ウォーカー
"AMSTERDAM"他
65年デビューのウォーカー・ブラザースのボーカリスト。
ボウイも歌っている"AMSTERDAM"はジャック・ブレルのカバーですが、私はスコット・ウォーカー・バージョンに影響されたのではないかと勘ぐっています。
"WILD IS THE WIND"はボウイとしてはやや毛色の変わった歌ですが、スコットっぽいなぁと感じました。

6位 ブレット・アンダーソン
"SO YOUNG"他
御存知スウェードのボーカリスト。グラム時代のボウイに高音が似てます。デビュー前、退屈しきっていたブレットにとって、唯一エキサイティングなことといったらボウイのレコードを聴く事だけだったそうです。

7位 ルー・リード
"WALK ON THE WILD SIDE"他
元ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、現在ソロとして活躍中。
低音でぼそぼそつぶやくところが似ています。
アメリカのお気に入りボーカリスト・ベスト3の1人としてボウイが名前を挙げていた事もありました。

8位 ボブ・ディラン
"LIKE A ROLLING STONE"他
ルー・リードと共にボウイがアメリカのお気に入りボーカリスト・ベスト3に挙げていたうちの1人がボブ・ディラン。 ディランに捧げる歌を作った程ですからその傾倒ぶりもわかるというものです。
ボウイの語り調のヴォーカルは彼の影響と思われます。

9位 ヴィニー
"WAX ECSTATIC(TO SELL ANGELINA)"他
スポンジのヴォーカリスト。
暗く力強い低音が70年代後半から80年代前半のボウイを思い起こさせます。

10位 エドウィン・コリンズ
"SOMETHING'S BREWING"他
オレンジ・ジュースのヴォーカル。現在ソロとして活躍中。
低音で大仰に歌う部分が似ています。特に"SOMETHING'S BREWINGS"での"storm"という部分の語尾の処理の仕方がソックリ!……ちょっと細かいか。
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