胴体に?発見

ネットからF-105Dの資料を集めていたとき、この写真を見て気が付きました。胴体の陰影の境目のラインが、主翼付け根の箇所で盛り上がっています。他の写真を見てみると確かにこの箇所に、滑らかでない陰影の盛り上がりがあるようです。私の手元にあるプラモ、モノグラム1/48、トランペッター1/32のその部分を見ても、このような陰影にはなりません。どうやら特ダネ発見のようです。早速、これを再現することにしました。

陰影の盛り上がりに合わせて、パテを盛ってみました。似たような陰影になりますが、別な角度で見るとシルエットが少しおかしいようです。

こちらは逆にその部分を削り込んだ場合です。こちらのほうが実機写真のアウトラインに近くなります。

加工がかなり進んだ段階で後方より見た写真。胴体のその部分に主翼の映り込みがあり、実際以上にくびれているように見える。しかしこの部分の形状はプラモのように滑らかではなく後部胴体へ向けて急激な断面形状の変化があるようです。

斜め後方からの写真。この部分にあまり意識しすぎてやや誇張された形状になってしまい、少し穏やかな形状に修正中です。


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