構想

1.機種の決定

F/A−18を作ることにしたのは、’97年の厚木基地祭でその姿にすっかり魅了されてしまったためです。久しぶりに見たジェット戦闘機の飛行は実にパワフルですばらしいものでした。これは,ぜひ,作らねば,と心に決めました。
その時,たくさんのF/A−18を見ましたが、取りあえず地上展示の中で一番派手なNo.400の機体を選びました。デザイン的にはいまいちだがとにかく一番ハデだこれにしよう!というわけです。

F18実機−厚木にて

これを作りてェ〜!


2.なぜラジコングライダーか

以前,私のホームページのゴム動力スホーイを見た方から,ジェット機のスケールモデルを飛ばす方法としてラジコングライダーがあるよ,というメールをいただいたことがありました。
ジェット機のモデルを飛ばすときの問題は動力をどうするかです。わたしは現在のところ,重量100〜200gぐらいの小型の模型に使える噴射式のエンジンを知りません。電動ファンは馬力がないし,固体燃料ロケットは安全性に問題がありそうだし、ペットボトルロケットは繊細さにかけるし、高価なターボエンジンは飛ばせる場所がないし、となると,いっそう動力なしでもいいのでは?そうすれば完全なスケールモデルにすることができそうだし,気軽に近所で飛ばせそうです。
やはり,取りあえずグライダーでやるしかないか・・・。


3.計画諸元

縮尺:1/24,全長約700mm
重量:プロポ,バッテリー込みで200g以下
コントロール:エルロン、エレベータの2ch
構造:スチレンペーパーモノコック(バルサ補強)


4.問題点

その1:スチレンペーパー機は墜落時に衝撃でダメージを受けないように主翼が差し込み式になっているが,エルロンの作動ロッド類をどの様に断続するか。
その2:オールフライング式エレベータの回転軸部の取付強度。
その3:複雑な胴体の構造、及び制作時の分割位置。
その4:牽引フックを長い機首のどのあたりに付ければよいか。
その5:錘を追加しない重心位置のアジャスト方法。
その6:プロポ,バッテリーの固定方法とメンテナンス用扉の構造。


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