◇天の川を美しくする会                  ○会長:谷井昭雄

代表幹事:佐藤義也                 576―0021 交野市妙見坂5―13―6         072-894-0877 ayakouji@hi-ho.ne.jp        

○ホームページ(個人):
h
ttp://www.hi-ho.ne.jp/ayakouji/iwabasiru.htm

○参加団体 22団体

○.主な活動                             ◇地元に密着し、天の川を中心に、市民による市民のための自然と環境保護・創造の活動を行っています。

1.清掃活動                              天の川交野域4.5キロを5区分し、4月〜10月 月1回 

2.子供親水行事                  年1回、於:水辺プラザ 

3.環境団体への協力・支援、景観の創造など

4.アドプトリバーに                 2006年9月 大阪府より認定 

○事務局                      571―8501 門真市大字門真1006         パナソニク本社技術部門労組 R&D支部内    06-6900-9669

天の川を美しくする会

年間活動日程/活動報告 ’09年 ’10年                          │ 話題など  │ 活動歴

天野川は、大阪府四条畷市上田原に源を発し、交野市の名勝磐船峡の巨岩をかけくだり、交野市・枚方市の市街を流れて淀川に注ぐ、流路延長14.9キロの一級河川です。

天野川の流域にひろがる「交野ヶ原」には、桓武天皇がしばしば遊猟に訪れ、多くの平安貴族もこれにならって、ここで鷹狩りや桜見物をしました。

平安から鎌倉時代の歌人は、当地を題材にし、天野川を夜空の天の川に見立てた七夕伝説の和歌、鷹狩りや桜見物の和歌などをたくさん詠みました。

また、江戸時代、ここを訪れた貝原益軒が、天野川の姿を天上の銀河そっくりだと称えるなど、古くから天野川と流域の自然は愛されてきました。

◇和歌の例

○七夕伝説の和歌                  狩り暮らし棚機(たなばた)つめに宿からむ 天の川原にわれは来にけり                   在原業平  古今和歌集

○桜見物の和歌                   

またや見ん交野のみ野の桜狩り 花の雪散る春のあけぼの                        藤原俊成 新古今和歌集

◇来訪者

○星の里いわふね(上流にある交野市親水施設)  8.3万人

○星のブランコ(最上流にある大阪府園地施設)  42.8万人

◇川辺の生きもの

○天野川橋近辺の水生生物 ヘビトンボ、ガガンボ、 カゲロウ、トビゲラ、オニヤンマ、オイカワ、ヨシノボリ、ドンコ、ナマズ、フナ、ザリガニ、カワニナ、鳥類では、コサギ、ゴイサギ、カルガモ、カワセミ、セキレイ

○磐船神社近辺の水生生物 50センチ×50センチ の広さに、シジミ47個、カワニナ15個、タニシ7個 (2006年11月調査)

閉じる

TOPへ

◇2010年3月6日、本会がワークショップに参加した「天の川と第二京阪道路の交点」のオープンに
際し、ワークショップでの市民の要請に応え、歌碑と桜の木を贈呈した。

◇歌碑の和歌は「天の川遠き渡りになりにけり 交野の御野の五月雨の頃」(続後撰和歌集 藤原為家)
で揮毫は桑野幸徳さん、裏書きは、元私部区長の阪長 保さん。本会会長谷井昭雄さんが、中田仁公
交野市長に目録を贈呈した。

◇これらは、三洋電機株式会社の三洋シンク・ガイヤ財団、パナソニックが株式会社のパナソニック・グリーン・
ボランティア倶楽部からの資金によって行われた。

◇天野川

関連ページ

◇天の川を美しくする会諸活動


名勝「磐船峡」(目下不通)

              私市橋付近

            天野川橋付近

                交野橋付近
6.天の川と第二京阪道路の交点へ歌碑贈呈

1−1.清掃活動


2.親水行事


◇大阪府枚方土木事務所からドリンクのサービスをいただき、ペットボトルのもんどりづくりとアミでの魚とりを教え、とれた魚や虫の名前を教え、最後に、清掃と芝生の水やりをする。


 3.環境団体などへの協力・支援 

テーマ 時期 参加者 提案内容

水辺プラザ改修工事

<主催>枚方土木事務所交野市

05年 4回

07年 オープン

地元代表、市民団体

近隣小学校長、識者

1.近辺の自然との調和

2.有形文化財の保護・保全

※わが国最古の砂防堰堤が二箇所あります。

3.七夕伝説との関連づけ

4.夜、人が集まらない工夫

尺治川改修工事

<主催>枚方土木事務所交野市

07年 3回

08年 工事開始

同上

1.近隣住民の避難路確保

2.近辺の自然との調和

3.有形文化財の保護・保全

※わが国最古の砂防堰堤が一箇所あります。

4.快適・安全な散策路

第二京阪道路と天野川交点のデザイン

<主催>交野市

<オブザーバー>、国土交通省枚方土木事務所 ※最終的には主催者へ

07〜08年 5回

08年3月 市長報告

2010年 工事予定

地元代表、市民団体
1.騒音防止施設と近辺自然との調和

2.なごみの空間づくり
 (植栽、散策路、親水施設、見晴欄干、照明など人と自然にやさしいデザイン)

3.七夕伝説との関連づけ
(道路標識、表装、照明、歌碑設置など)

◇行政主催のワークショプに、環境団体の代表として参加、市民の目線に立ち自然と環境を守る立場で多くの提案を行っている。

4.環境フェスタin交野へ支援と出展

5.私市水辺プラザへ歌碑贈呈

◇2007年5月、本会がワークショプで企画に参画した私市水辺プラザのオープンに際し天の川を美しくする会の創設者 故有井貞登さんを偲び、ご遺族のご提供により、在原業平の和歌『狩り暮らし棚機(たなばた)つめに宿からむ 天の川原にわれは来にけり』の歌碑を建立、贈呈した。揮毫は、会長の谷井昭雄さん。裏書きは、元私市区長井上信夫さん。同時に、桜とかえでなどを歌碑のまわりに植樹した。右端写真中央は、有井夫人。       関連ページ

1−2.竹炭による浄化活動(試行)

◇竹炭を用い、妙見川の天の川流入口に、試験的に水質浄化を行っており、年2回、交野竹炭づくりボランティアの協力のもと、竹炭を取り替えている。

◇初回の環境フェスタin交野2006年より参加、2007年、2008年は天の川を美しくする会代表幹事、佐藤義也が実行委員長を勤め、2009年から顧問に退いた。