左手の痛みを解消すべく、 クラッチワイヤー(中古)への交換です。 ついでに気になっていた 前後ブレーキキャリパーのお掃除もしましょう。 デジカメを忘れたので、今日は画像は無しです。 |
まず、以前からの残件の 前イグニッションコイルの取付ステーを 外しにかかります。 CRCを吹いてしばらく置いてから、 貫通ドライバーを当てて、 ハンマーで軽く叩いてなじませます。 左手でフレームを持ち、 右手でドライバーを握って、 力一杯押しつけながら回すと 何とか外れました。 No.3の+ドライバーを買って 役に立ってくれました。 これで、取付ステーが外れたので 何となくスッキリしました。 |
ここから本番のクラッチワイヤーの交換です。 シートとカウルを外してから ガソリンタンクを持ち上げて、 クラッチワイヤーの通り道を確認します。 サービスマニュアルの絵と同じであることを確認したら、 クラッチレバー側のアジャスターを緩めて ケーブルを外します。 その後、クランクケースカバー1(ドライブスプロケの所) を外して中を見てびっくり! たまりに溜まった油汚れが ヘドロのようなタールのような なんとも言えないネトネトになって 辺り一面にこびりついてました。 マイナスドライバーでこそげてから ブレーキクリーナーとウエスで拭き取りましたが、 ドライブスプロケ周辺などはまだまだ。 今日はクラッチワイヤー交換がメインなので ほどほどにしておきます。 クラッチ側のワイヤーを外して、 ワイヤーの通り道を確認しながら引き抜きます。 交換するワイヤーと長さを比べたら5mm以上違いました。 かなり伸びていたんですね。 引き抜いたのと反対に、通り道を間違えないように 注意しながらクラッチワイヤーを通しました。 そこからはクラッチ側を固定して、 クランクケースカバー1を取り付けて、 クラッチレバー側のワイヤーを取り付ければ一応完了。 ワイヤーの微調整は後からやることにします。 |
次はブレーキキャリパーのお掃除です。 フロント左側から開始します。 キャリパーを外して、パットも外し、 ピストンの汚れをウエスで拭き拭きしてから ラバーグリスを塗り塗りして、 ピストンを何度か出し入れしていると 段々スムーズに出入りするようになります。 同じようにフロント右側とリヤのキャリパーも掃除しました。 気づいたことは、 右前キャリパーの外側ピストンがやはり錆びてきているようで、 ダストシールの線のようになっていました。 それから、左前のキャリパーのピストンが固いですね。 右前と後は手で簡単に押し込むことができるのですが、 左前は両手でしっかりと握りしめないと 押し込むことができませんでした。 左前キャリパーだけOHやり直しかな? まあ、通常使用に難があるほどではないので 何かの機会に考えましょう。 |
一通り作業が終わってから レーシングスタンドをかけたままでエンジンをかけて、 クラッチの調整をしました。 ついでにクラッチの遊びが無かったので 遊びの調整もしてみました。 遊びがあると、レバーが手前に来てから 握りしめる感じになるので 左手にやさしい気がしますね。 |
作業が終わってから近所を試走してき
ました。 ところが、走っているうちにだんだんと クラッチワイヤーが伸びてきたようで、 交換前と同じくらいアジャスターで 引っ張ることになってしまいました。 やっぱり中古部品はそれなりですね。 次回はドライブスプロケ周辺の清掃も兼ねて 新品のクラッチワイヤーに交換するかな。 |