●ステロイド基礎知識中級編
目からウロコの【ステロイド】のお話
*ちょっと知っておくとタメになる(かも知れない)ステロイド外用剤の「含有率」と「吸収率」について
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■■ステロイド外用剤 含有率について・・・
Strongest(非常に強い)よりもWeak(弱い)の方がステロイドの含有率が高いという事を聞いて驚きました!(薬中に含まれるステロイドの割合が大きくても吸収される率が低いと弱いということ)・・・ステロイドの強さは、含有率ではなく、その吸収率によって決定されていたんですね・・・。初めて知りました。ステロイドに対しての(強弱など)誤解がまた一つ、解けた様な・・・・
効果 |
ステロイド含有率
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使用規定(成人/小児) |
strongest
もっとも強い
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0.05%前後 |
5g以下 |
2g以下 |
very strong
とても強い
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0.064%〜0.11% |
10g以下 |
5g以下 |
strong
強い
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0.025%〜0.3% |
20g以下 |
7g以下 |
mild
おだやか
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0.02%〜0.1% |
規定なし |
weak
弱い
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0.1%〜1.0% |
規定なし |
■■ステロイド外用剤 吸収率について・・・
今までは「これは強い薬だからあまり使いたくない」とか「弱いから大丈夫」と思っていましたが、部位によって吸収率がまったく違うという事を知り、またまた驚きました。薬の強弱だけでなく、吸収率も考慮して、正しいステロイドの使用を心がけたいと思います。
部位 |
倍数(腕の吸収率を「1」とした場合) |
頭皮 |
3.5 |
額 |
6.5 |
頬 |
13 |
首 |
6 |
腕 |
1 |
腋 |
3.6 |
背中 |
1.7 |
性器 |
42 |
足首 |
0.42 |

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