2000 Central Europe

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September 24 | 1 |

日本を出発ウィーンへ

空席の都合で関空→ウィーン便を使うことになった。成田は果てしなく遠い,羽田から出発できるのはとてもいい。9泊11日の旅の始まり。

オーストリア航空の制服は頭の先からつま先まで真っ赤で,ストッキングまで赤くてスゴい派手。驚いた。約11時間のフライト中,ガイド本とトーマス・クック時刻表とにらめっこしながら,旅の日程を決める。いつもこんなもの。通路側かつ隣は空席,そこそこ楽々とウィーンに到着した。

やっぱりユルユルな入国審査,「日本から来たの?コンニチワ」ってその一言だけ。なんか拍子抜けしちゃう。通路を挟んで隣に座っていた日本人女性と,さらにその隣に座っていたオーストリア人男性と喋りながら出口へ。このオーストリア人男性が親切で,ボクが「ウィーン市内までどうやって行ったらいいの?」と尋ねると,彼を迎えに来ていた友人の車に同乗させてくれた。

その友人も楽しい人たちで,ボクが日本人であると知るや,「ポケモン!ピカチュウ!」である。ピカチュウの名前の意味などを教えてあげながら,ホテルの前まで乗せてくれた(初日のホテルは日本から予約していたわけ)。

さっそくウィーナーシュニッツェル

さて,先の日本人女性と夕飯を一緒に食べようと約束してたんだけど,聞いていたホテルがすぐ近所。てくてくと迎えに行き,フロントでお薦めレストランを聞いてみた。"Zwoelf Apostel-Keller"というところを教えてもらい,さらに道を尋ねつつ到着。名物ウィーナーシュニッツェル(写真中心右)を食べたり,ジョッキで出てくる新酒の赤ワイン(写真上左)を飲んだりして,残りは包んでもらったところでもうヘトヘト。それもそのはず,日本時間ではもう丑三つ時。ホテルに戻り死んだように眠るボクでした。