MDRの不思議発見 No.1

EL900・700・500はエレクトーンの演奏の他にMIDIのXG再生ができることは周知の事実。両方とも1枚のおなじFDにファイルとしてしまうことができます。
エレクトーンのファイルはMDR_00.B00(レジストファイル)とMDR_00.EVT(演奏ファイル)の2つのファイルで1曲分が構成されており、MIDIの方は********.MID(*は8文字以内の半角英数字)というファイルになっています。ファイル名の後ろの3文字を拡張子と言って、Windowsではこれで何のファイルかを判別しています。MDRもそれを判別しているわけですね。

それで、MDRにFDを入れると、MIDIファイルがFDに入っていればディスプレイに[XG]が出てきてページボタンで曲(ファイル)が選べます。またMIDIファイルがFDに入ってなければ[XG]画面は表示されません。ここまではOKですね。
そこで今日のお題。MIDIファイルを聞くのに、またはMIDIファイルを再生しながらエレクトーン演奏をするのに[XG]画面にするのが面倒ですね。またMIDIファイルは前述のように8文字以内と決められています。

これを解決するするウラ技の公開です。

まずどんなものでもよいので、XGファイル名をパソコンでMDR_00.MIDと書き換えてみましょう。(エレクトーンでは書き換えられない)それをFDに移し、ディスプレイを見ると…アララ、[XG]が表示されないですね。それからPAGE1面にもどっても何も表示されてない。

でもSONG1を出してMDRのPLAYボタン(PLAYでもCUSTOM PLAYどちらでもOK)を押してみてください。なんとXG再生されるでしょ!
そこでChange Nameを押していつもやっているようにソング名を付ければ一丁あがり!長いソング名を付けられるし、[XG]画面にしなくてもよい、という一石二鳥のワザでした。