週末に向けて台風が接近するらしく
天気が悪くなりそうなので
3連休の初日に早速メンテナンスします。
作業予定は
1.ミッションオイル交換
2.タイヤの空気圧チェック
3.バッテリー液補充
です。
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ミッションオイルを交換するときは
2〜3分アイドリングさせて暖めてからのほうが
早く抜けるとサービスマニュアルにあるのですが、
何分マンションの駐車場でアイドリングさせて
苦情が出ては困るのでそのまま抜きます。
気温も高い目なので多分大丈夫。
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ミッションオイルのドレンボルトは左側なので
サイドスタンドを立てて抜こうとしたのですが、
ドレンボルトが固くて緩みません!
最初はメガネレンチ(12mm)で緩めようとしたのですが
サイドスタンドで傾いている角度がわかりにくくて
うまく力を入れられないのです。
ちょうど、12mmのT字レンチがあったので
それでトライしてみたのですがこれでも緩みません。
あまり押さえつけていたら
車体が反対側に倒れそうで怖いです。
ということで、レーシングスタンドで直立させて
T字レンチで緩めることにして力を込めると
「バキッ!!」という音と共にT字レンチが
ドレンボルトから外れました。
「ボルトを捻じ切ったか!」と
一瞬あせりましたが、無事に緩んでいました。ホッ。
緩んでしまえば手でも回せるので
レーシングスタンドからおろしてサイドスタンドで立てて
オイル処理箱を下に置いたらドレンボルトを手で緩めて
ミッションオイルを抜きます。
出てきたオイルは濃いグレーでした。
元々の色がわからないのですが、
汚れているというかくたびれているというか。
かなり劣化している感じです。
交換して良かった〜って思いました。
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古いオイルが出切るまでの間
に
タイヤの空気圧を調整します。
自転車用の手押しポンプで30回位押して
空気を補充してからエアゲージで調整しました。
前2.15kpa、後2.4kpaと、
前後とも高速用+0.15kpaにしておきました。
これでしばらくはOKです。
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古いオイルが出切った所でドレンボルトを締め込みます。
ドレンボルトをウエスできれいに拭いて
トルクレンチで22N・mで締め付けます。
ドレンボルトを締めたらレーシングスタンドで立てて
オイルプラグを外して新しいミッションオイルを入れます。
が、オイル缶が大きくてうまく入りません。
オイル缶の肩がエンジンに当たって
オイルプラグの所まで缶の口が届かないのでした。
そこで、新聞広告の上質紙のものを丸めて
即席の漏斗を作って補充したらこれが大当たり。
引き出したキックペダルにもたれ掛けておけば
倒れる事もありません。
ミッションオイルの規定量は1.5Lなので
まず1本(1L)を入れて点検窓から様子を見ます。
一旦上のほうまでレベルが上がったのですが
そのままじっと見ていると少しづつ下がっていって
点検窓から見えなくなりました。
2本目を入れるのですが半分(0.5L)だけを
入れたいので、傾き具合で加減して様子を見ます。
入れすぎたら抜けないので、入れすぎないように注意しながら
少し追加しては様子を見てを数回繰り返したら
ちょうど良いレベルになりました。
オイルプラグを手でしっかり閉めたら補充終了です。
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エンジンをかけて1速と2速でミッションを廻してから
エンジンを切って再度オイルレベルを見て
先ほどと同じ位置にあることを確認し、
これでミッションオイル交換終了です。
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続いてバッテリー液を補充します。
サクサクとサイドカウルを外して
バッテリーを外しにかかります。
マイナス端子→プラス端子と外してから
バッテリーを取り出そうとするのですが
相変わらず狭くて当たって固くて外れません。
少しづつ押したり引いたりこじったりしながら
少しづつ抜いたら何とか外れました。
外れればあとは簡単です。
液量が減っている左から二つ目のセルに
バッテリー補充液(蒸留水)を足せば終了です。
まあ、減っているといってもLOWERレベルでしたが、
少しでもバッテリーの蓄電量が増えてくれれば良いのですが。
バッテリーの端子をワイヤーブラシと紙やすりで
軽くこすって錆や汚れを落としてから
外した時の逆順に組みつけていきます。
端子を固定した後でメインスイッチを入れて
パイロットランプが点く事を確認してから
カウルを取り付けたらバッテリー液補充終了です。
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交換後に試走してきた感触は
なかなか良い感じでした。
これまでに比べてシフトタッチが柔らかくなり
ニュートラルが出やすくなりました。
また、1〜3速にスッと入るようになりました。
でも、5→6速のシフトアップでは
やっぱりギア抜けしました。
オイルが馴染んでいないのか、
はたまたオイルのせいではないのかも・・・
しばらく様子見ですね。
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RZVを購入した時から気になっていたものの
今までのびのびになっていたミッションオイルが
やっと交換できました。
抜いたオイルがかなり劣化していたように見えるので、
交換終了して一安心です。
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