メンテ色々

(2007/04/01)

やっと屋外でメンテできるくらい
暖かくなってきました。

3月からメンテしたかったのですが、
あまりに寒くて寒くて・・・
手がかじかんでしまうし、
鼻水はたれるし。
ずっと延ばし延ばしにしてましたが、
今日は一気にやってしまいます!


まずはミッションオイルの交換です。

午前中に少し乗ってきていたので
ほんのり暖かい状態。
そのままオイルを抜いてから、
前回残っていたオイル(約0.5L)を入れて
数回キックしてオイルを回してから
再度抜きました。

すると先に抜いたオイルは
ネズミ色というか金属色でしたが、
後から抜いたオイルは透明でした。

左半分が先のオイル
右半分が後のオイル

ミッションオイル

やっぱり汚れているんですね。
前回交換した時よりはマシだと思いますが、
今回と同じ2年位で交換した方が良さそうですね。

抜けきったと思った所でドレンボルトを締め付けて、
新しいオイルを補充していきます。

交換時は1.5L必要となっているので
1本目(1L)は一気に入れてしまいました。
で、2本目を入れていくと、
予想以上に早くオイルレベルが上がってきました。

まあ、レベル通りになればいいと思って、
オイルプラグを締めてからエンジンを始動して、
10秒位アイドリングさせてから停止して、
オイルレベルを確認すると、見えませんでした。

しばらく待っても降りてきません。
急いで追加で補充しました。

結局3回追加補充をして落ち着きました。

エンジンを回さないとミッションオイルが
行き渡らない場所があるようです。

まあ、ちょうど良いレベルにできたので良かった良かった。


次はエアフィルターの清掃です。

車検の時にやってくれているのですが、
そろそろ1年経つので、
プラグを交換するついでに清掃します。

シートを外してタンクを持ち上げ、
エアクリボックスを開けたら
フィルターとご対面です。

洗油なんて無いので、
ビニール袋に入れたフィルターに
ヤマハの安い方の2ストオイルを振りかけて
ビニールごとモミモミ洗いして、
ビニールの中で絞ります。

結構オイルに汚れが付いてました。

結局3回繰り返して洗って終了。

しっかり絞ってエアクリボックスにセットします。


次はプラグの交換です。

後バンクのプラグは
エアクリボックスを外した方がやりやすいので、
エアフィルター清掃後、続けて交換します。

車検時からプラグは外していないので
普通のプラグレンチでは固くて外れず、
プラグレンチをプライヤーではさんで外しました。

プラグを見ると、左後(1番)に
カーボンが付いています。
電極ではなくて土台の側です。

新しいプラグを締め付ける時に
車検時にアクトさんに言われた様に、
強い目に締め付けて、
しっかりとワッシャーを潰してから
少し緩めて締め直しました。

結構ワッシャーって潰れるんですね。

右後(3番)にも少しカーボンが付いてました。

前バンクは直接作業できるのですが
こちらも固くてプライヤーで緩めます。

左前(2番)と右前(4番)のプラグには
少しだけカーボンが付いてました。
1番>3番>2番=4番 って感じです。

外したプラグ
外したプラグ

電極の焼け具合は
1番がキツネ色でそれ以外は茶色かな?
まあ、きっちりと焼けるほどは回していないので
まあ、こんなもんでしょう。


続いてキャリパーを清掃します。

後のキャリパー、左前、右前と清掃したら、
1時間かかってしまいました。

でも、ブレーキピストンプライヤーと
ウォーターポンププライヤーがあったので
以前よりは早かったはずなので、
まあ、良しとしましょう。

ピストンもピカピカになったしね。


キャリパーの次はメーター周りです。

まずは先日購入したメーターユニットに交換して
ユニットごと動作確認します。
スピード、タコ、水温計とも動作OK。一安心です。

元のユニットの水温計の不良原因が
電気接点の接触不良かもしれないので、
接点のネジを締め直して再度装着して
動作確認するも、やっぱり振れてます。

中身の問題の様でした。

と、いうことなので水温計のみを移植します。

水温計のカバーは元の方が綺麗なので
中身のみを移植しようとしたのですが、
カバーと本体のあわせ面が変っていて、
水温計ユニットごと交換するはめになりました。
まあ、その方が楽なので良いんですけどね。

仮取付して動作確認してOKです。

次はいよいよ電圧計の取付です。

電圧計自体は自動車用のやつを改造し、
−端子と+端子につなげば良いようにして、
メーターのどこが−端子と+端子かは
一応回路図で見当は付けていたのですが、
もしかして?と心配していたのです。

でも、無事に動作OKでした。

時計モード
時計モード

電圧モード
電圧モード

この電圧計は、
ボタンで時計と電圧計の切替ができる優れもの。
RZVには時計が無いので、
走行中に時間が知りたくてもわからなかったのですが、
これで時間も電圧もわかります。

ちなみに電圧はだいたい以下の値でした。

メインSWON:12.4V前後
ポジションライトON:11.4V前後
ヘッドライトON:10.8V前後
エンジンアイドリング:13.6V前後
エンジン2000回転:14.4V前後

RZVは電圧レギュレータが弱くて、
これが死ぬと電装系が壊れるので
心配していたのですが、
これで常時監視できます。


最後にタイヤのサイドウォールに
タイヤ保護スプレーを吹いておきました。

リヤタイヤのサイドに細かいヒビが出てきていて
もう少しひどくなれば交換かも知れません。
少しでも長持ちすればと思って吹いておきます。

ついでにタイヤの製造年月を確認すると、

前輪は05年08週(2月)でした
前輪の製造年月表示

後輪は05年05週(2月)でした
後輪の製造年月表示

交換したのは05年の3月初めだったので、
出来たてホヤホヤだったようです。

でも、後輪はもうひび割れてきてます。
何か良くないことをしたのかもしれませんね。
後輪の左側(チェーン側)だけにひびがあるので、
チェーンのメンテ時とかかも?
次回のメンテ時には注意しましょう。


ここまでで4時間近くかかっているので
今日はこれで終了です。
チェーンの清掃は次回のお楽しみ(?)です。


今日もメンテ時に気になったのですが、
一度エンジンが温まった後で、
しばらく冷めた後にエンジンをかけようとすると
なかなかかかりません。

正確には一旦かかるのですが、
すぐにボボボボッて感じで止まってしまいます。
ガス欠の時みたいかな?

プラグを交換する前も
交換した後も同じだったし、
外したプラグも濡れていなかったので
カブッたわけではないようです。

キャブのガソリンが温まって
気化しにくくなっているのかもしれません。
(パーコレーションだったかな?)
それならどうしようもないですね。

まあ、しばらく頑張ってキックしていれば
そのうちかかるので良しとしましょう。


久しぶりにメンテして、
気がかりな部分が大分片付きました。

チェーン清掃などは次回持ち越しですから
近いうちに再度メンテしましょう。


このような消耗品関係ならば
まだまだ手に入りますから
マメに整備して長持ちさせたいです。