製作開始

今年からTSMC(東京ソリッドモデルクラブ)では製作例会というのを始めました。各自、材料、工具を持ち寄ってその場で製作を進めます。ワイワイやりながらの製作ですからいくらも作業は進みませんが、先輩達の名人技を見ることが出来る貴重な時間です。私が選んだ機体は「BACライトニングF Mk.6」です。1/24で、アルミ薄板を貼ってピカピカに仕上げたいと思っています。

むくの木材から削り出すのがソリッドモデルですが、ちょっと違う方法で作ることにしました。TSMCで頂いたソリッドモデルの教科書?によれば、胴体を削り出す際、側面図や平面図を写した型紙にならって木材を切り出すようです。

それならばベニアに側面図、平面図を直接貼って切り出し、それを「ト」の字形に貼り付けて骨として、その上にバルサを貼れば固いベニアをガイドにして整形できます。この方法ならば、先の工程で、吸入口、排気穴、コックピット等を彫り込む際にも楽が出来そうです。主翼の骨になるベニアは抜き差し可能なように、ベニアで作った箱に角度出しをして差し込んであります。

4mmのバルサを貼って整形しました。左右の胴体は真鍮のパイプで結合できます。

軽量化を計る必要はありません。表面は全面エポキシ接着剤で固めてしまいます。


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