C-130その3

やっとロールアウトしました。まだ完成したわけではありませんがこの状態で展示会に出すつもりです。リンケージはすべて釣り糸にしました。ただ取り外し式の外翼は分割部にエルロンリンケージの伝達機構が入っています。RCメカはまだ乗せていません。動力はまだ未定で、取り合えずデモ用のためにプロペラはミニ四駆のマブチモーターで回転します。

自衛隊の迷彩色は1度失敗して塗り直しました。手っ取り早くスプレー缶の近似色で済ませようと、グリーンの部分を零戦で使ったタミヤのAS-1、ブラウンの部分をAS-15(タン)、グレーの部分をAS-7(ニュートラルグレー)で塗りました。しかしAS-1は零戦のイメージが強く枯れた感じがモダンな機体には似合いません。ブラウンと思った部分も実機の写真をよく見ると、茶色味は少なくむしろオリーブグリーンのようです。結局、ニュートラルグレーだけを残して他は調色からやり直しました。

いつもは背景に他のものが写らない様にアングルを選ぶのですが、今回は機体が大きく低いアングルでは背景に実感を損なうものが写ってしまいました。コックピット両サイド6枚ずつある窓のうち下側の3枚は雑誌の写真で同一平面上にあると判断して作りました。しかし横田でのフレンドシップデーの折、よく観察するとわずかに角度がつけてあるのを発見しましたが、すでにこの部分は完了していましたので再現はあきらめました。

胴体を手で持って撮影した飛行姿勢です。機体が重く片翼だけを持っての撮影は出来ません。エンジンナセル、プロペラ共にやや大きめに作ってありますので、少し逞しい感じになりました。


機体が大きいと各部の工作が大雑把になりがちです。エンジン部は筋彫りが太く、カバーの合わせ目にも大きな隙間が開いてしまいました。

コックピットは窓が多く中がよく見えます。しかし天井部が覆われていて上からの光が当たらないのでパイロットの顔はあまりよく見えません。機体を傾けて光を当てると「辻・加護」は前を見ていない!いたずらしているうちに飛び上がってしまったのか?



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