サーモスイッチ交換

(2005/07/24)

6月頃から昼間に市内を走っていると
水温計の針は常に1/2より上にあり、
赤信号で止まるとすぐに3/4になって、
渋滞にはまるとあっという間にレッドゾーンの手前です。
ラジエターファンが回り始めるのは
レッドゾーンのすぐ手前なので、
オーバーヒート直前になってから
やっと回転するというぎりぎりの状態でした。

何か良い手はないかとネットで調べたら、
手動のファンスイッチを付ける方法がありました。
自分で出来る方法だし、
ACTさんもそうしているとのことだったので
有力候補だったのですが、
ある日、ZX−9Rのサーモスイッチが
RZVにポン付けできて、
しかもRZVが105℃で回り始めるのに対して
98℃で回り始めるとの情報をキャッチしました。

サーモスイッチがどこにあるかすら知らないし、
冷却水が漏れたら困るしで
取り付けに自信が無かったので
どうしようかと悩んでいたのですが、
ACTさんに相談したら取り付けてくれるとのこと。
早速購入して取り付けてもらいました。

これまでは水温計の針が9.5/10位
(つまりはレッドゾーンの手前)にならないと
ファンが回らなかったのですが、
交換したあとは4/5位で回り出すので安心です。

これからは水温計の針がレッドゾーンの手前まで行くようならば
本当にオーバーヒートだと判断できます。
余裕を持って水温を監視できますね。

また純正の水温計もなかなかの精度を保っているようです。
19/20・・・105℃
16/20・・・98℃
から単純に計算すると
10/20・・・84℃
つまり、水温計の真ん中は84℃という計算になります。
まあ、水温計の針の位置は目視なので
あくまで参考です。
ちなみに、105℃の位置を18/20とすると
水温計の真ん中は78℃になるので
真ん中で80℃前後なのでしょうね。


これがZX−9R用のサーモスイッチと箱
p_taka_rzv_020
p_taka_rzv_021
「AEH」「98−ON」の刻印があります
p_taka_rzv_022

こっちがRZVに付いていたサーモスイッチ
p_taka_rzv_023
p_taka_rzv_024
「KK4」「105−ON」の刻印があります

取り付け手順の覚え書き(見ていた限りで)

1.
シートを外す
2.
ガソリンタンクを持ち上げる
3.
エアクリーナー後方の白いカバーを外す
4.
後左バンクのプラグコードを外す
5.
水温計センサのコネクタを外す
6.
サーモスイッチのコネクタを外す
7.
サーモスイッチ下にウエスを押し込む
8.
サーモスイッチ交換
9.
1〜7を戻す
10.
ラジエターキャップを外す
11.
ラジエターに水を補充
12.
10を戻す
13.
エンジンをかける
14.
水温計が4/5位でファンが回ることを確認
15.
エンジンを切る
16.
完了