クラッチプッシュロッド

(2006/09/02)

クラッチワイヤーを新品にして、
クラッチは軽くなったと思うのですが、
まだ左手が痛くなるので、
クラッチプッシュロッドのグリスアップをしました。

早起きして朝のうちに片付けようと思っていたのですが、
起きたら11時でした。
でも、いつまでも放置しておけないので
暑い時間でしたがRZVの元へ。


2週間ぶりに車体カバーを外してRZVと対面です。
メンテしやすい位置に移動して、全体を眺めると、
な、なんと!

チャンバーにクモの巣が張ってました。。。
チャンバーにクモの巣

そんなに放置しているわけではないのに、
クモの巣が張ると放置している感じがしますね。


気を取り直してメンテ開始です。

手順はわかっているので、サクサク分解します。

やっぱりコテコテですね。
チャンバーにクモの巣
赤丸がプッシュロッドです

プッシュロッドを抜いたらミッションオイルらしきオイルが
シール辺りに付いています。
周辺の汚れをふき取りながら、
こびりついた古いシールを外すと、
たらたらとオイルが垂れてきました。

なんでこんなに垂れてくるのかと
シールを外した穴を見ると、
シールで隠れていた部分に穴が開いていて、
そこからどんどんオイルが出てきてました。

どうやら、シールの裏にミッションオイルが回ってきていて、
シールの内側へミッションオイルを供給しているようです。

サイドスタンドを立てて左に傾けた状態で
作業をしていたのもあって、
どんどん出てくるので、
あわてて新しいシールを押し込んだ後がこれです。

新しいシール
新しいシール
シールの下からオイルの垂れた跡がついてます。

シールをいれたらオイルの垂れは収まったので
プッシュロッドと、外したシールを撮りました。

プッシュロッドと古いシール
プッシュロッドと古いシール

プッシュロッドに薄くグリスを塗ってから
新しいシールの穴に挿入して、
動きに引っかかりやガタが無いかを確認します。

プッシュロッド
プッシュロッド

あとは元通りにカバーをかぶせればおしまいです。

カバーをかぶせて
カバーをかぶせて

念のためにクラッチの遊びを調整して、
レーシングスタンド上でエンジンをかけて
クラッチの切れ具合を確認して完了です。


早速、試走に行ってきました。

ドライバースタンド2りんかんから南港を回って来たのですが、
クラッチの重さはあまり変わりませんでした。

クラッチの遊びやミートポイントが変わっていたので
信号待ちの度に少しづつ調整したのですが、
やっぱり左手は痛いです。

気温が暑いから左手が音を上げているのかな?


クラッチ周りのメンテは一通り終わったので、
クラッチの重さはこんなもんと思って
諦めるしかなさそうです。

あとは左手を鍛えるしかないのかもしれません。