先日、「会社をさぼって」日帰りスキーに行ってきた。去年行かなかったので、2年ぶ
りのスキーである。
嫁は仕事、子供は学校、私はスキー・・・こたえられない充実感である。
今年も、家から2時間30分程の所にある、今庄365って言うスキー場に行って来た。
平日とあって、ガラガラの状態!!早速1日券を購入していざ頂上へ・・・・
毎年、頂上に着いてから、「ああっ!!下でウォーミングアップをしておけば良かった!!」
と思うのであるが、後の祭りである。
しかし、ここまで来たら後は滑り降りるしかないのである。
オリンピックで「滑降」とか、「回転」とか見ていたら、「自分も滑れるんじゃないか?」とよく
勘違いしてしまうが、初心者に毛の生えた様な私は、一つ一つ丁寧にコブを越えていくしか
ない現実に毎年愕然とする。
(゚-゚)エート・・・あそこで右にターンして、あそこのコブは避けて、あそこで左にターンして・・・と
予定をたてるのであるが、いざ滑ろうとすると、「MYターン予定地」で人が転倒している。
すると、またまた立ち止まってBプランを練るのである。
実際、滑っているより、プランを練っている時間の方が長いのも事実である。
しかも急斜面の上では、多くの人がこの状態なので、人だかりになってしまうのだ。
他の人とタイミングを合わせてスタートするのが難しい。ポテトチップスのCMの
最後の1枚を残して「ハッ!!どぞどぞどぞ!!・・・ハッ!!どぞどぞどぞ!!」・・・・
これの繰り返しでなかなかスタート出来ない。
そして、折角滑りに来ているのに「お茶にしよか〜」となってしまう。
しかし、お茶ばかりしているわけでは無い。大阪人は元を取らなければ気がすまないのだ。
(゚-゚)エート・・・「あそことあそこのリフトに乗ったから、午後はあと○回リフト乗ったら元が取れ
るな〜・・・・」そう、回数券と比較して、元以上リフトに乗らなければ帰れないのが大阪人
なのである。
ちなみに、私のスキー5点セットは19800円だったので、元を取ったのは言うまでもない。
また、ストックなどは「滑降の選手」の様に曲がっている。
スキーウェアーも、バーゲンで9800円だったので、減価償却は済んでいるが、後5年は行
けるだろう。
帰りの車の中、「平日は元取れるな〜」とB型4人で会話が弾んだ。
余談ではあるが、以前の私のチェーンは「Vバーチェーン」と言うたいそうな代物だった。
鉄のチェーンにV型のくさびがあしらって有るのである。無論雪道には滅茶苦茶強いので
あるが、ちょっと雪が無いところを走ると凄い振動である。
その振動で、カセットテープが機械に巻き付いてしまった。恐るべしVバーチェーン!!