ボーイング727スーパー27

ホビーショーでTSMC会員の水野幸彦さんの旅客機を見て、その美しさに感心しました。私も旅客機を作りたくなり、形が好きな727を作ることにしました。有名な「よど号」を作ろうと思い、ネットで写真を探しましたがほとんど見つけることが出来ませんでした。そのかわりとても魅力的な塗装の機体を発見しました。それがキングフィッシャー航空のB727スーパー27です。

キングフィッシャー航空はインドの新しい航空会社で、ビール会社のキングフィッシャー・ビールが2004年に創った航空会社だそうです。

縮尺は1/100で、図面は航空機年鑑の727-100の図面を使いました。上の写真は木地の状態、材料は朴の木です。スーパー27にするためウイングレットを取り付けましたが、側面のエンジンが大きい事にまだ気が付いていません。操縦席部分は切り取って透明塩ビのパーツに換えてあります。天井の部分に中のパイロットが透けて見えている。

いきなり完成写真。ツルピカの塗装は水野さんのサイトを参考にさせていただきました。A340の製作記 白塗装後にデカールを貼ってその上にクリアー塗装を掛け、デカール部分を水研ぎして平滑にします。さらにその上にクリアー塗装をして光沢を出します。私の場合、真夏の暑い日中に塗装したら、いいツヤが出たため仕上げの水研ぎは省略しました。翼の前縁部はt0.1のアルミ板を貼っています。

スーパー27は直径の大きなエンジンとウイングレットが特徴です。エンジンのタービンも水野さんのやり方を真似て、アルミ板にハサミで放射状の切込みを入れて作りました。

この前、街でインド料理店を何気なくのぞいた時、店内にキングフィッシャービールが置いてあるのを発見しました。緑色の小瓶にこのロゴとカワセミのイラストが描かれているようです。まだ飲んだことはありませんがそのうち試してみようと思っています。

カワセミのイラストは別の機体の写真から切り取りました。このマークだけはビットマップのまま印刷しましたが、他のロゴなどはラインデータで描きなおしています。タイヤはアルミパイプのリムにゴムシートから切り出したタイヤを嵌めてあります。

着陸シーン。ただ高揚力装置が何も作動していないのは悲しいですね。


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