ミッションオイル交換などなど

(2005/09/23)

週末に向けて台風が接近するらしく
天気が悪くなりそうなので
3連休の初日に早速メンテナンスします。

作業予定は
1.ミッションオイル交換
2.タイヤの空気圧チェック
3.バッテリー液補充
です。

ミッションオイルを交換するときは
2〜3分アイドリングさせて暖めてからのほうが
早く抜けるとサービスマニュアルにあるのですが、
何分マンションの駐車場でアイドリングさせて
苦情が出ては困るのでそのまま抜きます。
気温も高い目なので多分大丈夫。

ミッションオイルのドレンボルトは左側なので
サイドスタンドを立てて抜こうとしたのですが、
ドレンボルトが固くて緩みません!
最初はメガネレンチ(12mm)で緩めようとしたのですが
サイドスタンドで傾いている角度がわかりにくくて
うまく力を入れられないのです。
ちょうど、12mmのT字レンチがあったので
それでトライしてみたのですがこれでも緩みません。
あまり押さえつけていたら
車体が反対側に倒れそうで怖いです。

ということで、レーシングスタンドで直立させて
T字レンチで緩めることにして力を込めると
「バキッ!!」という音と共にT字レンチが
ドレンボルトから外れました。

「ボルトを捻じ切ったか!」と
一瞬あせりましたが、無事に緩んでいました。ホッ。

緩んでしまえば手でも回せるので
レーシングスタンドからおろしてサイドスタンドで立てて
オイル処理箱を下に置いたらドレンボルトを手で緩めて
ミッションオイルを抜きます。

出てきたオイルは濃いグレーでした。
元々の色がわからないのですが、
汚れているというかくたびれているというか。
かなり劣化している感じです。
交換して良かった〜って思いました。


古いオイルが出切るまでの間 に
タイヤの空気圧を調整します。

自転車用の手押しポンプで30回位押して
空気を補充してからエアゲージで調整しました。
前2.15kpa、後2.4kpaと、
前後とも高速用+0.15kpaにしておきました。
これでしばらくはOKです。


古いオイルが出切った所でドレンボルトを締め込みます。
ドレンボルトをウエスできれいに拭いて
トルクレンチで22N・mで締め付けます。

ドレンボルトを締めたらレーシングスタンドで立てて
オイルプラグを外して新しいミッションオイルを入れます。
が、オイル缶が大きくてうまく入りません。
オイル缶の肩がエンジンに当たって
オイルプラグの所まで缶の口が届かないのでした。

そこで、新聞広告の上質紙のものを丸めて
即席の漏斗を作って補充したらこれが大当たり。
引き出したキックペダルにもたれ掛けておけば
倒れる事もありません。

ミッションオイルの規定量は1.5Lなので
まず1本(1L)を入れて点検窓から様子を見ます。
一旦上のほうまでレベルが上がったのですが
そのままじっと見ていると少しづつ下がっていって
点検窓から見えなくなりました。

2本目を入れるのですが半分(0.5L)だけを
入れたいので、傾き具合で加減して様子を見ます。
入れすぎたら抜けないので、入れすぎないように注意しながら
少し追加しては様子を見てを数回繰り返したら
ちょうど良いレベルになりました。

オイルプラグを手でしっかり閉めたら補充終了です。

エンジンをかけて1速と2速でミッションを廻してから
エンジンを切って再度オイルレベルを見て
先ほどと同じ位置にあることを確認し、
これでミッションオイル交換終了です。


続いてバッテリー液を補充します。
サクサクとサイドカウルを外して
バッテリーを外しにかかります。
マイナス端子→プラス端子と外してから
バッテリーを取り出そうとするのですが
相変わらず狭くて当たって固くて外れません。

少しづつ押したり引いたりこじったりしながら
少しづつ抜いたら何とか外れました。

外れればあとは簡単です。

液量が減っている左から二つ目のセルに
バッテリー補充液(蒸留水)を足せば終了です。
まあ、減っているといってもLOWERレベルでしたが、
少しでもバッテリーの蓄電量が増えてくれれば良いのですが。

バッテリーの端子をワイヤーブラシと紙やすりで
軽くこすって錆や汚れを落としてから
外した時の逆順に組みつけていきます。

端子を固定した後でメインスイッチを入れて
パイロットランプが点く事を確認してから
カウルを取り付けたらバッテリー液補充終了です。


交換後に試走してきた感触は
なかなか良い感じでした。

これまでに比べてシフトタッチが柔らかくなり
ニュートラルが出やすくなりました。
また、1〜3速にスッと入るようになりました。
でも、5→6速のシフトアップでは
やっぱりギア抜けしました。
オイルが馴染んでいないのか、
はたまたオイルのせいではないのかも・・・
しばらく様子見ですね。


RZVを購入した時から気になっていたものの
今までのびのびになっていたミッションオイルが
やっと交換できました。
抜いたオイルがかなり劣化していたように見えるので、
交換終了して一安心です。