先日、川西(兵庫県)で強化練習があった。30名ほどの参加だったので、1号線
沿いのとある店の駐車場での集合と言うことになった。車は7台、その中の1台に
最近の若者T君が居たのだ。
彼の順番は3台目、1台目が出発し、2台目が出発し、彼が出発しようとしたその
時、事故は起こってしまった。右も左も確認しないで発進した彼の車は、突然彼の
前に現れた車(本当はそんなに突然でもなかった)と接触してしまったのだ。私の位
置から彼のナンバープレートが衝撃で取れてしまって、引きずっているのが見える。
しかし、彼はそんなことは気にも止めずまだ車を動かそうとしている。
思い余って「お〜い・・・ナンバープレート取れてるで!」と
大声で制止して、初めて彼の車は止まった。
おひおひ・・・今から強化練習の始まりなのに、どないすんねん。
おもむろに車から降りてきた彼は、相手の車のことなど気にも止めず、自分
の車の前に回り、ナンバープレートを確認しているではないか・・・
ちゃうやろ!自分の車より、相手の車の状態を見て謝るんが先やろ!
と思ったが、彼には一向にその気配がない。
当然のごとく出発前の車からワラワラと人が出てきた。相手の車にはカップル
が乗っていたのであるが、車をぶつけられた上、ワラワラとわけのわからん団体
に囲まれて、さぞかしビビッたに違いない。誠に持って迷惑この上ない話なので
ある。
10分ほどして、最初に出発した代表の車が、携帯で事故のことを知らされ現場に
帰ってきた。幸い、相手の車は横のゴムの所に薄く傷がある程度で済んだので、
「もういいですわ・・・」と言ってくれて事なきを得たが、代表は平謝りである。
代表や役員が謝っている中、当の張本人は黙々とナンバープレートを修理してい
る(ちゃうやろ!!)。
代表や他の年長者に促されて、ようやく相手の人に謝ったが、それは接触してから
15分後の出来事だった。
結局、彼のナンバープレートは取り外され、ダッシュボードの上に置くと言う、「ヤンキ
ー使用」の車のまま出かけることになったのだった。
どう考えても100%自分が悪いねんから、先に謝ったらどないやねん。
これでもし、相手の人が死ぬような事故だったら・・・・あっ!・・・死んでたら謝っても聞こ
えへんか・・・・
余談ではあるが、会社の帰りにいつも利用させてもらっているロー○ンがある。いつも
はひとの良さそうな店長か、ベテランの女の子のバイトがレジ打ちしているのであるが、
その時に限って、若い新米のにぃちゃんがレジを打っていた。
「ハイ!230円になります」
新米のにぃちゃんは決してお客様の顔を見ない。
小銭が増えるのを嫌った私は530円を渡してお釣りをまっていた。
「ハイ!270円のお返しです」
新米のにぃちゃんは決してお客様の顔を見ない。
530円ー230円が、なんで270円になんねん。
「530円渡したんやで!なんで270円のお釣りやねん」
当然のごとく私は猛烈に抗議した。30円が損だとか、得だとかの話ではないのだ。
常識で考えてもわかるやろ・・・・と思った私は、ふとレジの表示を見た。入金が500円
と打たれているので270円の釣りと表示してある。
しかし・・・しかしである。実際テーブルの上には530円が未だに置かれているのだか
ら、そんなレジの表示に頼らなくっても小学生でも計算できるで!
「はよ・・・300円渡しいな!」
馬鹿なアルバイトの学生は、すみませんの一言もなく、納得できない風に300円を
渡す。
しかし、その時でさえ目を合わすことは無かったのである。
最近の若者は・・・・・