京○電車の朝のラッシュは緩和されてきたというものの、やはり凄まじいものがある。
立ったまま寝られる状態では無くなったが、最近は着ぶくれラッシュが始まったので、やはり窮屈である。そんなラッシュを乗り越えて会社にたどり着くともう1日の半分以上のエネルギーを使い果たしているのだ。
やれやれと思い、経理室の書庫の横にジャケットを掛けようと思ったら、袖の所のボタンがひとつ取れて居るではないか!
ジャケットの袖のボタンは100%飾りなので、別に無くても機能上何の問題もないのだが、見た目がめちゃめちゃ格好悪い。
もともと3つずつ付いていたボタンが、最初に書いたようなラッシュのせいで1つ取れてしまったので片方も1つ取り、2つずつで誤魔化していたのだが(誤魔化すなよ・・・)、さすがに今回は1つずつと言うわけには行かないだろう (おひおひ・・・・)。
しゃあないな・・・・無理矢理銀行に行く用事を作って、梅田に出かけ、ボタンを購入することにした。しかし、まったく同じボタンは無いので結局6つも買う事になるのである。
仕事も終わり、家に帰って早速嫁にボタン付けを頼んだ。
「え~今すんの?」
おひおひ・・・ボタン1個でまた会社行けっちゅうんかい!(心の叫び)
「ええやん・・・ほれほれ・・・外すくらい外すから・・・」
そう言って、鋏でチャッチャッとボタンを外してジャケットを手渡した。
10分後・・・
「ほれ!でけたで!!ちょっと歪んだけどな・・・」
そう言ってジャケットを手渡された。左の袖を見ると確かに金色のボタンがちょっと歪んで付いている。
「まぁ・・・じーーっと見る人もおらへんからええわ」
と言いながら右袖を見て、自分の目を疑ってしまった。ちょっとやそっとの歪みではないのだ。わざとやったとしか言いようのないボタンの配列なのである。
「おいっ!いくらなんでもこれはないやろ」
「そやけど、ええっちゅうたやん」
「それは右袖を見る前!!」
どうやったらこんな付け方ができんねん!と思いながら、また鋏でボタンを取る作業に取りかかったのは言うまでもない。
不器用・・・
子供もこのDNAを受け継いだかと思うと、将来が不安でしかたがないのである。
余談ではあるが、先日あるテレビ番組の企画をしている某プロダクションから1通のメールが届いた。
「ホームページを拝見させて頂き、番組の取材に応じて頂ければと思い、メールさせて頂きました。今回12月のテーマが「今年は年が越せません」というもので、出演して頂ける方を募集しております。・・・・・・・」
・・・・・
やっぱり私のホームページは貧乏くさいのであろうか?
メールの中で、ホームページを拝見し、「年は越せない」雰囲気はなかったのですが・・・と書いてくれてはいるものの、貧乏と言う本質は見抜いているのかもしれない(するどいっす)。
もし、テレビの取材などと言うものが、我が家に入り込んだら、部屋を片づけるのに10日はかかってしまうので、とても即答出来る状態ではないのだ。
年末ジャンボが当たってから・・・と言う事になるんだろなぁ・・・・
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