必要なパーツが準備できたので
いよいよプラグとバッテリーを交換します。
ついでにアンダーカウルも替えてしまいましょう。
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まずはアンダーカウルとサイドカウルを外します。
アンダーカウルは今回交換するので
割れている部分を撮影しておきました。
ネジ穴部分が欠けてました

アンダーカウルとサイドカウルをサクサク外して
前バンクのプラグから交換します。
4番シリンダ(前右)のプラグを新品と比較

新しいプラグにはアンチシーズを塗布してから
手で奥までねじ込んて緩めてを数回繰り返し、
アンチシーズをなじませて手で締め込んでから
最後にプラグレンチで緩めに締め込んでおきました。
後バンクはガソリンタンクを持ち上げて
エアクリーナーボックスのフタを外してから
プラグを交換しました。
交換した全てのプラグ
左から「後左(1番)」「後右(3番)」「前左(2番)」「前右(4番)」です

前シリンダーのヘッド全体

後シリンダーのヘッド全体

うっすらと汚れたヘッドに
新品の真っ白いプラグが目立ちますね。
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プラグ交換が終わってあちらこちらを眺めていると
衝撃的な光景が・・・
エンジンオイルホースが割れてきてました

真ん中のジョイントの上側のホースも
かなり割れてきてました。
エンジンオイルが漏れてくる前に
交換した方が良さそうですね。
さらに、前バンクのプラグコードの向きを調整していると、
なぜかイグニッションコイルが動きます。
よーく見てみると、なんと!!!
取付ステーが折れてました

イグニッションコイルはブラブラになっていて
このままではエンジンやフレームに当たるので
間にゴムを挟んでタイラップでフレームに固定しました。
タイラップで固定しました。

取付ステーを取り外して
溶接できるか試したかったのですが、
フレーム側のネジがさび付いていて
緩まないので、
ネジ山を壊す前に諦めました。
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いよいよ本命のバッテリー交換です。
新しいバッテリーには作業開始時に
電解液をUPPERレベルまで入れておきました。
注入してから中の気泡が抜けるまでに
少し時間がかかるだろうことと、
しばらく置いて化学反応が落ち着いてから
交換したかったからです。
古いバッテリーをサクサク取り外して・・・
と言いたいのですが、何度やっても
バッテリーの大きさががギリギリで
知恵の輪状態で外しました。
新旧バッテリー

後は新しいバッテリーを搭載して
端子を固定すればほぼ終了です。
搭載するにも知恵の輪になるのを覚悟して
バッテリーケースに入れると簡単に入りました・・・
どうやら、古いバッテリーは
一回り大きかったようです。
確かに上の画像を見ると
背も高いし幅も広いような気がします。
バッテリーがケースに入れば、
後はしっかりと端子を固定して、
外していたカウルを戻せば完了です。
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今回、ヒューズも交換しようと10A、15A、20Aの
板ヒューズを用意していたのですが、
バッテリー横のメインヒューズは
普通の丸管ヒューズだったので断念しました。
丸管ヒューズを用意してからリベンジします。
また、タイヤの空気圧もチェックしたのですが、
前 2.05kpa
後 2.30kpa
と問題ありませんでした。
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バッテリーを交換してからエンジンをかけて
ウインカーやライトを点けて見たのですが、
ウインカーやライトが点いている時に
ニュートラルランプが暗くなるのが
かなりマシになっていました。
その後、近所を20kmほど走ってきたのですが、
低速トルクが増した気がします。
これまでは2,500rpm以上で走っていたのが
2,000rpmあたりから使えるようになりました。
多分、プラグ交換の成果でしょう。
前のプラグは2年5,000kmくらい使っていたので
さすがに寿命だったのかもしれませんね。
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