今日こそキャリパのOHをして付け替えるぞ!と意気込んで 予備のフロント右キャリパのOHを開始しました。 一度ばらしているのを仮り組みしただけなので、 さっさとばらしてオイルシールとダストシールの溝の掃除ですが ブレーキクリーナーを噴いてもなかなか落ちません。 竹串でゴシゴシ擦ると浮いている部分は削れますが 底にこびりついている部分がなかなか取れないのです。 ある程度擦ったら底には残っているものの 擦っている感触はかなりスムーズになってきたので これで良いことにして組み上げましょう。 オイルシールとダストシールに ラバーグリスを薄く塗って 溝にはめ込んでいきます。 この時、OHキットに付いていた赤いグリスは 中身が分離しているように見えたので 使いませんでした。 シールがはまったので、続いてピストンをはめ込むと 異様に固いです。 しかも、奥まで入りません。 このままではどうしようもないのでばらします。 リヤキャリパーのOHをした時は OH後は一押しで出てきたのに、 今回は自転車用空気入れで空気を入れても ピストンが全然動きません。 りえぽんに助けを求めて強くポンプを押してもらうと ものすごい勢いでピストンが飛んでいきました。 オイルシールとダストシールを外して シールだけをピストンに付けてみるとゆるゆるです。 ピストンをキャリパー本体に直接入れてみると 少し抵抗感はあるもののスッと底まで入ります。 ということで、やっぱりシール溝の底の汚れや錆が シール類を押し出していて、 ピストンを押さえてしまっているようです。 ブレーキクリーナーを大量に噴いて 竹串でゴシゴシ擦っても取れないので、 どうやら錆びているようです。 錆取り剤で試すことに決定!です。 が、錆取り剤の買い置きなんて無いので 今日はここまでです。 せっかく道具類を出したので、ついでに 外したまま放置していたリヤブレーキ周りのOHをします。 キャリパーを見るとピストンが錆びてそうです。 とにかくパッドピンを外してパッドを外してから ピストンを外しにかかります。 エアーを吹き込んで、ピストンを押し出しても動きません。 完全に固着しているようです。 覚悟を決めて思いっきり空気を押し込むと 片側のピストンは外れました。 外れたピストンは錆々でした。 外れた側のピストンを一旦戻してから 出てこないように押さえて 反対側のピストンを押し出すべく さらに強い力で空気入れを押したのですが・・・ ピクリとも動きませんでした。 一応予備に置いておきますが、 OHするにも努力が必要なようです。 マスターシリンダーは分解したらまだ使えそうでした。 清掃&グリスアップをして組み直して こちらも予備に取っておきます。 ということで、今日は色々試したものの 使えるようになったものは無し!でした。 |