フロントブレーキ分解

(2005/05/02)

予備にするつもりでオークションで購入しておいた
フロントブレーキ一式を分解しました。

本当は、分解してみて内部の状態が良ければ
(特にゴム部品が)そのままグリスアップして
OH済み状態にしようと考えていたのですが、
いざ分解してみると予想以上に状態が悪く、
ダストシールはちぎれかけているし、
シールの溝は水垢のようなものがたまっているし、
とどめにピストンは錆びてました。

パッドピンも錆々だったので、
コッターピンも一本折れてました。

ブレーキパッドは純正品の様でしたが、
左右でパッドの減り具合が明らかに違っていたので、
どうやら片効きしていたようです。

おまけにマスターシリンダーの
ブレーキフルード入れのネジ頭を潰してしまい
開かなくなってしまいました。
どうしても必要な時は
逆ネジを押し込むか何とかしたいと思います。


全部ばらすとこうなりました。

このキャリパーを本当に使うのであれば、

1.シール溝の掃除
2.オイルシール・ダストシール・ピストン交換(\3,843×2=\7,686)
4.パッドピン交換(\336×4=\1,344)
5.コッターピン交換(\347×4=\1,388)
6.ブレーキパッド交換(\5,849×2=\11,698)
7.フルード経路のワッシャ交換(\58×17=\986)

が必要になります。

ブレーキパッドは社外品を探すとしても、
ピストン交換が痛いですね。
オイルシール・ダストシールだけなら\1,953×2=\3,906でした。

おまけにパッドピンよりもコッターピンの方が
高いってどういう事?って気がします。

まあ、今回は分解して内部の構造はわかったし、
予備のブレーキレバーを入手したということにします。
4時間も楽しめたんだしね。