NAVITRAは主としてGPS位置データの交換により、相手局の位置を知る事が目的になっています。付随してメッセージなどの交換も行う事ができます。ところが数年前?からUSAでは非常に似たシステムが日本とは桁違いに壮大なスケールで行われています。それはAPRSと呼ばれ、現在でも創始者のMR Bob Bruninga、WB4APRを始めとしてその関係団体が積極的に普及活動を行っており、日々進化をしている様です。ここではAPRSについて簡単な紹介を行いNAVITRAと比較してみましょう。

あくまで個人的な考察によるもので、内容等は保証する物ではありません。作者の勉強不足により間違いがある場合はご指摘頂ければと思います。

APRSのコンセプト
アマチュア無線のパケット通信をより面白く、実用的なネットワークとして確立するとともに、ひいてはそれが公共のサービスという点で非常に有用なシステムである。と言ったところですか。

APRSの持っている機能
小エリアではVHFのデジピーターを利用したデータ通信、遠距離ではGATEWAYと呼ばれるHF(10MHz)を利用したデータ通信を行い、ほぼ全米をカバー、ヨーロッパでも一部行われています。現在このGATEWAYは10数箇所と聞いています。
相手局の位置データだけでなく、伝送する情報はそのデータフォーマットを利用して多岐にわたりソフトウェアにより有効に利用される。気象データの収集、デジピータリストの作成、軌跡表示、アイコンリスト、など。
また、ネットワークを利用して方向探知などの機能も備えている。
● とにかく、もっと詳しく知りたい方次のリンクを試してみて下さい。
See DAYTON97 HISTORY:
http://web.usna.navy.mil/~bruninga/dayton.html
See Maryland APRS LIVE:
http://web.usna.navy.mil/~bruninga/aprs.html
See GPS on ANY radio:
http://www.tapr.org/tapr/html/mic-e.html

APRSの構成
基本的にはナビトラと同じですが、移動局はビーコンを出すのみで移動局同士で位置確認という使い方はいまのところ無いようです。基地局がパソコン上の移動局の様子を見るといった感じです。USAの販売店にいくとお店で設置しているところもあります。USAでは州によって車内にTVモニターを装備するのが禁止されているためカーナビが普及していません。その代わりGPSレシーバーは日本の半分以下の値段で購入でき移動局がビーコン送出のためにかかる費用は少なくてすみ、固定での設備にお金が使えるのでしょう。固定では、ソフトとして、APRSdosやWINAPRS、MACAPRS等がありますが、ここでも日本の様に地図ソフトが無いため結構地図作成が大変のようです。APRSdosは確か市販の地図ソフトが使えたようです。
もう一つ大きな違いとして、データ周波数と音声周波数が同じで使える点です。日本では音声とデータはバンドプランが異なります。したがってUSAでは、PTTに連動してPTTを離したときに自動的ビーコンが付加されるMIC-Encorderなるものが存在します。詳しくは上記Webをご覧下さい。

少々、読みづらいページになりました。ナビトラは日本でのAPRSといったところですが、将来的にはアマチュア無線による非常通信や災害救助に役立つ様になればその使命は趣味を超えより認知されるネットワークになるいのではないかと思います。

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