銀幕のボウイ
このページではボウイの出演映画について書きますが、単なる思い出話のような感じなのでレビュー的な物を期待される方は読まない方がいいかも知れません。くだらないおしゃべりでも構わないという方だけ読んで下さい(^^;)。
ちなみにボウイが出演した映画の中で私が見た物を好きな順に並べると以下のような具合になります。
@
ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS(1973)
『デヴィッド・ボウイ IN ジギー・スターダスト』
A
MERRY CHRISTMAS, MR. LAWRENCE(1983)
『戦場のメリー・クリスマス』
B
THE LINGUINI INCIDENT(1992)
『ニューヨーク恋泥棒』
C
THE MAN WHO FELL TO EARTH(1976)
『地球に落ちてきた男』
D
ABSOLUTE BEGINNERS(1986)
『ビギナーズ』
E
LABYRINTH(1986)
『ラビリンス』
F
THE LAST TEMPTATION OF CHRIST(1988)
『最後の誘惑』
G
BASQUIAT(1996)
『バスキア』
H
JUST A GIGOLO(1979)
『ジャスト・ア・ジゴロ』
I
THE HUNGER(1983)
『ハンガー』
J
THE HUNGER(1983)
『眠れぬ夜のために』
K
EVERYBODY LOVES SUNSHINE(1998)
『エブリバディ・ラブズ・サンシャイン』
L
TWIN PEAKS: FIRE WALK WITH ME(1992)
『ツインピークス ローラ・パーマー最後の7日間』
これらの映画のキャスト、スタッフについて知りたい方はここをクリックして下さい。
@とCとIは3本立てになっていた名画座で見たのですが、付き合わせた友人がなんと途中で眠ってしまいました。ファン以外の人間にとってあの3本立てはやはりハードだったのでしょう。10年程前の話ですが申し訳ない事をしてしまったと反省しています。ちなみにそれを境にその友人との縁が切れてしまった……なんて事はなく、幸い今も付き合いは続いています。
@のサントラ(モーション・ピクチャー)はかなり気に入っている私ですが、映画のイメージとサントラのイメージはかなり違うなぁという印象を受けました。映画の中のボウイは大勢の人に囲まれ、自信に満ちあふれているように見え、スターの貫禄(傲慢さや冷たさのようなものまで)を感じさせられたのですが、どういうわけかサントラからは「弱さ」や「あたたかさ」のようなものを感じてしまいました。
「ボウイ文庫」 のページで「一番好きな映画」と書いた『戦場のメリークリスマス』をここではAとしてしまいましたが、@はライブ記録映画ですから、いわゆるフィクションの映画ではやはり『戦メリ』が一番のお気に入りという事になります。TVで見たのが最初だったのですが、数年後、なぜか突然リバイバルしてくれて無事劇場で見る事が出来ました。「パンフレットが入手出来る」と意気込んでいたのですが、私が見たのは夜の最後の回で、見終わった時には既に売場のパンフレットは片づけられていました(涙)。翌日が最終日だったのですが行けずに結局買えずじまい。当時はパンフレットが死ぬほど(?)欲しかったので本当に悲しかったです。今となってはどうでもいい事ですけど(ってファンにあるまじき発言か)。
Bは前述の友人とは別の友人を引っ張って(おいおい)行きましたが、気に入ってもらえました(笑)。話が奇想天外で面白いし、幅広い層にウケる映画だと思います。イギリス映画なんですが、ハリウッド映画だと勘違いしてた程です(イギリス映画と比べるとハリウッド映画の方が万人向けの作品が多い傾向にあると思うので)。ボウイは「自分の欠点はユーモアに欠ける事だ」なんて言ってた事もあるそうですが、この映画ではコミカルな魅力全開。「こんな部分を見てもいいんだろうか」なんてちょっと戸惑ってしまいました。コミカルでも、やっぱりボウイはカッコいいです。
Cもめちゃくちゃカッコいい!……といってもBとはまるで異質のカッコ良さ。これは宇宙人というかつてのボウイのイメージともぴったりでナイスなキャスティングだと思います。ただ話が今一わかりにくかったかなぁ。途中ちょっと飽きちゃう部分もありました。ビデオ買ったので改めてじっくり見てみます。見直したらまた感想が変わるかも知れません。
Dは思い出の映画。どんな思い出かはナイショです(笑)。カラフルで絵的には素晴らしかったと思います。ボウイをはじめ、音楽面もとにかく充実! ただ音楽ファン以外にアピールしたかは……やや疑問です。
Eはなぜか友人5人位で見に行きました。これは珍しく私が誘ったわけではなく、どういうわけか、皆が「見たい」と言い出したのです。ボウイの映画を見たい人がこんなにいるのかと、滅茶苦茶驚きました。マペットが魅力的だったのかなぁ?
Fでのボウイは脇役なので、印象はあまりないのですが、映画自体は物議をかもしました。いろいろ考えさせられる映画ではありました。
Gではボウイはアンディ・ウォーホル役を熱演。独特の癖や神経質な感じなど、一歩間違えればわざとらしくなりそうな部分も自然に見せてくれました。そっくりぶりが話題になりましたが、かつてウォーホルに憧れていたボウイって、生き方でもウォーホルの真似してた(というか影響されてた)事があったんじゃないでしょうか。という訳でボウイが映画の中でウォーホルの真似をする事なんておちゃのこさいさいだったように思えるのですがいかがでしょう(^^;)。普段のルックスは似ても似つかないボウイとウォーホルですが、これは適役だったと思います。ちなみにボウイが映画で使ったカツラはウォーホルが実際に使っていたカツラだそうです。
Hは見る事をほとんど諦めていたのですが、小さなレンタルビデオ屋さんで発見しました。嬉しかった! とはいえ、特別すごい映画という事もないです。ただジゴロ役だけあって、ここでのボウイもカッコいいです。
Iはカトリーヌ・ドヌーブと共演というのにビックリ。美男美女、まさにため息の出るような美しいカップルでした、吸血鬼だけど(笑)。立ち見だった事もあり、血が流れるシーンではちょっと具合が悪くなって、中座したという苦い過去があるので好きな順だと随分下位に来てしまいました。後日深夜TV放送があったのでタイマー録画をして、抜けた部分も無事見る事が出来ましたが、途中でテープが切れてしまったという、どこまでもいわくが付いてまわった映画でした。しかし、テープが切れた時、ボウイの出番はほとんど終わっていました。見事だ(笑)。
Jは殺人犯の役。ジェフ・ゴールドブラムの口に銃を突っ込んだり、ミシェル・ファイファーにナイフを突きつけたりという恐ろしい役。ちょっとキレてる感じです。でもなんか貧相だったなぁ……。
Kはゴールディの映画という感じでボウイの存在感はイマイチ。余程のボウイ・フリーク以外はあえて見なくてもよいかも。作品自体はとにかく哀しく、見なかった事にしてしまいたくなるような話でした。というか、目を背けたくなるような事からあえて目を逸らさず見据えた作品というべきか。
ゴールディ扮する主人公・テリーは病的としか思えなかったけれど、パンフに書かれていた「私もそしてあなたも心のどこかに“レイを追うテリーのまなざし”を持っているはず」という言葉にはぐっと来ました。誰もが病巣を抱えているという事か……。自分の心も健康でいられるように注意しなければと思いました。
Lは……テレビ・シリーズは大好きでした。ほとんど欠かさず見ました。チェリー・パイも食べました。恥ずかしながら『ローラの日記』とか『クーパーは語る』なんて物まで読んでしまいました。しばらく付けてなかった日記つけを再開したのもこの頃でした(最近またつけてないけど)。にも関わらず映画はどうもぴんと来ませんでした。もっともテレビの方もラスト辺りはちょっと納得行かなかったです。「こんなのあり〜?」って感じだったかな。そして映画はさらに訳わからなかったです。しかし寒気がする程不気味だったボウイの演技、一見の価値はあります。
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A『戦場のメリー・クリスマス』
監督:大島渚
出演:デビッド・ボウイ、坂本龍一、トム・コンティ、たけし
B『ニューヨーク恋泥棒』
監督:リチャード・シェパード
脚本:タマル・ブロット、リチャード・シェパード
製作総指揮:リチャード・ギャグノン
製作:アーノルド・オーゴリニ
音楽:トーマスニューマン
出演:デビッド・ボウイ、ロザンナ・アークェット、マーリー・マトリン、
ヴィヴェカ・リンドフォース
C『地球に落ちてきた男』
製作総指揮:サイ・リトビノフ
監督:ニコラス・ローグ
脚本:ポール・メイアースバーグ
出演:デビッド・ボウイ、キャンディ・クラーク、リップ・トーン
D『ビギナーズ』
監督:ジュリアン・テンプル
出演:パッツィ・ケンジット、エディ・オコンネル、
デビッド・ボウイ、レイ・デイヴィス、シャーデー・アデュ
E『ラビリンス』
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
監督:ジム・ヘンスン
出演:デビッド・ボウイ、ジェニファー・コネリー
F『最後の誘惑』
監督:マーチン・スコセッシ
出演:ウィレム・デフォー、ハーベイ・カイテル、バーバラ・ハーシー、
ハリー・ディーン・スタントン、デビッド・ボウイ
G『バスキア』
監督:ジュリアン・シュナーベル
出演:ジェフリー・ライト、デビッド・ボウイ、デニス・ホッパー、クレア・フォーラニ
マイケル・ウィンコット、ゲイリー・オールドマン、ウィレム・デフォー
クリストファー・ウォーケン、テイタム・オニール、コートニー・ラヴ
H『ジャスト・ア・ジゴロ』
監督:デビッド・ヘミングス
出演:デビッド・ボウイ、シドニー・ローム、マレーネ・デートリッヒ、
キム・ノヴァク、デビッド・ヘミングス、マリア・シェル、クルト・ユルゲンス
I『ハンガー』
監督:トニー・スコット
出演:デビッド・ボウイ、カトリーヌ・ドヌーブ、スーザン・サランドン
J『眠れぬ夜のために』
監督:ジョン・ランディス
出演:ジェフ・ゴールドブラム、ミシェル・ファイファー、ダン・エイクロイド
デビッド・ボウイ
K『エブリバディ・ラブズ・サンシャイン』
監督:アンドリュー・ゴス
出演:ゴールディ、アンドリュー・ゴス、レイチェル・シェレイ、クリント・ディアー、
エイドリアン・パン、デビッド・ボウイ
L『ツインピークス ローラ・パーマー最後の7日間』
監督:デビッド・リンチ
出演:シェリル・リー、カイル・マクラクラン、デビッド・ボウイ、
キーファー・サザーランド、ハリー・ディーン・スタントン
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