水温計交換

(2005/09/03)

水温計の針が振動に合わせて震えるので
オークションで入手したメーターASSYの
水温計と交換します。

このASSYは転倒車から取り外したもののようで
メーターASSYのフレームが少し歪んでいたので
ASSY丸ごとの交換ではなく
水温計だけを交換することにします。

購入したメーターASSYをばらして
速度計、回転計、水温計、パイロットランプ、
ハーネスに分解して軽く掃除します。
と言っても雑巾で拭くだけですが。。。

これで準備は終了です。

RZVのメーターを外してスピードメーターケーブルを外し、
メーターから出ているハーネスを留めている
ファスナーを外すと
メーターASSYがガソリンタンクの上まで
引っ張り出せるので
この状態で水温計を交換しました。

交換したらネジの締め忘れが無いように
注意しながら元に戻して作業完了です。

キーをONにして燃料計ス イッチを押すと
水温計(兼燃料計)の針がピョコッと上がって
スッと止まりました。

交換前は止まるまでに数回フラフラしてから
止まっていたので、
この水温計は問題なさそうです。

続いてエンジンをかけてしばらくアイドリングさせて
水温の上昇に合わせて水温計が上昇するかを
確認するとこちらもOKでした。

でも、アイドリングだけではなかなか上昇せず
とりあえずは針が動いてきたのは確認できたので
良しとしました。

あとは実際に走行して様子を見ましょう。


せっかく(何が?)なので
取り外した水温計を分解して見ました。

すると、ガラス部分(材質はプラスチックですが)の縁が
こんなになってました。
p_taka_rzv_042

衝撃で割れたというよりは
経年変化でひび割れてきたような割れ方で、
周囲の約3/4が割れてました。
取り付けた水温計の方は綺麗だったので
ちょっとショックでした。

ガンガン分解するとここまでばらせました。
p_taka_rzv_043

右下の青い抵抗(コンデンサー?)が付いているのがメーターコイルで、
水温計の針はこのコイルの軸に直接付いてました。

と言うことは、ネットで見た「ダンパーオイル」を入れるところは
このコイルの中に入っているのでしょうか?
それともこのメーターにはダンパーオイルではなくて
別のダンパー機構があるのでしょうか???

う〜ん。謎です。

とにかく構造はわかったので
元通りに組み上げて予備に置いておきましょう。


RZVの水温計は既に販売終了しているので
オークションで安く入手できて
無事に交換できたので良かったです。

良いのがなければFZ400Rの水温計が
RZVのものと外見が似ているので
流用しようかとも考えていました。

流用を考えたメーターを調べた結果です。
せっかくですの載せておきます。

RZV500 51L-83580-50 スピードメータアセンブリ 14,280
51L-83540-00 タコメータアセンブリ 販売終了
51X-83590-00 ウオータテンパラチヤーアセンブリ 販売終了
47X-83530-00 パイロツトライトアセンブリ 2,804
FZ750 1FM-83580-50 スピードメータアセンブリ 販売終了
1FM-83540-00 タコメータアセンブリ 24,255
1AE-83590-00 ウオータテンパラチヤーアセンブリ 11,130
47X-83530-00 パイロツトライトアセンブリ 2,804
FZ400R 51L-83580-51 スピードメータアセンブリ 14,280
46X-83540-00 タコメータアセンブリ 販売終了
46X-83590-00 ウオータテンパラチヤーアセンブリ 5,303
47X-83530-00 パイロツトライトアセンブリ 2,804

パイロットランプは3車種とも共通。
スピードメーターはFZ400Rと同じかな?
FZ400Rの水温計はRZVとそっくりですが
部品番号が違っていました。
目盛りの設定が違うのかも知れませんね。

FZ750の水温計は燃料計の針が独立しているので
流用したかったのですが、
RZVの水温計より一回り大きそうだったので
諦めました。