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解釈が正反対!? 1コリ7:21


> コリント信徒への手紙機。掘檻横院仝緘召ら
> 自由の身になることができるとしても、むしろそのままでいなさい。(新共同訳)
> もし自由の身になりうるなら、むしろ自由になりなさい。(口語訳)
> もし自由の身になれるなら、むしろ自由になりなさい。(新改訳)
> ・・・(もし許さるることを得ばゆるされよ)(文語訳)
> もし自由の身になる機会があれば、もちろん自由になりなさい。(リビングバイブ
> ル)
> もし自由の身になれるのなら、自由になったらよい。(現代訳)
> 
> もし自由の身になることができるなら、そうしたほうがよい。
> *多くの学者は本節の後半を本訳と正反対の意味に解し、次のように訳出する。
> すなわち「自由の身になることができるとしても、むしろ奴隷の身分にとどまりな
> さい」つまり、主キリストに仕え、「苦しむしもべ」(イザヤ53章参照)として
> 主に倣
> うようにパウロはここで勧めていると理解する。(フランシスコ会聖書研究所訳
> 注)
> **********************************
> 解釈の違いにしたって正反対の意味とはずいぶん違うものです。
> 聖書を訳すって事は、訳す学者によって左右されるんだなぁ・・・

日本語では新共同訳のみが「奴隷のままでいなさい」と訳していますが、英語ではNRSV
とTEVがこの解釈を採用しています。
原語ではたった2つの単語しかありません。英語で言うと、useと rather です。これをどう
解釈するかで異なるようです。

特にTEVは、choose rather to make the best of your condition as a slave(奴隷の状態を
最大限活用しろ)と訳しています。
前後の文脈でも、奴隷のままであることを勧めているので、私はその解釈の方が正しいよう
な気がします。


KJV
Art thou called being a servant? care not for it: but if thou mayest be made free, use it rather.
(何をどう使うのかあいまい)

RSV
Were you a slave when called? Never mind. But if you can gain your freedom, avail yourself of the opportunity.
(機会を利用せよ。=自由になれということか?)

NRSV
Were you a slave when called? Do not be concerned about it. Even if you can gain your freedom, make use of your present condition now more than ever. (Or [avail yourself of the opportunity] )
(奴隷の状態のままで自由を活用せよ。)

TEV
Were you a slave when God called you? Well, never mind; but if you have a chance to become free, use it. (but if you have a chance to become free, use it; [or] but even if you have a chance to become free, choose rather to make the best of your condition as a slave. )
(奴隷の状態を最大限活用することを選べ)

Wesley's New Testament
Were you a slave when God called you? Let not that weigh on your mind. And yet if you can get your freedom, take advantage of the opportunity
(機会を利用して自由になれ)

NIV
Were you a slave when you were called? Don't let it trouble you--although if you can gain your freedom, do so.
(そうしろ=自由になれ)