Shadeで遊ぶ


  遂に3DCGを始めてしまいました。以前から興味はあったのですがなんとなくハードルが高いと思っていました。友人が始めたShadeを見てみると形状の編集をベジェ曲線で行っています。ベジェ曲線はドローソフトで使い慣れていますので、これならば自分でもやれそうだと思ったものです。そして Shade Debut R4 を買ってしまいました。

 3DCGツールが手に入れば、先ず作ってみたいのが飛行機ですが、超リアルな疾風の3D画像は最終目標にするとして、取敢えずどんなものが出来るかやってみました。

 Shadeには簡単に立体を入力する方法として掃引と回転があります。掃引は平面図形を1方向に引っ張って立体化する方法です。この掃引で円を引くと円筒になります。そして表面材質を指定するとこんなものが出来ます。


 回転は平面の断面形状を回転軸回りに回転して立体化する方法です。これを使うとこんなものが出来ます。


いずれも極めて簡単な操作で作ることができますが、その結果は非常にリアルな質感を持った美しい画像になります.
これはとても手書きの敵うレベルではありませんし、2Dのペイントソフトでも敵わないでしょう。

掃引と回転を使えばこんな図も簡単に作成できます。


ホイールのディスク部にある穴は疑似集合演算という方法でくり貫いています。
タイヤがつるつるのスリックタイヤですが残念ながらまだトレッドパターンを作る技術を知りません。

テクスチャーマッピングという方法で適当な図柄を立体に貼り込んで表示することが出来ます。


スプレー缶の文字はドローソフトで作成しBMP形式に変換すればShadeでテクスチャーとして利用できます。

そして、掃引、回転、断面形状の修正などを行えばこんなものができます。

ここまで出来れば飛行機などすぐに作れそうですね。

そこで作ってみました。

これはかなりいいかげんな震電です。プラモを見ながら適当に入力しました。それでもShadeの表現力のおかげで結構見られると思いませんか。
いやいやまだここで満足してはいけません。
この震電にはスジ彫りがありませんしプロペラが回っていません。またパイロットが乗っていません。しかし、いずれも初級のレベルではまだどうすればそれが出来るのか掴めていません。


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