SUZUKI Hastlar TS125

 スズキ ハスラーTS125です.ある旧車ミーティングの部品交換会で手に入れました.一見,特に欠品もなく,レストアベースとしては上程度でしょう.


 シリンダーヘッドの塗装はほとんど取れかかっています.

 ガソリンを入れてキックをすると,あっさり始動できました.

 マフラーにはスプリングをかけるフックがありますが,スプリング自体は無くなっているようです.

 黄色のグリップラバーは,社外品でしょう.振動吸収のための細かいヒダがいっぱいついたタイプです.

 フロントフォークのインナーパイプもほとんど錆びていません.

 タンク,サイドカバーのデザインをみると1974年式(5型)のようですが,車体番号から1975年式(6型)ということがわかりました.全オーナーがタンクとサイドカバーだけ交換したのでしょう.写真で判断しただけですが,5型と6型ではエンジンのクラッチ周りに改良が加えられているようです.

 エンジンは始動できましたので早速乗ってみました.低速は力がありませんが,4〜5千回転位から急激に加速します.とてもピーキーなエンジンです.またフロントブレーキはほとんどききません.これは要整備です.


つづく...

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