エアフィックスのライトニングF6

参考のためエアフィックスの1/48 ライトニングを購入しようと思い、いろいろお店を探しましたが発見できませんでした。ほとんどあきらめていたところ、運良くTSMC会員の方に見せていただくことが出来ました。パーツはランナーに付いたまま観察しましたが、新発見がたくさんありました。

先ず、モデリング全般にメリハリが利いていてシャープな仕上がりになっていました。ライトニングの特徴である翼端後縁部が平面的に削り取られて、面の折れ曲がりがはっきり表現されています。また主脚より内側にはパネルラインが無く、手持ちの図面とは大きく異なっていした。

もうひとつ驚いたのは、胴体断面形状が小判形ではなく、極端に言えばおむすび形であったことです。図面にはそのような表現が無かったのですが、そのつもりで写真を見ると両側面の平面部が下側に広がっているように見えます。

主翼はほとんどアルミを貼り終えていましたが、漫然とサンドペーパーで磨いたため、面と面の稜線のエッジが潰れて、なんともだらしの無い造型になっていました。修正不可能と判断し、作り直すことにしました。写真の上が作り直した主翼です。

胴体は左右を貼り合わせる前であったため、胴体の下側に2mmのスペーサを挟んで貼り合わせました。バルサ張りの胴体のため、中央部にスペーサを入れて胴体を歪ませれば、前後端はテープで押さえる程度で修正することができました。


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