<ジャンル> STG
<制作>KONAMI
<発売>同
<価格>6000円(税別)
<ストーリー>狂気のバクテリアン星団・サラマンダ軍の猛攻に対抗する術を持たなかった水の惑星ラティス。単身で脱出を果たした王子ブリティッシュは惑星グラディウスに応援をもとめた。
その要請をうけグラディウスの勇者は超時空戦闘機に乗り込みサラマンダ軍を倒すべく飛び立った。(マニュアルより)
<内容>ストーリー敵にはグラディウス・シリーズの外伝的になっているが、ゲームシステムはかなり異なる。
最大の違いは、グラディウス・シリーズのパワーアップ・カプセル+パワーアップ・ボタンに対し、こちらはレーザーやミサイル等のアイテムを拾うことでパワーアップする点である。
またこのゲーム、最初は横スクロールだが、1面のボスを倒すといきなり縦スクロールに変わってしまうという変なゲームである。
また2人同時プレイが可能で、Player1がグラディウスでお馴染みのビックバイパー、Player2はロードブリティッシュ号である。
<解説>コナミのPC Engine参入第2段だったように思う。この前に出したGRADIUSで力尽きたの、こちらは思い切りカスである。どのくらいカスかっていうと、あまりの酷さに全然市場に出回らず、一時期プレミアがついたくらいである。
沙羅蔓蛇のあの(当時としては)重厚な音をHuCardで再現しようなどという大冒険がみごとに失敗した結果であろう。GRADIUSはアーケード版で使っていたのがPC Engineと同じSCC音源だから問題なかったのである。FM音源を使っている沙羅蔓蛇を移植しようとしたら余程気合を入れなければいけないのだ。あとなんか知らんが絵もショボい。なんつーか・・・絶妙なクソゲーさ加減である。でも中にはこれを名作と称える人もいるらしい。まぁいいか。