お待たせしました。いよいよダブルハンドキャスティングのレッスンです。

ダブルハンドはロッドが長いので,よくシングルハンドより難しいのではないかとの懸念を持って

いる人がいるようですが、決してそんなことはありません。

ダブルハンドはヨーロッパでは誰でも出来る易しいキャスティングである と言われています。

その理由はフォールとリストワークが無いため、コツを掴むと何時も安定したキャストが出来る

からです。


そして、ロッドが長いのでトラブルを余裕を持って回避できるのです。

(そう、あのフックで自分を釣ってしまうこともないのです)

  ダブルハンドでの釣り

ダブルハンドでの釣りというとシューティングで50ヤードもキャストし て、50センチ以上の

大物をゲットしてくるという釣りをイメージする方が多いと思います。

確かにそういう釣りはダブルハンドのもっとも得意とするジャンルではあ ります。

しかし、中河川で尺クラスのヤマメやレインボウを狙うときでも、ウェッ トで狙う場合はダブルハン

ドは強い味方になります。

ウェットはなるべく水面にラインがつかないようにライン操作をする必要 がありますが、ダブルハン

ドであればなんの苦もなくライン操作が出来ます。

12〜13フィートで
8番クラスのロッドを使って釣るとその便利さ楽さに手放せなくなること請け合

いです。

  

  それでは、ダブルハンドのレッスンを始めます。

ここをクリックするとダブルハンドキャストのAVIビデオがダウンロードできます。


1.まずロッドの握り方は右手を伸ばし胸につくくらいの位置でグリップを握 ります




2.ダブルハンドでは基本的にシングルハンドのフォール無しのキャスティン グと同じ動きをします。

  違うのは右手はてこの支点の役割を行い左手で押して引くことでリストワ ークの代わりをするのです。

  ループはロッドが長い分ティップの軌跡も大きくなるのでワイドループに なります。

  バックでの停止位置はここです。




3.フォーワードでの停止位置は左手を胸に引きつけてここで止めます。




4.ロッドはシングルと同じに前後には真っ直ぐ振ります。




5.シュートは思い切り左手を引きつけパワーゾーンは11時から9時の間に つくります。

  鋭く振り切ることがパワーのあるループをつくるコツです。




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