コウノトリのお話

コウノトリは、IUCN(国際自然
護連合)によって近絶滅類に指定されている国際的に希少な鳥です。野生のコウノトリは現在、ロシアのアムール川中流域や中国の黒龍江省のなどに2,500〜3,000羽が生息するのみとなっています。

コウノトリ目コウノトリ科の鳥で、水田や湿地、河川などを好む水辺の鳥です。体長約1.1メートル、体重4.5kg〜5.5kgで両翼を広げると2mにもなる大型の鳥です。外見は、ツル(タンチョウ)に似ていますが、生態的にはかなり違いがあり、サギやトキなどと同じ仲間です。食性は、完全な肉食で、魚、カエル、バッタなどを食べます。かなりの大食漢で成鳥1羽で1日500〜600gの餌を食べます。

巣は、木の枝やわらなどを組み合わせた直径1.5〜2mくらいの巣を大きな木の上(アカマツが多かったようです)にかけます。繁殖の時期は、春です。

本来、コウノトリは渡り鳥で、繁殖地である極東地域(アムール川中流域)から、越冬地の中国東部(揚子江中流域)や韓国、台湾などの間を渡っています。
(豊岡市立
コウノトリ文化館資料より抜粋)

コウノトリ

巣の実物大模型

城崎温泉駅前で売られていたカニ。

2007/03/04

ライブカメラでコウノトリを見ることができます。

兵庫県立コウノトリの郷公園へのリンク