eChurchはインターネット上の仮想教会ですが、実世界の教会に行った事のない方はぜひ一度行ってみて欲しいのです。しかし、なかなか敷居が高いもので、よほどのことが無いと自力で行くことができないものです。そんな方々の少しでもお役に立つように教会の探し方、教会での過ごし方等を私の経験からアドバイスさせて頂きます。
教会はどこにある?
知り合いで教会に行っている方がいればいいのですが、そうでない場合はまずNTTのタウンページで探すのがいいでしょう。教会(キリスト教)という項目でご自分の住んでいる所を開いて下さい。住所も載っていますからおおよその場所もわかります。ただし普通の民家と変わらないような目立たない教会もありますから、電話で聞くのがいいでしょう。
職業・サービス名のところに「教会(キリスト教)」と入力し、エリヤに市町村名を入れて検索ボタンを押すだけで、一覧表が表示されます。
場所についても、MapFanWeb インターネット地図検索サービスで住所を入力すれば、おおよその場所がわかります。都市部であればかなり正確な場所がわかります。
インターネットでは、「日本全国教会検索」というサービスも利用できます。
Yahooの教会のページでも教団毎に分類されています。
たくさんあるけど何処にすればいい?
これが普通のひとには分かり難く迷うところでしょう。タウンページではキリスト教では無いものも混じっていますから(当然NTTの判断すべきことではありませんが。)それを見分ける必要があります。カトリック、プロテスタントのいずれの立場からも、「これはおかしいぞ」という評価を受けているカルト系団体がありますので注意が必要です。
各教団、教会のサイトを一度のぞいてみるのもいいでしょう。
キリスト教ではないもの
1つはモルモン教会です。末日聖徒イエスキリスト教会と表示されていることが多いですが、これは厳密にはモルモン教というものでキリスト教ではありません。つぎにエホバの証人ですが、ものみの塔とか王国会館と書いてあります。これは輸血拒否や個別訪問などでご存じの団体です。それと「世界キリスト教統一神霊協会」というのは合同結婚式や高額な壺を売る「統一教会」です。最近は「世界平和統一家庭連合 」という名前に変えています。この3つは避けましょう。
その他にも、脅迫的な態度であったり、献金や奉仕を強制したりする教会がありますので、「変だな。」と思ったらご相談下さい。調査します。
様々な教派がある
それ以外は、本人の好み、近さ、交通の便などで決めればいいでしょう。幾つかの教会に実際に行ってみて判断して下さい。インターネットでも多くの教会がHPを開設していますので、参考にすると良いでしょう。
ちなみに教会の名前からわかることを列挙します。ただし完全ではありませんが。
カトリック教会は、必ずカトリックと書いてあります。カトリック○○教会もしくは○○カトリック教会とか。
聖公会とは、古いプロテスタント教会で、英国女王を頭とする英国国教会とともに、全聖公会 (アングリカン・コミュニオン)を形成している教会です。礼拝の形式はカトリックと似ています。
「聖XX教会」と書いて有る場合、たぶん聖公会かカトリックです。この2つは世界的に統一された組織になっています。
プロテスタントは、組織化された教会から、個人的に開いている教会まで様々です。組織化されている教会名には教団名がだいたい入っています。
日本基督教団 、日本バプテスト連盟、アッセンブリーズ・オブ・ゴッド 、チャーチ・オブ・ゴッド、日本キリスト改革派
などあげればきりがありません。Yahooのキリスト教/教派のカテゴリを見れば大方の教団は載っています。 教団、教派名の無い教会は、そういった組織、団体に属さず、または属していても緩やかな協力関係を持つ程度の個々に独立した教会が多いです。これも必ずと言うわけではありませんので参考程度に覚えておいて下さい。
ちょっとのぞくだけで帰りたいんだけど...
あまり話しかけられたり、しつこくされるのはいやだ、という方もいるでしょう。そういう人はなるべき大きな教会に行くほうがいいでしょう。そしてなるべく後ろの席に座って、終わったらすぐ帰れるようにしましょう。牧師の説教が終われば、後は献金、賛美、祈りで終わるのが普通ですから、頃合を見計らって退席してもいいでしょう。ただし祈りの最中は控えましょう。
逆にアットホーム(家庭的)な教会がいいという方は、比較的小さな教会をお薦めします。ただ、どれくらいの大きさかは実際行ってみないとわかりませんが。
どうやって行けばいい?
住所が分かっても、住宅地図でも見ないかぎり、なかなか実際の場所を見つけるのは難しいものです。十字架が目印と行っても回りの建物よりよほど高いところにないと目に付きません。教会に電話をして道順を聞くのが一番です。駅などから車で送迎してくれるところもあります。車で行く方は駐車場があるかどうかも事前に確認しておいた方がいいでしょう。初めての方であれば優先的に使わせてもらえることもあります。
初めて教会に行くときは、初心者向けの集会や、聖書研究会などが良いでしょう。しかしこれらは少人数であったり、いつも開かれている訳でもありませんし、またこれらの集会に出席するのに特に注意することもありません。したがってここでは、日曜日の礼拝に出席する場合についてお話します。ただしカトリック、聖公会については私自身経験も知識もありませんので、その他のごく一般的なプロテスタント教会での礼拝について述べます。
礼拝はクリスチャンでないと出席してはいけないのですか?
いいえ、そんなことはありません。確かにクリスチャンでない方には分かり難いこともあるでしょう。しかし牧師も常にそういう方がいることを意識して話しています。もし分からないことがあれば牧師に聞いて下さい。
礼拝はいつやっているのですか。
たいていは日曜日の午前中です。開始時間は10時前後が多いですが、詳しくは電話で聞くか、教会前の掲示板を見て下さい。日曜日に仕事や学校のある人のために、早朝もしくは夕方にもやっている教会もあります。
何か持っていくものはありますか
特にありません。聖書も讃美歌も貸してくれます。逆に教会案内や小冊子などをもらうことがあるのでバッグ等を持っていったほうがいいかもしれません。聖書を持っている場合でも翻訳が違う場合があるので確認したほうがいいでしょう。(日本では口語訳、新改訳、新共同訳の3種類が使われています。カトリック、聖公会では「新共同訳旧約聖書続編つき」という聖書に限定されるようです。)
子どもを連れて行ってもいいのでしょうか。
大丈夫です。イエス様は子どもを愛して「子どもたちをわたしのところに来させなさい。」と言われました。しかし一時間近く子どもを座らせておくのは大変です。他の子は静かなのに、と思うかもしれませんがそれは何年も来ていて慣れている子どもだからでしょう。あまり心配しないで下さい。教会によっては子ども用に部屋を用意していたり、他の部屋で子ども向けの礼拝をやっているところもあります。教会にお尋ね下さい。
どんな服装で行けばいいのですか
特に決められてはいません。華美にならず、清潔感があれば、普通の服装で結構です。背広、ネクタイやスーツでなければいけないということはありません。
目や耳が不自由な場合は?
点字の聖書、讃美歌が用意されているか、手話通訳がいるかどうか、事前に確認しておく必要があります。 体の不自由な方、高齢の方を送迎している教会もありますのでこれも事前に確認しておくと良いでしょう。
住所、氏名は書かなければいけませんか。
受け付けで「初めてです。」というと記入するように言われると思います。そこには生年月日、電話番号などの欄もあるかもしれませんが、いやならば書かなくても大丈夫です。ただし住所、氏名だけでも書いておけば後で特別なイベントの案内などを郵送してくれるはずです。
献金はいくらすればいいのですか?
自由です。10円でも100円でのあなたの気持ち次第です。もししたくなければ篭や袋が廻ってきてもそのまま隣の人に渡して下さい。けっして恥ずかしいことではありません。しかしもし神様に感謝の気持ちがあれば、その気持ちを表して下さい。
讃美歌も知らないし、祈りもできません。
大丈夫です。最初は誰でも初めてです。受け付けで渡された週報にその日の礼拝の順序が書いてあります。それに従って讃美歌や聖書を開いて下さい。司会の方が指示してくれるでしょう。わからないときは近くの人に遠慮せず聞きましょう。あなたが聖書を開くのも讃美歌を歌うのも初めてだということに回りの人は知らないかもしれません。聞けば必ず親切に教えてくれるでしょう。
パンと赤い飲み物はもらっていいのですか。
これは聖餐式と言って、パンはキリストの体、赤いジュースはキリストの血を象徴しています。キリストが十字架で私たちの罪のために死なれたことを記念するものです。したがってクリスチャンが受けるものですが、その基準は教会によって違います。洗礼を受けていることとか、その教会の会員であるとか条件があります。あるいは信仰を持っていればよいというところもあります。事前に牧師やその教会の方に聞いてみて下さい。
礼拝が終わったら帰らなければいけませんか。
いいえ。礼拝後、みんなでお茶を飲んだり、お昼を食べたりして楽しいときを過ごします。どうぞ積極的に参加してみて下さい。
それでは、勇気を出して、「いってらっしゃーい。」
(行って見て、「こんな教会でした。」とか感想を聞かせてもらえると嬉しいです。)

Copyright 2001 eChurch Japan
Copyright 2000 Logos Internet Ministry, Japan