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  <TITLE>２００３年、印象に残った本 </TITLE>
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<P><A HREF="../index.html">[TOP]</A> . <A HREF="yomo.html">[よもやま話の目次]</A></P>

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<P>
<CENTER><FONT COLOR="#330099" SIZE=+3>２００３年、印象に残った本</FONT></CENTER>
<center>

<TABLE BORDER="0" CELLPADDING="5" CELLSPACING="2" WIDTH="90%">
<tr><td>
<P>　２００３年に読んだ本・著者で印象に残った物を紹介します。順番は読んだ時期の順です。

      <HR ALIGN=LEFT>
      </td></tr></table>

<P>
<TABLE BORDER="0" CELLPADDING="5" CELLSPACING="2" WIDTH="90%">


<TR>
<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○海の味　異色の食習慣探訪/ 山下欣二/ 八坂書房</FONT></B>(1998)<BR>
</P>
<P>・イソギンチャク、ウツボ、ウミヘビなど普通は食べられていない海の生き物を食べてみるという本。ゲテモノ食いのようでもあるが、多くは「食べられるのだが、採取の手間や可食部分の量などからことさら食べられていないもの」で、それなりに食べられる、うまいものが多いようだ。ただ、ゴカイなどきわめてまずいものもあるとか。個人的には、この本にあげられているカサガイ、ツブなどは小さいころ海辺の親戚で夏休みを過ごしたときに食べたことがあるのがなつかしい。<br>
シリーズ本として <br>
<b>虫の味 / 篠永哲、林晃史 / 八坂書房 </b>(1996)<br>
というのもあるのだが、これはあまりうまそうでない。ハチノコなどはともかく、ゴキブリやカマキリ、アオムシのジュースなんてとても手を出す気にはならない。
ま、興味ある人はご自由にというところ。
</TD>
<TD VALIGN="TOP">
<IMG SRC="book03/uminoaji.jpg" WIDTH="100" HEIGHT="146">
</td>

</TR>


<TR>
<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○倒産するとこうなる / 内藤明亜 /  明日香出版</FONT></B>(1995)<BR>
</P>
<P>・「倒産したある会社社長の実体験から生まれた反省と、よりよい対処法。再スタートを切るための親身のアドバイス」<br>
　倒産関連本では、大きい会社の法的整理の関係か、個人の自己破産の本が多いが、この本はその中間で小さなソフト開発請負会社の倒産の話である。
　小さな会社の資金繰りの苦労などの実態がわかり参考になった。自分の仕事の環境が恵まれているなということと、よそに対しても気を使ってあげなければということを感じました。
</td>
<TD VALIGN="TOP" >
</td>
</TR>

<TR>
<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○神はダイスを遊ばない / 森巣博 / 飛鳥新社</FONT></B>(2000)<BR>
</P>
<P>・オーストラリアのカシノの常打ち人であるという筆者のギャンブル小説。同じような舞台で「越境者たち」（扶桑社）というのもある。<br>
時に社会批評などに脱線することもあるがそれもまたなかなか面白い。筆者に言わせれば，日本の公営ギャンブルやパチンコ業に比べればオーストラリアのカシノのほうがよほどまともだとのこと。
</td>
</TR>

<TR>
<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○ダイオキシン　神話の終焉 / 渡辺正・林俊郎 / 日本評論社</FONT></B><BR>
</P>
<P>・恐怖の物質とされるダイオキシン。その発生を防ぐため、厳しい規制が行われつつある。<br>
しかし、ダイオキシンについて思われていることはすべて本当なのだろうか。
もしかすると、誤解があるのかもしれない。そしてそこには、故意によるねじまげが一部に行われ、結果的に大きな過ちが導かれた可能性がある、とする本である。毎日新聞の藤森照信氏の書評（リンク切れなので<a href="http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak211_215.html#zakkan213">こちら</a>参照）では、それを旧石器遺跡捏造に匹敵する行為ではないかとも指摘している。<br>
批判を受けた人たちの反論が聞きたいところである。
</td>
<TD ROWSPAN="2" VALIGN="BOTTOM"><IMG SRC="book03/hakusai.jpg" WIDTH="100" HEIGHT="148" ALIGN="BOTTOM"></TD>

</TR>

<TR>
<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○白菜のなぞ / 板倉聖宣 / 平凡社ライブラリー</FONT></B>(2002)<BR>
</P>
<P>・よくある、野菜の文化や料理で一冊の本にしたもの、かと思ったらそうではなかった。白菜は中国には昔からあったのに、日本で栽培されるようになったのは明治以降である。なぜそれまで栽培されなかったのだろう？という疑問をとりあげた本である。ここでは回答は書かないが、この本は園芸の本ではなく青少年向け科学の本でした。
</td>


</TR>

<TR>
<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○ゲド戦記５　アースシーの風 / Ｕ．Ｋ．ル=グィン / 清水真砂子訳 / 岩波書店</FONT></B>(2003)<BR>
</P>
<P>・第４巻「帰還　ゲド戦記最後の書」が出てから１１年後、　「ゲド戦記-５　アースシーの風」が2001年（日本語版が2003年）に発行されました。前巻は「最後の書」とされていたが、一部に新たなテーマがほのめかされていたりしたので、この第５巻は出るべくして出た巻といえよう。本屋でも改めて1巻から平積みされ、図書館でも予約が多数。第１巻の刊行が1968年（日本語版1976年）、大変なロングランである。第１巻が出たときに読んだ少年も今では４０代という計算になる。訳者も健在で何よりでした。<BR>

→<a href="book98.html">1998年、印象に残った本</a> 参照<br>
(2004.10 追記）清水真砂子氏のゲド戦記の訳業が２００４年１０月第４１回日本翻訳文化賞を受賞しました。

</TD>
<TD VALIGN="TOP"><IMG SRC="book03/gedo-5.jpg" WIDTH="100" HEIGHT="140" ALIGN="BOTTOM"></TD>
</TR>

<TR>
<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○蒲田戦記 / 佐佐木吉之助 // 日経BP社</FONT></B>(2001)<BR>
</P>
<P>　数年前、ＪＲ蒲田駅東口にできたビルに大田区役所が移転した。バブル期に駅前商業ビル用に建設されたビルで、役所らしからぬ仕様である。だが、地下には地域冷暖房設備を持ち、将来の地下鉄駅や西口駅ビルとの接続にも備えた構造になっているという。この本は、このビルの建設の途中までの話を、ビル開発にあたった会社の社長が書いたもの。政治とゼネコンと銀行の画策で、ビル計画が歪められ、できたビルは取り上げられた（差し押さえられた），とするものである。本の内容が全部本当とも思わないが、裏でいろいろなことがあったらしい、とは思う。
<BR>
</TD>

<TR>
<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○活字の海に寝ころんで / 椎名誠 // 岩波新書</FONT></B>(2003)<BR>
</P>
<P>　椎名誠が岩波の「図書」に連載した文をまとめたものである。内容は特に言うほどもないが、電子レンジに関して書いたところで、
「その電波は周波数ニ四五○マイクロヘルツのマイクロ波である」とある。
マイクロヘルツなんて単位はなくてメガヘルツが正しい。本人もよくわからないと言っているので単純ミスだろうが、編集者の校閲はなかったんだろうか。岩波新書だけにちょっと残念である。（初版第１刷による）<br>
　マイクロ波の電子レンジ作用発見の経緯については、実験者のポケットの中のチョコレートが溶けたので発見した、となっているが、水分の少ないチョコレートがポケットの中で溶けるほどのマイクロ波を受けたら,人体の方に相当の作用があったのではないだろうか。少々あやしいような気もする。
<BR>
</TD>
<TD VALIGN="TOP"></TD>
</TR>

<TR>
<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○メアリー・アニングの冒険　恐竜学を開いた女化石屋 / 吉川惣司、矢島道子 // 朝日選書</FONT></B>(2003)<BR>
</P>
<P>　イギリスで、恐竜学の始まりの時に、化石集めを仕事にした女性の生涯を描いた本。<BR>
発売と同時に読んだのだが、その後、毎日新聞、朝日新聞、そして読売新聞と次々と好意的な書評が出た。これは書評界の三冠王と言われるほどの扱いなのだが、これらの書評を読んで初めてこの本の価値がわかったような...。
<BR>
</TD>
<TD VALIGN="TOP"  ROWSPAN="2" >
<IMG SRC="book03/anning.jpg" WIDTH="100" HEIGHT="151">
</td>

</TR>

<TR>
<TD VALIGN="TOP"><P><B><FONT SIZE=+1>○磁力と重力の発見 / 山本義隆 // みすず書房</FONT></B>(2003)<BR>
</P>
<P>　山形浩生が朝日に印象的な<a href="http://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=3934">書評</a>を書いた。その後、大仏次郎賞を受賞したのであるが、選考委員のひとり養老孟司は「選評を拒否する」との選評を書いた。気になった本で買ってはみたが、重たそうで読むひまがなく、まだ読んでいない。
<BR>
道浦母都子の随想<a href="http://homepage2.nifty.com/ikariwoutae/starthp/subpage04.html">「３巻に託された重さ　山本義隆氏の新刊を手に」</a>は「その本をまだ読んではいない。」で始まる。読まずにここまで書くのはたいしたものである。



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<P><A HREF="../index.html">[TOP]</A> . <A HREF="yomo.html">[よもやま話の目次]</A>
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