小物部品

私は計器板のような小物を作るのが苦手で、大抵はプリンタで印刷したもので済ましていましたが、今回はがんばって少し手を加えて見ました。先ず計器の針や文字ですが、資料に従いデータを作り黒字に白文字で印刷しました。しかし私の持っているインクジェットプリンタではどうしても線が細ってそれらしく仕上がりません。そこで、熱転写プリンタで白のデカールを作り黒の板に貼り付けました。こちらの方がそれらしく見えます。
計器板はプラバンで作り計器の丸穴や角穴を開けグレーで塗装します。計器のベゼルは黒の食品ケースを利用して作りました。しかしこれがPP(ポリプロピレン)だったため後でトラブルが発生。計器板の小さな文字やロータリースイッチの目盛りなどは白デカールで作り貼り付けましたが、貼り付ける相手がPPのため密着しません。しかしベゼルは貼り終えていたため、だましだましデカールを使って仕上げました。

計器板をコックピットに組み込みました。射出座席はアルミ板(t0.1, 0.5, 1, 1.5)を切り抜き、穴あけ、曲げ等したものを瞬間接着剤で組み立てました。

風防はt1アクリルでの成型をトライしましたが上手くいかず、t1塩ビで作りました。窓枠はt0.1アルミの暫定品です。

可変ノズルは真鍮板に切り込みを入れてすぼませた物に真鍮線を半田付。UVスプレーのアルミ缶に取り付けて黒塗装します。アフターバーナー部のジャバラは丸棒に太い針金を巻きつけたものにt0.1のアルミ板を押し付けて成型しました。

前脚は真鍮パイプを半田付して組み立てました。タイヤはゴムシートから切り出し、ホイールはアルミパイプをカットしたもの。ディスク部はアルミ板を円盤状にして0.3アルミ板で作ったスポークを接着しました。前脚は胴体に引き込み可能です。

主脚も真鍮パイプ、板を半田付したものです。タイヤはゴムシートから切り出し、ホイールは適当な径のアルミパイプが手に入らなかったため、鉄パイプで作りました。ディスク部はアルミの円盤ですが外側のカバーをへら絞りで作りました。脚カバーはアルミ缶で作った暫定品です。燃料タンクはフライングモデルの要領でバルサの中空品で表面はエポキシで固めてあります。


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