予備にするつもりでオークションで購入しておいた フロントブレーキ一式を分解しました。 本当は、分解してみて内部の状態が良ければ (特にゴム部品が)そのままグリスアップして OH済み状態にしようと考えていたのですが、 いざ分解してみると予想以上に状態が悪く、 ダストシールはちぎれかけているし、 シールの溝は水垢のようなものがたまっているし、 とどめにピストンは錆びてました。 パッドピンも錆々だったので、 コッターピンも一本折れてました。 ブレーキパッドは純正品の様でしたが、 左右でパッドの減り具合が明らかに違っていたので、 どうやら片効きしていたようです。 おまけにマスターシリンダーの ブレーキフルード入れのネジ頭を潰してしまい 開かなくなってしまいました。 どうしても必要な時は 逆ネジを押し込むか何とかしたいと思います。 |
![]() 全部ばらすとこうなりました。 |
このキャリパーを本当に使うのであれば、 1.シール溝の掃除 2.オイルシール・ダストシール・ピストン交換(\3,843×2=\7,686) 4.パッドピン交換(\336×4=\1,344) 5.コッターピン交換(\347×4=\1,388) 6.ブレーキパッド交換(\5,849×2=\11,698) 7.フルード経路のワッシャ交換(\58×17=\986) が必要になります。 ブレーキパッドは社外品を探すとしても、 ピストン交換が痛いですね。 オイルシール・ダストシールだけなら\1,953×2=\3,906でした。 おまけにパッドピンよりもコッターピンの方が 高いってどういう事?って気がします。 まあ、今回は分解して内部の構造はわかったし、 予備のブレーキレバーを入手したということにします。 4時間も楽しめたんだしね。 |