ダイアリー
(99年前半)
4月○日
『エブリバディ・ラブズ・サンシャイン』を見に行く。定員百人ちょっとの小さな劇場で客の入りは3分の1程度。高校の1クラス分とでもいうべき人数しかいなかった。興味深かったのが一人で来ている人の割合が高かったこと。やはりこの手の映画に付き合ってくれる友人を持っている人は少ないという事か(私も一人)。その為場内は上映前も異様に静かで一種独特の雰囲気が醸し出されていた。上映後も当然のように皆無言で出口に向かう。それらの顔からは映画に満足しているか否かの判断は出来なかったが「沈痛」といった言葉が似つかわしく思えた。
スクリーンに映っていたボウイは、つい先日見たブリット・アウォードでの若々しい彼とはまるで別人。やや白髪の目立つ、中年の男だった。
4月○日
ブリティッシュ・ポップ・アウォードの映像をようやく目にする。プラシーボと"20th Century Boy"を共演するボウイはスーパースターの貫禄十分。長目の皮のコート(所々ピンクの柄が入っている)を着たボウイはとにかくカッコ良すぎ!! 「ボウイはやはり冬服が似合うなぁ」などとどうでもいい事を考えてしまった(笑)。ビジュアル的には最高だったが音的には期待した程は面白くなかったかな。
ユーリズミックスが功労賞みたいな物を貰っていたのがやや意外。私が思っていた以上にイギリスでは重要なバンドなのかもしれない。
3月○日
スマッシュのフジ・ロック・フェスティバルのホームページに「今年はボウイは出演しませんが来年以降に期待しましょう」というような内容の文章が載っていた。「今年の来日はない」と思っていたが、こんな事が載っているという事は来年も交渉してくれるのかと思い、いきなり楽しみになる。野外でボウイかぁ……うーん、見てみたい。来年はどこでやるのかなぁ(気が早すぎ)。
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