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精一杯、『彼のたいぷの女の子』演じた。 めいっぱい、『彼女』を演じた。 一生懸命、『いいこ』を演じた。 だけど4日目、空港にいく時間は普通に来た。 いっぱい愛し合ったけど、全然足りなかった。 たったの4日じゃ、満たされない。 愛して欲しい、あたしだけを。 空港へ向かう、船の中。 ひざまくらをして欲しいという彼に、 笑って「いいよ」といいました。 彼が寝ているうちに泣いてしまおうと思ったの。 絶対に彼に涙をみせたくなかったから。 海を見ながら、後から後からこぼれる涙を 一生懸命ふき取っているうちに空港につきました。 その代わり、さよならは笑顔でいえたよ。 「最後にちゅーしよ?」って言っちゃったのは 未練がましかったかもしれないけど、 それくらい、許されるよね。 たった4日間の恋人ごっこだけど、 飛行機にのるまでは、 あたしはあなたの『彼女』だもん。 ホントはちゅーよりね 『本物の彼女』の座がほしかったんだよ。 でも、ありがとう、幸せだった ちびちゃ |
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